栄養学のススメ

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アルギニン



脳下垂体から分泌される成長ホルモンには、体を活性化し、免疫反応を強化する作用があるとみられています。アルギニンは成長ホルモンの合成に関与することで、人間を精神的にも肉体的にも強化する働きをします。病気にかかりにくく、傷の治りの早いからだを作るのです。このはたらきにより、障害を負った患者や術後の患者、感染症やガン患者の免疫を助けるのではないかと考えられ、研究が進められています。

成長ホルモンの作用には、からだの脂肪の代謝を促し筋肉を強化するということがあります。ボディービルダーの間でもアルギニンのサプリメントが使われているそうですよ。成人になったからといって成長ホルモンが必要ないという事ではなく50歳になって成長ホルモンが分泌されなくなった方もビタミン、ミネラルとともにサプリメントをとることで、精神的にも肉体的にも活性化させることができます。成長ホルモンにはアルギニンのほか、オルチニン、トリプトファン、グリシン、チロシンなどのアミノ酸にも合成作用があり、別々にとるよりも一緒にとるほうがより効果的だとされています。

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