私の湘南スタイル

私の湘南スタイル

茶屋町の名にちなみ


         「茶屋町の」名にちなみ
           茅ヶ崎の女性企業グループ

                 健康茶を商品開発




お茶
[画像の一覧に戻る]



茅ヶ崎の旧東海道に残る「茶屋町」という知名にヒントを得て、地元に本拠を
置く女性起業グループが「湘南セレクトクラブ」というブランドの健康茶を新商品として開発、販売に乗り出した。

 開発したのは有限会社ティア(茅ケ崎市新栄町、星野暁子代表取締役ら3人)
ティアは主婦を中心に「女性ならではの能力を実業に結び付けて実らせよう」と
1997年6月に設立した。

茅ヶ崎商工会議所の異業種交流グループ「ハイテクメイト湘南」や茅ケ崎市内の
「銀座商興会活性化協議会」などに所属する。

これまでダイエットグミや、使い終わるまで絵や文字が消えないハーブ石鹸を手がけたが、茅ヶ崎らしい新商品をと考え出したのが茶屋町にちなんだ健康茶。

 健康茶は薬局や健康食品売り場に置かれているが、漢方薬の延長線上に位置付けられてきたせいか包装も古めかしく、若い女性の感覚とはづれがあった。

 若い女性に受け入れられるようにと、包装も明るくしゃれた印象にと心がけた
商品を開発、22,23日に茅ケ崎市役所駐車場で開かれた大岡越前祭の協賛行事
「ちがさき産業フェアー」のテントで新茶と共に発売した。
売れ行きは新茶には及ばなかったが、まずまずの反応で、今後宣伝に力を入れる。

 星野さんは「茅ヶ崎、湘南にふさわしい商品を考えたが私たちの街に茶屋町という名前が残るお茶に結びついた。今年は東海道五十三次400周年だそうでいいタイミングと思います」と話している。

 目薬の木茶が二千円の他はエレガンス原肥茶・ギムネマ茶・ルイボス茶など
五種類は千五百円。

JR茅ヶ崎駅北口ダイクマ横に茅ヶ崎商業共同組合が設けている「茅ヶ崎おもしろ館」で扱う。問合せはティア0467-87-7383

茶屋町
東海道五十三次の時代に、馬入川が増水して川止めになると旅客が茅ヶ崎に宿泊,
宿場に準じて栄えた。度重なる火事などで面影は薄れたが、国道一号線沿いに
茶屋町、十間坂の地名が残る。

        神奈川新聞 2000.4.29



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: