英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2005/10/15
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  1. Close The Door Lightly When You Go (Eric Andersen)
  2. I Don’t Know Where I Stand (Joni Mitchell)
  3. Some Sweet Day (Felice & Boudleaux Bryant)
  4. Reno, Nevada (Richard Farina)
  5. Suzanne (Leonard Cohen)
  6. If It Feels Good, You Know It Can’t Be Wrong (Richard Thompson/Ashley Hutchings)
  7. I Still Miss Someone (Johnny Cash/Roy Cash Jnr.)
  8. Bird On A Wire (Leonard Cohen)
  9. Gone, Gone, Gone (Phil & Don Everly)
  10. Tried So Hard (Gene Clark)
  11. Shattering Live Experience (Simon Nicol)
  12. Pecry’s Song (Bob Dylan)
  13. You Never Wanted Me (Jackson C. Frank)*
  14. Nottamun Town *
  15. Fotheringay (Sandy Denny)*
  16. Si Tu Dois Partir (Bob Dylan)*
  17. Cajun Woman (Richard Thompson)*
  18. Autopsy (Sandy Denny)*
  19. Reynardine (England/Ireland/Canada)*
  20. Tam Lin (Child#39)*



Sandy Denny
vo
Ian Matthews
vo on 1-11, 13, 15
Richard Thompson
g, vo
Simon Nicol
g
Ashley Hutchings
b
Martin Lamble
ds
Dave Mattacks
ds on 19, 20
Ric Grech
violin on 16, 17
Dave Swarbrick
violin on 19, 20

 またまたBBCの蔵出し音源、今度は フェアポート・コンヴェンション です。
 12まで収録した形態で87年に出し、15年後におまけ8曲を加えて再発。
 「The BBC Sessions 1968-1969 / Extended」の副題の通り、68年と69年に録音したナンバーが詰め込まれています。

 メンバー構成の基本は サンディ・デニー と イアン・マシューズ の男女ツインボーカル体制をとっていた頃で、 マーティン・ランブル もいるってことは2作目 「ワット・ウィー・ディド・オン・アワー・ホリデイズ」
 でもその2作目にも入っている曲は14、15だけ。(68年/1作目)に入っているのは2、 「アンハーフブリッキング」 (69年/3作目)に入っているのは12、16、17、18、 「リージ&リーフ」 (69年/4作目)に入っているのは19、20。
 うーん、フェアポートってレパートリー広いんだなあ。スタジオ盤では聴けない曲が半分以上入っているなんてね。
 当時 ファミリー にいた リック・グレッチ が参加しているのも興味深いところです。

 作者クレジットを見れば一目瞭然ですが、とくに本編(12曲目まで)は北米のシンガーソングライター作品のカバーが多いです。
 1の エリック・アンダーセン はこの前来日したんだったよね?
レナード・コーエン の曲を2つ取り上げていたりカントリー界の大御所がいたりとここで聴けるフェアポートはほぼ大西洋を越えてます。

 瑞々しい歌声や適度にだらけたエレキギターがとってもメリケン。
 こりゃ英国フォークなんて言ってられないな、米国フォーキーから多大な影響を受けた英国人によるフォーク音楽と言わなきゃいけないな、と思うところです。
 だってね、ためしに10を聴いてごらんなさいよ。原曲がどんなんか知らない私が聴いても、超 バーズ 。超 フライング・ブリトー・ブラザーズ
 喧嘩弱そうな声のイアンは期待通りの繊細シンギングとして、一方のサンディがすごくリラックスして歌ってる感じ。
 くぐもりボイスは健在だけども、ここでは説得力ある歌声というよりはさりげなく定着する歌声といった風情で、柔らかく軽やかに歌っています。
 おまけトラック群の終盤になってようやくじめっとした英国らしさが出てきますね。最後の “タム・リン” はやっぱ最高! 小学館から出てるタム・リンの絵本読みてー。

 しかしフェアポートって集団も演奏力ありますなあ。
 ピッチは安定しているしアンサンブルもちゃんとまとまってる。
 前回の ペンタングル とは違い、音質面でも合格してるんでクオリティは花丸です。
 たとえフェアポートを知らなくても、米フォークをよく聴いている人なら普通に気分良く聴けるだけの品物だと思います。

 歴史が長いバンドだと発掘音源を集めるのも大変だなー。
 フェアポートはライブも最高にクールだからなるべくたくさん聴きたいけど、慎重に行かないとすでに持ってるの買わされそうで怖い。






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Last updated  2006/11/03 10:08:15 PM
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