NO-NAMEの隠れ家

CURIO

作品レビュー

1stアルバム
『HYBRID』
(1997.8.21)

1.バター ★★
2.ひまわり (アルバムバージョン) ★★★
3.レインレイン ★★
4.アイニイコウ ★★
5.君のすべてを見ていたい (アルバムミックス) ★★☆
6.真夏の夜二人の夜 ★★★
7.NO.2 ★★☆
8.Mr.ダイナマイトのテーマ ★★
9.風の宅配便 ★★★
10.いつか見た夢 ★★
11.新世界 (アルバムバージョン) ★★
12.ときめき ★★★

総合 ★☆

後に『粉雪』・『君に触れるだけで』などのヒットを出すCURIOの1stアルバム。ズシンズシン重い『バター』で幕を開けますが、2曲目の『ひまわり』以降は、基本的に極めてポップな歌モノ。たまに激しい楽曲が出てくるくらいで、後はもういたって普通のポップロックに終始しています。聴き手を引き込むにはフックと楽曲そのものの良さが物足りない。シングル以外は、残念な楽曲が続きます。『新世界』が無駄に8分18秒と長いのもキツイ。『レインレイン』のギターソロが、まんま『ドラえもんのうた』なのには笑いましたが(笑)。
(記：2008.1.2)

4thシングル
『粉雪』
(1998.1.14)

1.粉雪 ★★★☆
2.いつか見た夢 ★★

『粉雪』といったら、CURIOダロガ!!。レミオロメン…？なんだそれ？うまいのか？(孫悟空風に)。まぁ、あれも良いのですが、僕はこっちがもっと好き。
1997年にデビューしたロックバンド「CURIO」は、1998年初めにこの『粉雪』がロングヒット。続く『君に触れるだけで』もヒットチャート上位に食い込んだのですが、その後は目立ったヒットもなく、2000年にはVocalのNOBが事件を起こし、2003年に解散しています。
この曲の切ないメロディーは、日本人の琴線に触れ、寒い季節に感じる人恋しさを一層増してくれます。テンポ感やストリングスアレンジもニクイ。味わい深い曲ですね。
c/w『いつか見た夢』は、なんか普通にロックしててビックリというか。今聴いてみると、ポルノグラフィティみたいな曲だな。あんまり頭には残らないんだけど。
まぁ、不祥事があっても、解散して月日が流れても、この『粉雪』という曲だけは純粋にいつまでも好きでいたいな。
(記：2007.12.24)

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