でも前述の如く僕は町へ逃れで理科に進んでいたので、化学とか数学とか学力ゼロ、受験するだけの学力はとてもありません。一応調べてみたら経済学部が歴史・英語・論文と3科目で競争率も5倍前後と比較的低いことが分かり、これなら一夜漬けでも何とかなるかもしれないと経済学部を選びヤマを賭けました。 歴史は日本史を選択、幕末以降の参考書を、論文は中央公論の「巻頭言」を1カ月かけて丸暗記。 コレが見事に当たって東大入学を果たした次第です。 あの時もし慶応大学に進んでいたらその後の人生は一変してたろうと改めて「Life is a stage」の一語を噛みしめる思いです。