フリーページ

@憂我なる<J-POP&FOLK>@


━浅川マキの世界『Darkness』


━”狼少年”森田童子


━”飛びます”山崎ハコ


━魂は時に絶叫する!友川かずき


━憂歌団"B級で悪かったな!"


━彼方より聞こえたるもの-林英哲


━劇的なるものをめぐって....美輪明宏


━さよならだけが人生....カルメン・マキ


カルメン・マキLIVE


━【加藤登紀子】


━【金子由香利】


━【ネーネーズ】


━【クミコ】


━【谷川俊太郎】


━【沢知恵】


親爺握手自慢高嶺乃花美女百景X'mas編


【?】


女ディランと呼ばれた女!中山ラビ


木村俊介ライブ ~音象~@幾何楽堂


◎ART<千年の愉楽>◎


━川本喜八郎とイジィ・トルンカの世界


━ヴェルーシュカ 変容(veruschka)


━28歳でこの世を去った男エゴン・シーレ


━バルテュス<Balthus>


━エドワード・ホッパー(Edward Hopper)


━モーリス・ベジャール


━佐伯祐三


━畑中純「まんだら屋の良太」


━畑中純「宮沢賢治の世界」


━奇想と純心の天才!五十嵐大介


━完全版!武満徹の世界


━声のない言葉 村里の猫と二人の女


━『宮沢賢治2006・銀河鉄道の夜』


『幾何楽堂』小坂憲正のDOOR曼荼羅


三遊亭京楽 独演会!


幻想画家の女王Leonor Fini


いい女列伝 伝説の名女優!太地喜和子


滝田ゆう


Satie


ヘンリー・ミラー


ヴァン・ドンゲン


マン・レイ


茂田井武


喜和子RETURNS!


ジャパン・アヴァンギャルド


SAMPLE


喜和子RETURNS 2!


飢餓海峡冬景色


ガブリエル・バンサン


アントニオ・ロペス・ガルシア 


堀江康子in幾何楽堂


幾何楽堂LIVE (夜の部)


高橋竹山


『日本製少年』


福島泰樹


村山槐多


AKIRA


AKIRA オープニングパーティーライブ


AKIRA 祈りプロジェクト 


AKIRA ART


破調 山中節


sansalo


太地喜和子RETURNS!其ノ弐


映画の<伝説的現在形>洋画篇


━ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』


━『ベニスに死す 』


━フランソワ・トリュフォーの世界


━『1900年』


━『ブラザー・サン シスター・ムーン』


━ジョン・カサヴェテスの世界


━『フォロー・ミー』ミア・ファロー


━『バベットの晩餐会』


━『欲望 Blow-Up』


━『ルシアンの青春』


━ジプシー音楽映画『ベンゴ Vengo 』


━『コヤニスカッツィ』


━『ストレンジャー・ザン・パラダイス』


━『トーク・トゥ・ハー』


.━『愛の嵐』から『まぼろし』へ


━『マルキ・ド・サドの演出のもとに・』


━ヴェルナー・ヘルツォークの世界


━『恋するガリア』


━『スモーク』


━アラン・タネール『白い町で』


━『MADREDEUS』


Rene Marie & 宮本貴奈


活動を再開している大西順子


ペンギン・カフェ・オーケストラ


フランソワ・ド・ルーベ


Le Samourai


━ロベール・ブレッソン『やさしい女』


━『灰とダイヤモンド』


トラン・アン・ユン監督作品『夏至』


リチャード・ブルックス


ピロスマニ


アルノー・デプレシャン


エミール・クストリッツァ


ケネス・アンガー


ジャンヌ・モロー


アリエル・ドンバール


パリのめぐり逢い


@憂我なる<MUSIC LIFE> @


━【武満徹の世界】


━【コヤニスカッツィ】フィリップ・グラス


━【セルジュ・ゲンズブール】


━【ペンギン・カフェ・オーケストラ】


━【チェット・ベーカー】


ー【バディ・デフランコ】


━【寺井尚子】


━【木住野佳子】


━【ビル・エヴァンス】


━【スコット・ラファロ】


━【フィリップ・グラス完全版】


━【ザ・ドアーズ】


━【サード・イヤー・バンド】


━【ヴェルヴェット・アンダーグラウンド】


━【ルー・リード】


━【パティ・スミス】


━【ジェームス・テイラー】


━【スティーヴ・ライヒ】


━【つのだたかし】


━【パリ・ミュゼット】


━【秋吉 敏子】


━【加藤登紀子】


━【フランソワーズ・アルディ】


━【タンジェリン・ドリーム】


━【ビル・チャ-ラップ】


━【エディ・ヒギンズ】


━【ジョルジュ・ムスタキ】


━【セルジオ・メンデス】


━親爺握手自慢高嶺乃花美女百景


━【ウテ・レンパー】


━【アンリ・サルヴァドール】


『市川雷蔵』


◇完全版!セルジュ・ゲンズブール◇


ジプシー音楽映画『ベンゴ Vengo 』


ステファン・グラッペリ


Singer & the Song


「トーク・トゥ・ハー」


フィリップ・グラス続編


♪シャーロット・ランプリング♪


グレンダ・ジャクソン


富樫森監督3作品!


『ベニスに死す(1971) 』


サイモン&ガーファンクル


『1999年の夏休み』


中島丈博『おこげ(OKOGE)』


矢崎仁司『三月のライオン』


寺島しのぶ『ヴァイブレータ』


■モーリス・ベジャール■


アンダグランド


フランソワ・トリュフォー


宮本貴奈トリオ


広島


<水源の森コンサート>


加藤登紀子コンサート 8/15


森田童子


「ソイ・アナ......私はアナ」


『ヴェルーシュカ 変容(veruschka)』


佐伯祐三


友川かずき


MACROBIOTICS CAKE 


『1900年』ベルナルド・ベルトルッチ


木住野佳子


憂歌団


親爺握手自慢高嶺乃花美女十景


林英哲


二胡の姜 建華(ジャン・ジェン・ホワ)


ジョン・カサヴェテス


ミア


シャーロット・ランプリング


有元利夫


DAVID HAMILTON


高峰秀子


坂田甚内先生


リチャード・ブルックス


映画の<伝説的現在形>邦画篇


カレンダー

2003年11月08日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




<内的ネオ・レアリスト>ミケランジェロ・アントニオーニ(Michelangelo Antonioni)




『欲望 Blow-Up』(1966)

監督: ミケランジェロ・アントニオーニ Michelangelo Antonioni
製作: カルロ・ポンティ Carlo Ponti
原作: ジュリオ・コルタザール
脚本: ミケランジェロ・アントニオーニ Michelangelo Antonioni
トニーノ・グエッラ Tonino Guerra
エドワード・ボンド Edward Bond
撮影: カルロ・ディ・パルマ Carlo Di Palma
音楽: ハービー・ハンコック Herbie Hancock
ヤードバーズ THE YARDBIRDS
(ジェフ・ベックとジミー・ペイジのツィンギターで「トレイン・ケプト・ア・ローリン」を演奏!)

  出演: デヴィッド・ヘミングス David Hemmings
ヴァネッサ・レッドグレーヴ Vanessa Redgrave
サラ・マイルズ Sarah Miles
ジェーン・バーキン Jane Birkin
 ヴェルーシュカ Verushka


<Michelangelo Antonioni>

ヴィスコンティ、フェリーニと並ぶイタリア映画3大巨匠のひとりミケランジェロ・アントニオーニ。
アントニオーニはネオリアリズモ以降のイタリアにおいて、「愛の不毛」「孤独」「断絶」といった人間の疎外感やコミュニケーションの可能性、不可能性を、実存主義的にかつ抽象的に語る映像作家で人間の内的ネオリアリズモを見続ける作家です。従って、社会を深くえぐるよりも、作中人物の心を魂を見つめる作家でベルイマンに通底する映像作家です。リアリズムの視線は、より深い人間そのものに向けられ<内的ネオ・レアリスト>と称されています。
また、<ほとんど宗教色のない唯一のイタリア人監督>でもあります。



<Filmography>

「愛のめぐりあい」(1995)104mins
「南風、アーモンドの木、火山、ストロンボリ、カーニヴァル」(1992)8mins
「ローマ」(1990)9.5mins
「クムバ・メラ」(1989)18mins
「リスカ・ビアンカへの帰還」(1983)9.5mins
「ある女の存在証明」(1982)128mins
「オベルヴァルトの謎」(1979)123mins
  ---テレビカメラで撮られた作品。原作はコクトーの「双頭の鷲」
「さすらいの二人」(1974)124mins
「中国」(1972)240mins
「砂丘」(1970)110mins
「欲望」(1966)110mins
「三つの顔/第1話 リハーサル」(1965)25mins
「赤い砂漠」(1964)120mins
「太陽はひとりぼっち」(1962)125mins
「夜」(1961) 122mins
「情事」(1960) 140mins
「さすらい」(1957) 102mins
「女ともだち」(1955)104mins
「巷の恋/第二話 自殺未遂」(1953)
「椿をもたない婦人」(1952)105mins
「敗北者たち」(1952)110mins
「ある愛の記録」(1950)110mins
「怪物の別荘」(1950)10mins
「ファロリアのロープウェイ」(1950)10mins
「七本の葦、一枚の服」(1949)10mins
「迷信」(1949)9mins
「愛すべき嘘」(1949)10mins
「NU (都市の清掃)」(1948)12mins
「ポー河の人々」(1943-1947)9mins



<Monica Vitti>

『夜』、『情事』、『太陽はひとりぼっち』の「疎外の3部作」は現代人のディスコミュニケーションと自己疎外が、端的に男女の間の愛の不毛?を通じて描いて秀逸です。最重要作、最初のカラー映画「赤い砂漠(1964)」では、やたらに垂直に立つ、煙突や鉄塔で画面は分断され、無機質に工業化された風景の中、モニカ・ヴィッティ演じる神経症患者の離人感に満ち満ちた実験的映画で、モニカ・ヴィッティの狂気まみれの美しさが頂点に達する傑作です。今の人には離人感って即、わかっちゃいますよね。ちょと怖いですねェ。それから、余談ですが、当時、アントニオーニとモニカ・ヴィッティは公然の仲でして、ご存知のようにイタリアというのはカソリックの国で法的に離婚は認められていませんね。



<David Hemmings>

『欲望 Blow-Up』は、イギリスで撮影されたアントニオーニの最初の英語作品ですが、バックグラウンドとして当時流行の最先端を行くロンドンの様相が興味深く描かれ、トレンディなファッション写真家のライフスタイルが60年代カルチャーとともに活写され、当時のモッズルックの流行など最高におしゃれでポップな映画でもあったことに、異論は無いと思います。デヴィッド・ヘミングス扮する映画の主人公、トーマスのライフスタイルに憧れましたね!アントニオーニの映画からすればアメリカで撮った「砂丘」とならんで商業的な成功もあり多分に商業映画的なところもあるかもしれませんが、最高傑作...と私は思っています。
この映画を私は当時、高校受験が終わったその足で観に行き、まさにカルチャーショックを受けました。ヤードバーズ(THE YARDBIRDS)の演奏が観られるという事で、当時のロック少年には夢のような映画だったんですねえ。ジェフ・ベックとジミー・ペイジのツィンギターで「トレイン・ケプト・ア・ローリン」を演奏!ギターぶっ壊すベックとニヤニヤ笑いのペイジのカッコ良いことこの上なし。しかし、興味の中心はこの映画のラストで完全にひっくり返りました。...私のその後の私的映画史を最高に彩った唯一無二の傑作です!



バネッサ・レッドグレーブによって演じられ大胆にもセクシャルな謎の女にゾクゾクしましたし、ジェーン・バーキン(当時は無名!)ら若いモデル達による陽気なヌードシーケンス、当時のロックシーンを代表するヤードバーズのLIVE演奏シーンやハービー・ハンコックのJAZZをミックスした音楽、これらを含む多くの要素すべてが60年代カルチャーをリアルに描いてシャープで力強い映像の連続です。特に、デヴッド・ヘミングスがコインを拳の上で回転させるお遊びにははまりましたね。何日か練習すればできるようになるのですがまだ五百円硬貨が無かったので古銭の1円銀貨?で練習してました。



『Blow-Up』

カメラマンのトーマスは、夜の公園で逢い引きしているカップルを盗み撮りした。やがて男の方が姿を消したあと、女の方がトーマスのもとにやってきてネガを要求する。代償として女のヌードを撮らせてもらい、別のネガを渡して本物を現像した時、そこには女の逢い引き相手だった男性の死体が写っていた……。



サスペンス・スリラーを思わせる前半から、次第に不条理劇の様相を呈してくる後半まで、現実と虚構の境界線を見据えるアントニオーニの筆致は鮮やかです。
ラスト、街中を彷徨っているうちに、乗り込んできたモッズ族がテニスを始める場面に遭遇するシーンがあります。ラケットもボールもないテニスのシーンです。まさにパントマイム師達がボールのないテニスをする真似をしているのが描かれていて、その裏には何かの意味があるに違いないと解釈したくなるのですが、解釈はいりませんでした。足元に転がってきただろうボールを投げ返してくれと促されたトーマスはその見えないボールを投げ返すのでした。そのシーンを見ていた可憐な少年(私の事です!)は迷うことなくトーマスと一緒に見事ボールを投げ返したのでした。こうなると視聴者参加型の映画ともいえますね!思わず自分を褒めてあげたくなりますねェ!逆にその解釈の不在を通じて私の心の中に持っている見えざるボールに気付かせてくれたのではないでしょうか。おそらくそれは「審美眼」と呼ばれるものではないでしょうか。



 82年の『ある女の存在証明』を発表後、アントニオーニは脳卒中に見舞われ、半身不随と言語障害の後遺症が残ってしまったそうです。そうした事情から、やはり長編の監督は不可能と思われていたが、W・ヴェンダースとの共同作業『愛のめぐりあい』で奇蹟の復活を遂げ、S・ソダーバーグやウォン・カーウァイと組んだ最新作が控えるアントニオーニ監督です。
ekato


YOKO MY LOVE



いよいよDVDが発売されるようです。日本盤も発売されるのでしょうか?ビデオは廉価版も発売されていたのですが、現在廃巻です。

CAT-O

マイ・オークションをごらんください









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年09月26日 00時21分13秒
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

CAT-O

CAT-O

コメント新着

Jamessic@ Сауны и бани в Уфе &lt;a href= <small> <a href="https://sa…
Ndarcrark@ the dog house demo догхаусслот или dog-house.sbs &lt;a href= <small> <a href="https://do…
SantosTrobe@ Информационный материал, который будет интересен В данной обзорной статье представлены и…
聖書預言@ Re:美貌の魂!魂は時に絶叫する!友川カズキ(かずき)■後編■(02/13) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
さいとう@ Re:あなたの中学時代に仲の良かった・・・ 中山教子さんを覚えていらっしゃいますか…

お気に入りブログ

小樽公園の秋 New! 白山菊理姫さん

政界のジャンヌダル… New! alex99さん

幻泉館日録@楽天 幻泉館 主人さん
◇Voice Art Judyのジ… Voice Art Judyさん
ひまじんさろん msk222さん

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: