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この頃から私はノリのいいタイプだった。坂東妻三郎ことバンツマは、私のあこがれのスターだった。今でも古畑任三郎の主人公(田村正和が演じる)を見ていると、彼の父のバンツマを思い出す。
英雄の映画を観るとすぐに演じたくなる。浅草の木馬館で大衆演劇を見て、男の涙を流すのも、小学校の頃から変わっていない。ところで、民主党の海江田が泣いたので白けた。男の涙は、決して自分のためには流さない。こんな義侠心は父ゆずりだろう。その父を影で支えたのは母だった。母を中心に私の小・中時代は展開した。岡町は町ではなく、村、そして広場だった。この広場でリーダーが育った。