キレイになれるワイン【Beautiful Wine】

シャンパーニュはこのようにつくられる

シャンパーニュはこのようにつくられる Vinification Champenoise


収穫
Vendange
厳しい規定により、現在もシャンパーニュ地方全域が
手摘みである。(通常9月半ば~10月始に収穫開始)
圧搾
Pressurage La cuvee

ブドウが傷まないよう、短時間で圧搾所に運び、この地方独特の
浅く広い圧搾機で黒ブドウの皮の色がつかないよう静かに搾る。

1.La cuveeまたはTete de cuvee
 4,000kgのブドウから2,050リットルの搾汁を得る。
2.Premiiere Taille
 500リットルの搾汁を得る。
 したがって、4,000kgのブドウから2,550リットル得る。
1.2.だけがシャンパーニュの製造に使用できる。

シャンパーニュ地方で栽培できるブドウは規定によって、
シャルドネ (エレガントな繊細さと軽快さをもたらす白ブドウ)、
ピノ・ノワール (骨格と力強さと芳醇なブーケを生む黒ブドウ)、
ピノ・ムニエ (熟成が早いワインを生むブドウ)の3品目に
限られている。

一次醗酵
Fermentation alcoolique
畑ごと、ブドウ品種ごとに、別々に樽やタンクで一次醗酵
(ブドウ果汁→ワイン)させる。(10~15日)
調合
Assemblage
収穫の翌年2月頃に、一次醗酵で得たワイン(原油)を
30~50種、各メーカーのブランドイメージに沿って調合する。
瓶詰
Tirage
調合したワインにLiquueur de Tirage(この地方の古いワイン
1リットルの蔗糖を溶かし、酵母を加えたもの)を加え、
瓶詰してカーヴに寝かせる。
瓶内二次醗酵
Deuxieme Fermentation

瓶の中で酵母が糖を分解して、アルコールと炭酸ガスに
かえる(ワイン→発泡ワイン)。このゆるやかな醗酵の間に、
ワイン独自の香り、アロマがブーケ(熟成中に生まれる
芳香・約80種)になってゆく。
6~8週間で二次醗酵が終わって、酵母の死骸が澱になって
たまっているのが見える。

澱と共に熟成させる
Vieillissement surlie

澱と共に寝かせることによって、酵母が分解作用でとり込んだ
うまみがワインに徐々に戻される。
2年で70%、6年で100%戻されるという。

ノン・ヴィンテージ(いくつかの年のワインを調合したもの)の
シャンパンは、瓶詰より1年、ミレジメ(単独年のもの)は3~5年、
特級は5~7年寝かせられる。その後、熟成後の作業に移る。
醸造元のカーヴで寝かされ、熟成が進む。
シャンパーニュ地方の地下蔵は、石灰岩の地下深く掘られて
いて、その全長は250キロ以上もあり、年間平均気温10℃
を保っている。

動瓶
Remuage
Pupitor(澱下げ台)に瓶口を下にむけて並べる。

5~6週間にわたって毎日瓶を少しずつゆらしながらまわし、
さらに傾け、瓶の側面にたまっていた澱を、瓶口に集めてゆく。

澱抜き
Degorgement

瓶口をマイナス20℃の塩化カルシウム水溶液につけて、
たまった澱を凍らせ、栓をはずして澱を飛び出させる。


門出のリキュール添加
Dosage

酵母が糖分を完全に分解してしまい、まったくの辛口になって
いるので、門出のリキュール(シャンパンの原酒になったワイン
に糖分を加えたもの)を加える。
ブリュット(Brut)(辛口)は1L当5~15gの加糖である。


打栓
Bouchage
コルクを打って針金で固定する。
ソムリエが抜栓するのはこの時打った栓。
ラベル貼り
Habillage

ラベルを貼る。こうして厳しい規定どおりにつくられた
シャンパーニュ地方の発泡ワインだけが、世界で唯一、
シャンパン(フランス語ではシャンパーニュ)という、
価値のある名で呼ばれる。

ラベル下部には必ず、シャンパーニュ委員会が交付した
業者登録番号が記されている。



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