英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2005/12/22
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  1. 100 Years Ago
  2. William Taylor
  3. Adieu Sweet Lovely Nancy
  4. Country Dance Medley: Lhilibeluka All The Way/Newcastle/Galopede
  5. The Trees They Do Grow High (England)
  6. Among The How Mown Hay
  7. The Crabfish
  8. Rosebud In June
  9. Morris Dance Medley: Hunting The Squirrel/Constant Billy/Rockey To The Fair-from the Headington, Oxfordshire, tradition
  10. The Carter
  11. The Wife Of Usher’s Well (England, Scotland/Child#79)
  12. Appalachian Front Porch Game (Hutchings)
  13. Matty Groves (Child#81)
  14. The Pride Of Kildare
  15. 100 Years Ago (Reprise)


Simon Care
melodeon, anglo concertina
Ashley Hutchings
vo, a-b, tambourine
Emily Slade
vo, a-g, banjo
Roger Wilson
vo, fiddle, appalachian dulcimer, a-g
Brendan Power
harmonica
Guy Fletcher
ds
Kellie While, Mark Hutchinson
harmony-vo

 やっぱり アシュレイ・ハッチングス が絡んでますね。
セシル・シャープ って名前を持ってきてるところからして怪しさプンプンしてますが、こんなグループ名だから当然、民謡が9割を占めています。

 その中には政略結婚の悲劇を歌った大人気バラッドの5(下に載せた以外にも別タイトルが多数存在)や フェアポート・コンヴェンション 時代に取り上げた13などなど、有名曲がたくさん。
 この人の場合は「フッまたお得意の戦法ですね」感が強くて今更こういうアルバム出されても新鮮味ってものはまったくないんだけど、それでも民謡の聴き比べができるって点では嬉しいのです。
 5も13も慣れ親しんだ旋律とは全然違っていておもしろいしね。13なんかは完全にカントリータッチだな。メロディだけだととてもマーダーバラッドとは思えません。

 メンバーはハッチングスを含め4人。ハーモニカ、太鼓、ハーモニーボーカルで4人がゲスト参加しています(このうち マーク・ハッチンソン
 レビューで取り上げたことのある ブレンダン・パワー くらいしか知ってる人いないんで、AMGで調べてみました。
サイモン・ケア →90年代の アルビオン・バンド 周辺に出没。
エミリー・スレイド →ノーヒット。
ロジャー・ウィルソン → ケイト・ラスビ ーや ジョン・タムス のアルバムに参加。


 サウンドのほうはと言うと、かわいく響く蛇腹で エッチンガム・スティーム・バンド を思い出しました。
 男性2人の歌声(声の区別はつきません)ものんびりとしたもので、全体的に平和です。
 リズムもゆったりとしたダンス調なことが多く、せかされることはありません。
 でもエミリーの歌声には主婦生活15年目のどこかくたびれた所帯くささが漂っていて、ミステリアスと言えば聞こえはいいけど彼女が歌う曲は概して寂しげです。


 まっ、21世紀のこの時代に無駄なシンセを入れまくって駄作にしなかっただけでもよしとするか。
 厚いコーラスがたまらん7や切なさ絶好調の8のような聴きものもあることだしね。
 む? 唯一の自作曲12は ザ・バンド っぽいぞ。


●3:ティム・ハート&マディ・プライア「フォーク・ソングス・オブ・オールド・イングランド」(68)

●5:ジョーン・バエズ「ジョーン・バエズ・ヴォユーム2」(61)
   マーティン・カーシー「マーティン・カーシー」(65)
   ペンタングル「スウィート・チャイルド」(68)
   ジョン・レンボーン「サー・ジョン・アロット」(68)
   ジョン・レンボーン「BBCライブ・イン・コンサート」(80)※第2期ジョン・レンボーン・グループでのライブ
   ジョン・レンボーン・グループ「ライブ・イン・アメリカ」(81)
   バディ・オライリー・バンド「ラウンド・ザ・ハウス!」(98)
   ミスティ・リヴァー「ライジング」(2000)
   ペンタングル「ザ・ロスト・ブロードキャスツ・1968-1972」(2004)※発掘音源

●8:スティーライ・スパン「ビロウ・ザ・ソルト」(72)

●11:スティーライ「オール・アラウンド・マイ・ハット」(75)
   ジャッキー・マクシーズ・ペンタングル「アット・ザ・リトル・シアター」(2000)

●13:フェアポート・コンヴェンション「リージ&リーフ」(69)
   フェアポート「ハウス・フル」(86)※70年のライブ
   フェアポート「イン・リアル・タイム」(87)




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Last updated  2006/11/03 03:24:09 PM
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