ラッキーとの生活 1


1)仔犬の為、昼の世話をどうするか?
2)犬をどのように扱うのか?
3)躾はどうしたらいいのか?
4)どうやってアパートの住人に知られないように飼うか?
5)明日からパパがいない!!
一瞬にして現実に引き戻された。

昼の世話をどうする

ママは犬を飼うのもはもちろんの事、生き物(植物も含め)の世話をしたことがない!威張ることではないが…
生き物の世話は、唯一、過去に観葉植物を育てた事がある。”伊藤さん”と名づけたベンジャミン1とベンジャミン2。
前にも触れましたが、ママはサービス業をしていたころは、8時頃家を出て10時30分~11時に帰ってくるという生活であった。
いいわけであるが、自分のことで精一杯だった。水だけは一生懸命あげていたけど、虫の存在と処理方を知らなかった。2本とも病気で枯れてしまった。
そんなママがいきなり、犬ですよ!!
いまから考えるとこんな危険人物に動物を渡したパパは相当勇気がある人である。

仔犬は3~4回に分けてフードを与える。
食べて・寝て・排泄する・遊ぶ・の繰り返し…
アパートに置いて行くと、えさの心配がまず第一にあり、そしてアパートに置いていく事で泣き声がもれる事が怖かった。
(その当時は昼でも、犬の声が外になるべく漏れないように雨戸をしめっきりで生活していた。このほうがよっぽど怪しい家になっていたな~)犬を飼いたい事は、会社でも話をしていた。”心配なら会社に連れてくれば?”っと言ったお局様の言葉が頭をよぎった。
このさいズーズーしく会社のお世話になろう!!

次の月曜日。いきなりラッキーを連れて出社。裏口からソ~っキャリアケースに入れた、ラッキーを連れて行った。

「すぅいません。昨日犬買っちゃったです。少しスペース頂いていいですか?」
「あら!結局買ったの?ま~可愛い子ね。なんて犬?」
「コーギーでラッキー君です。お言葉に甘えて、連れてきました」
「うん。どっか適当に場所つくってね」


この会社の良い所。実は有限会社で規則がほとんどありません。なおかつ少ない社員は全員動物好き。殆どの社員が犬または猫を飼っている。まして社長がそうとうの犬好きと来ている。
笑顔でOKを頂き、1ヶ月は事務所で注射が終ったら、屋外での条件を頂いた。しかも屋外用に所長から”今使ってないから”って犬小屋まで持ってきてくれたくらいである。感謝感謝です。

長男 lucky

こうして、ママとラッキーの出勤&生活が始まった。

・・・・・・・・・・・・・・・つづく?


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: