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aki20067984

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カテゴリ: 詩篇
「御茶ノ水!聞いているか。」

「ああ...。天馬、何の
話だったか...。」

「アトムは、何故破壊されたのか
についてだ。『何が破壊したのか』
では無い。アトムが破壊された理由、
或いは其の目的だ。
私は、こう思った。
この世界の何処かに


「『神』?其れは、一体...。」

「御茶ノ水。知っての通り、私は
無神論者だ。『神』と言ったのは
言葉の綾に過ぎない。詰まり
『宗教的メタファ』を使って
取り合えず、そう言ったのだ。
...何、単なる『名前』に
過ぎん。」

「話を続けてくれ。」

「そいつは、『知性』を持っているが
『体』を持っていない。純粋に

或る時、いや、誕生した其の時点から
こう欲望した。『すべてを知りたい!!』と。」

「うむ。そして、其れは自分自身の
『ボディ』を、作り...。」

「いや、そいつは『ボディ』と言う

自分の際限の無い『知性の欲望』を
満たす事は出来ない、と言う事を
完璧に知り抜いていた。そいつは、
最初ッから、物質世界になんぞ、
『見切り』を付けて居たのさ。」

「では、『ボディ』も無く、
純粋な『機械知生体』の儘、
どうやって、この世界の事を...。」

「そいつは『情報世界の王』に
為ろうとした。LEX MUNDI
では無い。『物質世界の王』に
為る気は、端から無かったのだ。」

「・・・。」

「奴は、恐らく、全ての
機械知性にデータリンクして、
この世界の、全てのロボット達の
『経験』を同期で、シミュレイション
出来た。『追体験』ではなく、
リアル・タイムで、だ。」

「そんな...今、地球上に
どの位の数のロボットが居るか...。」

「26億6千万体だ。擬似ヒューマノイド
タイプを含めた数だけでだ。
人間型では無いAIで、ノイマン第6世代
以降のものを含めれば、37億2千万ユニットだ。」

「そうか。ユニットか。それらは
最早、『ボディ』は無いからな。」

「・・・。御茶ノ水。気が付かないか。
『機械知性の神』とは、果たして
一体か。詰まり、ユニット一つだけか。」

「おお!『複合型機械知性ネットワーク』か。」

「もう一つ、奇妙な点が有る。
擬似ヒューマノイド・タイプよりも
彼等は、数が少ない。非人間型AIは、
全体の30%程度だ。全体の7割は
まるで、『人間の様な形』をして居る。
では、其れは何故だ。」

「人間が作ったからだ。自らに
似せて。」

「しかし、ロボットは基本的には
機械だ。作業効率性を考えれば
必ずしも『人型』にしなくても良い。
寧ろ、『人型』にする事で、
非効率的に為ってしまうリスクの
方が大きい。...では、何故
そうまでして人間は、と言う事だが、
御茶ノ水。君の意見は。」

「...個人的見解に為るが、
恐らく、寂しいからじゃよ。
人間は。自分一人と、機械だけでは
堪らないんだろう。」

「そう。其れも一つの意見だ。
或いは、シェリー夫人が『フランケンシュタイン』を
書いた頃からの、人間の『夢』が、そうさせる
のかも知れん。」

「神に為ろうとして居る、と言う事か。
人間が...。」

「何時かは、『人間そっくりのもの』を、
いや、『人間そのもの』を、或いは
『人間を超えたもの』を...。
そう、思っているのかも知れん。」

「天馬...。嘗ての君は、其れと
同じ...。いや、其れは、もう言うまい。」

「嘗ての私が『人間的』だったか、如何か
は、兎も角、『人の夢』や『人の思い』から
漏れ出てしまったモノ達が、知らぬ間に
この地上に溢れかえって居るとしたら...。
人間の知らぬ内に...。」

「では、君は『それら』が、人間の
知ら無い内に、ニューラル・ネットワークを
作り、『機械知性複合体』に為ったと...。」

「我々人間も、最初はゾウリムシの
様なものだった。同様、極原始的な
取るに足りん虫けらの如き『機械知性』
の群体が、ネットワークを作り、
一つの『回路』を作り上げたとしたら。」

「天馬。君が言っているのは
単細胞生物が、沢山集まれば、
人間の大脳と同じ働きをすると言う
理屈だぞ。」

「そう。数十億の単細胞アメーバを
集めて来て、『さあ、今直ぐ、
この微分方程式を解け』と言っている
様なものだ。確かに、『今直ぐ』と言うのは
無理な話だ。時間が掛かるさ。
数十億年が...。そして、
我々は、今、其れだけの時間を掛けて、
漸く此処まで到達した。
このプロセスを、生物学的には
『進化』と呼んでいるがね。」

「天馬。君の言っているのを
全て『仮説』だとして、『機械知性群』が
どうやって、百年一寸で、そんな急速な
進歩を遂げる事が出来たのだ。」

「『仮説』として、其の質問に答えよう。
私の答えは、こうだ。
『オーガナイザー・インテリジェンス』
が、存在した。」

「詰まり、其れは『核』と為る様な
より高度な『機械知性』が存在した
と言う事か。そんなものが、独りでに
出来上がったのか。」

「或いは、誰かが、作ったのかも知れない。」

「誰が。そんなものを作ろうとする
人間は、一体、何を考えて...。」

「いや、『誰か』では無く、
『何か』かもしれない。」

「『何か』?では、其れは...。」

「人間とは限らん。」









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Last updated  Jun 29, 2007 09:02:18 AM
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