英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2005/08/11
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  1. Nothing Special (TREES)
  2. The Great Silkie (Scotland/Child#113)
  3. The Garden Of Jane Delawney (Boshell)
  4. Lady Margaret (Child#77)
  5. Glasgerion (Child#67)
  6. She Moved Thro’ The Fair (Ireland)
  7. Road (Boshell)
  8. Epitaph (Boshell)
  9. Snail’s Lament (Boshell)


Celia Humphris
vo
Unwin Brown
ds
Barry Clarke
lead-g, a-g
David Costa
a-g, 12 string-g
Bias Boshell
vo, b, a-g

 2作のみ残して解散したエレクトリックトラッドの裏名バンド、 トゥリーズ のデビュー作。
 ギターの使い方は同時代の フェアポート・コンヴェンション や スティーライ・スパン が霞むほどにヘヴィで、これで歌うのが甘く頼りなげな セリア・ハンフリス ではなくてガサツな兄ちゃんだったら、ちょいハードめなロック作品になっていたかもしれないなー。

 この時期だからというのではないけれど、2の歌メロが昔どこかで耳にした反戦歌にそっくりなんだよね。なんだっけなあ、確かトルコ人が詩を書いたやつ。 “死んだ女の子” だったかな? そういや 元ちとせ がこの曲をレコーディングしたらしいね。


 セリアの幻想的で意志の強そうな歌いっぷりもデビュー作とは思えないほど堂に入っていますねえ。

 有名なアイルランド民謡の6、語りかけ調のタイトル曲3、ラーガ・フォークとも言えそうな8も聴いておきたいところ。
 7は バイアス・ボシェル とデュエットの形をとっていて、童顔+髭がアンバランスなバイアスのへたっぴなお歌が言葉にし難い魅力を放ってます。童顔氏は9でもバックコーラスを付けていて、気が付いたんだけど声が ニック・ドレイク 系だ。
 生まれは確か50年のはずだから、見た目若くても全然不思議じゃないんだけどね!

 あとこのバンド、やけに収録時間の長い曲だな~?と思ったらかなりの確率でエレキギターソロが含まれているような気もします。

 ま、あとは185号から3作連続で登場することになった情事マーダーの5ですな。 ペンタングル とフェアポートは “ジャック・オライオン” ってタイトルだったけどね。
 トゥリーズのバージョンはタイトルこそ違えど旋律はフェアポートのものと一緒で、かなりテンポを上げているとはいえ、中盤の楽器オンリー箇所はそれなりにあるのに5分少々の収録時間です。歌詞をはしょったのかしらね。


 ヒプノシスによるジャケの2作目のほうがずっと有名だけど、英国らしさという点ではこっちに軍配が上がるんじゃないかなあ。
 どちらのアルバムにも大好きな曲はあるけれど、全体のバランスでいくとこっちのほうが優れているように思います。






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Last updated  2006/11/09 07:42:38 PM
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