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イギリスでの暮・ら・し
チュニジア旅行記
( 2年前なのでかなりあいまいの所もありますが、お許しください。また今後追加していく所もあると思います。)
2003年12月26日~31日
長男10歳・長女8歳・次男3歳
12月26日(1日目)
Tunis-Carthage
チュニス・カルタゴ国際空港着
空港でレンタカーをする。
前もって予約していたが、かなりの時間を待たされる。
また、空港にはほとんど男性しかいない。
トイレに入ると、トイレ番の女性がいてお金を払わないといけない。
この国の、特に男性は子供が大好きで、次男は祝福のキッスを浴び続ける。
歩いていても、すっと側によりキスをしたり、ホッペを触っていく。
途中道に迷って町を外れてしまい、両サイドお店が並んでいるが、肉屋が多く牛の顔・羊の顔・まるまるの鳥や動物がぶらさがっている。
男女と言っても、ほとんど男性だがうじゃうじゃ歩いている。
本物の牛の顔です。
何とかそこを脱出して
高速道路を使ってスースに向かうが、途中ガソリンスタンドでサンドイッチを買いに行くが、英語が全く通じないため、ジェスチャーで
買う。少し英語が分かる人がヘルプしてくれた。
チリソースでかなり辛いが、辛さも3段階あり子供には辛くなくしてもらう。
これ自体はかなり美味しく食べられますが、サンドイッチの中に、フライドポテトを挟んで食べる様に作ってあり、
初めてでしたが、意外と美味しかったです。
走っている途中にパトカーに止められる。
「えーっ!スピード違反かな・・・」と車を路肩に止めて、待っていると、
ポリスマンが歩いてやってきて、
これまたジェスチャーで、腕を曲げて上下にして、たぶん・・・リラックスリラックス・・・・
そして、
なんと握手をして「さよなら~」でした。
なんだったのでしょうか?驚いたよ!
そして、
1泊目のスース(Sousse)に到着
エルハナビーチホテルに2泊滞在
12月27日(2日目)
グランドモスク、スース考古学博物館、リバトなど観光
モザイクはとても美しいです。
グランドモスクで日本人の団体に会う。
スース考古学博物館で昼食を食べるが、お兄さんが突然ダッシュでパンを買いに行き、汗だくで戻ってきてサンドイッチを作ってくれた。
かなり高かった。
東洋人としては日本人の観光客が多いのか、通りを歩いていると、「ナカタ」「カワサキ」と声をかけてきました。
主人と、そういう日本の名前を知ってると言うことが、勉強家だねと話していました。だって、私たちはチュニジアのことは何も知らないので、恥ずかしい限りです。
12月28日(3日目)
今日から3日間運転手付き4駆をチャーター 540DT
Atolantis Voyages(日本人がいらっしゃるツーリスト)
tel;(216)-71-703236
web site;www.atlantisvoyages.com
浅井 真紀子さん
ケロアン(Karajan)
アグラブ朝の貯水池、シディ・サハブ霊廟・カーペット屋さん観光
サハブでは、「プレゼント」と言って子供たちに竹の笛を渡すが、お金を請求される。
絨毯屋は、すごい数の従業員がいて次々に、絨毯を広げ買わそうとするが、
絨毯に興味がないので逃げてくる。
お店では、必ず値段の交渉をすべきです。
安い目からはじめた方がいいです。また、小銭や小さいお札を準備した方が良い。小銭は現地に入らないと入手ができない。
値段を負けてもらえても、大きいお札で出すと、「ちょっと待って。これはどう?」とか言って、Tシャツなど薦め返金しようとしない。
だから私は、高そうな絨毯を多めに持って「thank you」と言って行こうとしたら、あわてて取りにきました。
楽しいですが、買い物も気を抜けません。
スベイトラ(Sbeitla)
スベイトラ遺跡
勝手に観光説明がやって来てしゃべりだす。
最後にチップを要求される。
博物館の前では、掘り出し物だと遺跡や化石を見せられ買うよう進められるが、小銭がないので
買わなくてすんだ。
移動中、ロバをよく見る。
ここではロバは役立つ家畜で労働力になっている。
子供もよく働いている。
ごみの埋め立ては上手くできていず、山の中に埋め立てているが、ゴミ袋などが転がっていて汚い所が一部あったが、
まあ綺麗な方だと思う。
昼食に、羊のバーベキューを食べる。
それもその場で解体された、小屋にいた新鮮な?羊さん・・・
トラックの荷台には、10匹ほどの羊がネットをかけて乗せられている。
君たちもきっと・・・
味は油っぽかったですが、主人は「美味しい」と言っていました。
メトラウイ(Metlaoui)
アブナワストゥズールホテル 1泊
12月29日(4日目)
トズール(Tozeur)
ダル・シュライト博物館、ナツメヤシのオアシス、ル・パラディー植物園・動物園
次男は、首に蛇を巻かれています。
さそりも触らせてもらいました。
運転手のモハメドさんに、バナナの木の登り方を教えてもらい挑戦中。
放牧のらくだたちが時々、草原の中に見えます。
ショット・エル・ジェリド
これは塩の層に覆われた湖で、およそ5000Kヘイホーメートルの広さ。
気持ちいい眺めで、蜃気楼を始めて見て感動しました。
観光列車「レザー・ルージュ」乗車
片道乗車する。16km
大人2人 40TD 子供2人 20TD
砂漠の近くにあるように思えないほど、立派な岩肌が・・・
電車から降りて途中撮影する。
リン鉱石の工場のあるセルジャで降りる。
その後タメルザ峡谷・シェビカ・ミデス観光
シェビカでは、かなり急な岩肌を登って、そして降りていった。
別に下側だけでも歩けたみたいだが、運転手兼ガイドのモハメドさんが、
わざわざ高いほうに(景色はよかったが、怖かった。)連れて行ってくれ た。
ここでも化石や自然石を売っている。
ミデスは、タルメザから8KM離れた、アルジェリアとの国境の村。
村は、バルコニーオアシスといって、切り立った渓谷の上にある。
「スター・ウォーズ」や「イングリッシュ・ペイシェント」の舞台になっている。
ロバに乗せてもらう。
下の店を真っ直ぐ行くと、もう崖っぷちで怖い。
次男は、店のお兄さんに手を引かれ行ってしまう。
こんな風に遊んでくれる。そして、お土産に「砂漠の塩の花」をもらった。
タメルザ・パラスで昼食
エルムラディドズールホテル1泊
12月30日(5日目)
ドーズでのらくだ乗り
4人 40DT
一番楽しみにしていた
、サハラ砂漠でのらくだ乗り
らくだ乗りの場所に行くと、叔父さんがターバンを巻きにきました。
これはお金に含まれていると思ったら違って、またお金を請求されたので、主人が5人での交渉で負けてもらいました。
でもどのらくだに乗るかで、らくだを持ってきた飼い主との順番争いみたいなのがあって、ちょっと怖かったです。
乗せてくれるかな?
待っている間も、砂漠の向こうのほうから、らくだを数等連れた人が歩いてきます。どこに家があるのかさっぱり見えないのに・・・
らくだは,ひとこぶらくだです。
なんとなくふたこぶをイメージしていたのですが、サハラ砂漠のらくだは、
ひとこぶらくだです。
らくだに乗りながらも、途中からかっこいい鞍を付けた馬が2頭付いてきていて、
「なんだか盗賊みたいでいやだなー」と思っていました。
らくだを引っ張っているお兄さんも、あんまりいい顔をしていなかったし・・・
砂漠の途中で休憩になり、らくだから降ろされました。■HTMLタグ
この辺にはさそりはいないとのことで、子供たちは安心して砂漠を駆け回っていました。
しばらくすると、盗賊のお兄さんが次男を馬に乗せて、駆け出しました。すごい勢いではねていきますが、息子は怖がっていませんでした。
その後、2人の子供も乗せてもらい、私たち夫婦も順番に乗せてもらいました。もちろんお金の交渉はありました。
私たちは、ゆっくり歩く馬しか乗ったことがなかったので、砂漠の中でも
あんなに颯爽と走れるのだと感動しました。
その後、次男は2回目の馬に乗せてもらい、馬のお兄さんは「もらっていくぜー」と言って行ってしまいましたが、無事に帰ってきました。
らくだって、時々口の中の袋を膨らませて、すごい面白い音をたてるので
最初は驚きました。
また2頭連なって歩くときは、後ろのらくだは、前のらくだの尻尾を口にくわえていました。
下のらくだは、ラスカル君で2歳です。
お兄さんとキスをします。その横で、次男もキスをしようとしています。
帰りには、違う一行とすれ違いましたが、途中小学生ぐらいの男の子がらくだから落ちました。
らくだは前後にすごく揺れるので、しっかり捕まらないと落とされます。
砂埃はすごいので、あのターバンは役に立ちました。
らくだ乗りの後は、車でマトマタへ移動。
チュニジア南部へは個人(たぶん外国人)は警察に届出が必要だったと思いますが、運転手つきの4WDを雇うのが一般のようです。
このように連なって移動することもあります。
その後マトマタへ移動
side driss hotel にて昼食
2日分の昼食代(4人) 120DT
このホテルは、もともとはベルベル人の穴居住宅だった所で、入り口の狭い通路を入っていくと、その奥に石畳の広間があり、それを取り囲むように部屋がある。(ドアはなくレストラン様のテーブルと長いすが置いてあり、
そこで昼食を食べました。)
たまご料理にクスクスを食べています。
味は・・・そんなには・・・期待できません。
ここでもらくだ乗りができます。
ここの裏は、スターウォーズに使われた場所でした。
ベルベル人の住居見学
娘は小麦粉を石臼でといでいます。
まだベルベル人の住居で生活されいる家も多いです。
2階にも行けます。
ドライバーのモハメドさんは、ここの井戸の水をスクって飲みましたが、
ちょっと濁っていて危なそうでした。慣れていないとね・・・
下の写真が井戸のある所です。
その後は、すごい岩山を移動していきました。
途中、すごい傾斜の岩山を羊の放牧が羊飼いと主に、歩いているのが見えましたが、すごい危なそうな傾斜でしたが、慣れている人はへっちゃらなんですね。
その後メドニンへ向かい、
メタミウの村で、土産物屋のゴルファを見る。
誰もお客がいなかったようで、私たちが歩くと呼び込まれて大変でした。
昔は600戸もこの家(ゴルファ)があったらしいのですが、現在は町ではここだけが残っている様です。
ここメドニンは通り過ぎる所で、わざわざ泊まる観光客は大変少ないようです。
SFAXへ
アブナワススファックスホテル 1泊
綺麗に撮れていませんが、アフリカの夕焼けは真っ赤で雄大でした。
「夕焼けって、赤かったんだ」と思いました。
12月31日(6日目・・・帰国の日)
とうとうチュニジアの旅も最期になってしまいました。
なんかもっとアフリカ大陸を満喫したかったのですが、時間になってしまいました。
ここに来たことにより、発展途上国がどんなに魅力のある国かが良く分かりました。なぜかホットするところもあり、不思議な国です。
今日はレンタカーで空港まで行く予定でしたので、主人がレンタカーを取りに行きました。
しかし30分、1時間と待てど帰ってきません。
「何かハプニングかな?それとも込んでいいるのか?」と考えていると、1時間半ぐらいして手ぶらで帰ってきました。
「く・く・車は???」と私
「レンタカーは予約できてへんみたいや。大分ねばってんけどあかんわ。電車でかえろー。
運転手のおっさんを乗せて行くんやったら、昼過ぎに車が空くらしいけど、どうなるか分からんしな。」と主人。
ショック!ちゃんとインターネットで予約して予約券も持っていったのに、こんなことがあるのですね。
幸い駅は近い様子で、電車の時間と予約をしに行きました。
スファックス駅
チュニスまで約4時間(1日3本)
駅員さんはとても親切で、私たちの名前を聞いてアラビア文字で書いてくれました。ミミズみたいな字ですが大切な記念となりました。
電車の出発まで時間があったので、メディナとカスバの観光をしました。
荷物はホテルに預け、チェックアウトしました。
通常チェックアウトには、クレジットカードを使うと思いますが、
チュニジアは衛星状態が今一の様子で、10分以上の時間がかかりました。
辛抱辛抱です。
カスバは、もともとは見張り台として建てられましたが、今は一部がイスラム建設の博物館となっています。
なつかしい雰囲気のいすゞのトラックは、よく走っていました。
またアラビア文字の看板は、なんかおしゃれですね。
観光後駅に戻ると、改札は構内に入れないように閉じられていて、
そこに並んでいる人や、その辺に立っている人など色々でした。
構内に入ってからどうしていいか分からずに、後ろのほうで固まっていると、親切な人が、「並んでおかないと電車に乗れなくなるよ。」と教えてくれました。
しかし、指定席の乗り場が今一分からず、駅員さんに聞いてもあっちやこっちやと要領を掴めません。
親切は人が、「自分達の近くだろうからここにいなさい」と言ってくれたのでそうする事にしました。
電車が来て乗り込もうとすると、子供を連れている私達はとても大変で、どんどん抜かされ、電車には何とか乗れましたが、ぎゅーぎゅー状態でした。しかし、この中で指定席を探さなくてはいけません。
子供と荷物を連れて、狭い通路を進んでいきました。
やっと指定席を見つけたのに、そこには既に違う人が座っています。
その人に言っても、「あっちや」と言われ、
あっちに行けば「そっちや」と言われ、もう疲れてへとへとでした。
暫くすると駅員さんが現れ、指定席の券を持っていない人を締め出していっていましたが、多すぎて大変で言うことも聞きません。
私達も指定席の券を見せて「どこですか?」と尋ねました。
すると、「こっちに来なさい。」と後ろの車両に連れて行ってもらうと、
意外とスキスキで、なんでこんなに空いてるの?って感じでしたが、シートは今一でした。
結局座れましたが、あっていたのか間違っていたのかも分かりません。
すごかったです。
チュニスに着くと、今度はタクシーの競争です。
運転手が値段の交渉をしてきます。
相場は調べておいたので、ぼったくられる事はありませんでしたが、
「先にお金をココに入れろ」と車の中のポストみたいな所に入れさせられました。
入れてから、「もし降りろー」って言われたらどうしようと、不安でしたが
無事空港に到着しました。
そして、チュニスからロンドンの空港に無事到着しました。
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