2023/10/26
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テーマ: 社交ダンス(8724)
カテゴリ: 映画のはなし
イアンは人に幻覚を見せる超能力を持っていました。

スペインの海辺の田舎町で、アル中気味の父ビセンテとひっそりと暮らしています。

超能力で目立つことを父親に固く禁じられていたので、店で万引きを働く時にちょこっと使う程度。

しかし警察車両に追いかけられ、逃げ延びるために防犯カメラ映像に残る事件を起こしてしまいます。

イアンは18歳の誕生日を迎えました。





能力者を探している2つの組織があるんです。

一つはエージェンシーという武装集団。

イアンとビセンテはエージェンシー捕まってしまいますが、どうもビセンテは以前ここの一員だったようです。

もう一つはアウェアネスという組織で、エージェンシーのアドリアナ博士によると、超能力者たちを使って政府を操る悪の集団で、それに対抗するためにエージェンシーがあるとのこと。







この辺でどっちが悪なのかよくわからなくなってくるんです。

エステルは凄腕の格闘家で、エージェンシーの兵士たちをバッタバッタと倒してイアンと父親を施設から救出しました。





東西冷戦時代に進められた超能力覚醒の製剤研究が、冷戦終結と共に終わりを告げ、生み出された超能力者たちが国家の脅威になるという理由で抹殺され始めていました。

アウェアネスはそれに対抗する超能力者軍団です。





エージェンシーは製剤研究を進めていた組織ですが、失われた製剤データを取り戻すため、実験対象者から抽出しようと目論んでいたようです。

イアンは子孫を残せないはずの超能力覚醒者から奇跡的に生まれた子供で、彼の体内には高純度の製剤が濃縮されていました。





イアンは幻覚を見せる能力の他に、人の脳内に潜入して記憶を読む第2の能力も覚醒します。

さらに他人を意のままに動かす念動力のような第3の能力も覚醒。

父ビセンテの記憶には、イアンが知らなかった大きな秘密が隠されていました。





『アウェアネス -超能力覚醒-』は、2023年公開のダニエル・ベンマヨール監督によるスペイン映画です。

スペインのSFってあまり馴染みがなかったんですが、最後の大どんでん返しは衝撃的で、すぐに理解できなかったのでその部分だけもう一度見ました。







2時間の映画にまとめるにはちょっと無理がある盛りだくさんな内容でした。

人気が出ればドラマ化されるかもしれませんね。




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Last updated  2023/10/27 06:13:21 PM
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