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2007年01月23日
テーマ： 本日の１冊(3748)
カテゴリ： お勧めBOOK
灰色のピーターパン
2006.06/単行本255p【目次】
灰色のピーターパン…盗撮映像売買で恐喝されるハメになった小学生
野獣とリユニオン…足に障害を負った兄の敵を討つために復讐を誓うブティック販売員
駅前無認可ガーデン…幼児誘拐事件に巻きこまれた園児救出劇
池袋フェニックス計画…外国人と風俗店を追い出す“池袋フェニックス計画”とは！？
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1 年3カ月ぶりに刊行される 『池袋ウエストゲートパーク』 シリーズ第６巻目です。
以下、 １巻～５巻の紹介とレヴュー
『池袋ウエストゲートパーク』 『少年計数機｣ 『骨音』 『電子の星』 『反自殺クラブ』 (未読)
さて、今回シリーズの６巻目ということですが。よく続きますよねえ～
トラブルシューターのマコトが４件の事件を解決していくわけですが。。。
全体的に、順調に問題もなくはらはらすることもなく話は展開します。
ですので、 『骨音』 や 『電子の星』 のような危なさは全くといっていいほどありません。
特に 『電子の星』 『悪人がマネしたらどうすんの』 って思ったほど
"マンネリ" と言えばそれまでですが、よく言えば "安心して読める" 内容です。
いつものように果物を片付けていると、目の端の靴が映り ｢なんのトラブルだ｣ と始まるパターン。
『誰でもいいのか！？』 ってマコトに不信感を持ちそう
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＜総評＞★★★・・
話は落ち着いて、驚く展開もありませんが石田さんの作品が支持されるのは 心の描写や空気や風の表現 が上手だからかな。その場にいるような 丁寧で繊細な文章が読者をひきつけます
ありきたりですが、前作のようなグロサはないのでさらっと読める読み物に仕上がってる一冊
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