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かとう あきら

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2010/12/04
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カテゴリ: 日記
11/28

前日、何も準備せず寝てしまったので、バタバタと準備。
同居人は髪のセットがあるとかで、かさばるドレスを小脇に抱えてあわただしくタクシーで美容院へ。Solistともなるといろいろ大変である。

その後、おれもタクシーで県文。9時すぎに楽屋入り。
○ノーレの定演本番。
ステージに出てみるとみなさん総出で舞台設営中。これはえらいことだ。120人以上のChorusが乗るってのは、やっぱり大変。でも、みなさんがんばって、あまり押すことなく本番前の練習を始めることができた。お疲れさまでした。すばらしいです。

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早速、大工の4楽章から練習。喉が心配なので、マイクを用意してもらった。助かりました。ありがとうございます。それでも、前日よりはだいぶマシな感じ。
それにしてもChoruがステージ上に整列すると、やはり圧巻だ。まるで壁。緊張するが、もちろんそんなこと言ってる場合ではない。がんばって練習。Chorus&Solistの調子は、良好。オケも集中力があって、これも悪くない。バランスはOざきさんに確認してもらうが、悪くないようで安心。4の練習のあとに全体の写真撮影なんかをしてから、残りの3つの楽章。これもOざきさんに助言してもらいながら進める。安心である。最後に schmuck

楽屋で休憩しメシ喰ってると Fロイデ の御一行さまが訪ねてきてくれる。こんなに大勢で大工を聴いて頂けるなんて、観光のついでだとしても、ありがたいことです。ほんとにありがとう!
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今回はバスツアー。昼食は おぎのや で仲良く食べてきたとのこと。団体さんだね。もちろん、朝バスに乗ってから既に飲んだくれていたようだし、いいなぁ、楽しそうだなぁ。Wたなべくん、録音録画持ってきてくれてありがとう!新婚さんも複数。おめでとう!

14時から本番。たくさんのご来場ありがとうございました。ハコが大きいので満席とはいきませんが、中ホールでは収容不可能な数の入場者数だった。すばらしいことです。今回は休憩なしの1本勝負。
まず、しょすた子。まず何よりも schmuck のみなさん、ありがとうございました。あれだけの数の『おっさん』がラストで一斉に立ち上がってガンガン吹くのは、問答無用でかっこいいです。音もビジュアルも、最高。オケの金管も大工が控える中、立派にがんばったと思う。木管もかっこよく決まってたし、スネアもちょー良かった。スネアは当初だいぶ心配な感じだったけど、練習を重ねるうちに見違えるように上達した。ほんとによくがんばったね。よしよし。弦もだいぶ弾けるようになってほっとしました。○ノーレはそんなに上手なオケじゃないのになぜか近現代慣れしており、すぐに雰囲気を出せるのが強み。しょすた子も細かいところはともかく、いい感じにまとまってよかった。
休憩なしで大工。
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今回は1楽章からChorusもSolistも全員ステージにいてもらった。ChorusはともかくSolistも最初からってのはそんなに多くないみたいで、今回のSolistのみなさんも『初』とのこと。でもね、『友よ、このような調べではない!』と1楽章から3楽章を全否定するんだったら、最初からずっと聴いた上で否定してほしいと思うんですよ。3楽章からゆったり登場していきなり頭ごなしに否定されるなんて、何だか腹立たしいでしょう?オケは1楽章からずっとがんばってきたんだしさー(笑)。なので、最初っから居てもらいました。でも、妙な中断がないのはやっぱり良いですね。ステージが狭くて座れないとかの事情があれば別ですが、本来は全員最初からステージに出てるのがあるべき姿だと思う。
演奏はとても良かった。おれは練習のときに「これは古典派だから。Berliozみたいにしないで」とゆーことを強調したけど、みなさんよく理解してくれてほんとに良かった。この音楽はいろんな点で「古典派」の枠を大幅に踏み越えてはいるけれど、踏み越えてロマン派に行ってしまったのではなく、やっぱり飽くまでも「古典派」のスタイルで書かれた作品なのだ、とゆーのが今回のおれの立場です。同じ指揮者の演奏でも、BeethovenのNr.8のSymphonieと大工の間にかなり大きなスタイルの隔たりがあったりするでしょう?でも、同じ人間がたった10年でそこまで変わるかな。音楽的に深みが増し、書法は洗練されるだろうけど、根本的なスタイルまで変わるだろうか?例えばBeethovenのQuartetのNr.11とNr.12の作曲時期は同じように約10年の隔たりがあるけど、Nr.12をいきなりロマン派的な解釈で演奏するなんてあまりないでしょう?でも、大工の場合は変わっちゃう場合がある。不思議なことだ。だからといって、おれはピリオド的なアプローチで大工を演奏したわけではない。ごくふつうのやり方で、しっかり音出してVib.もかけて、BeethovenのほかのSymphonieと同じような態度で演奏しただけなんですが、けっこう驚きをもって受け止められたのは意外でした。ふつうなんだけどな。
Chorusは良かったですねぇ。みなさんほんとにがんばってくれました。声もよく出てたし、とても立派だったと思う。数団体の混成チームだったけど、まとまりもあった。やっぱりOざきさんの指導が素晴らしいんだな。さすがです~。3月もOざきさんいてくれて心強い限り。どうかよろしくお願いします。Solistもみんなとても良かった。長野県ゆかりの人ばかりで、しかもそれが高いレベルだったことをホントに誇りに思います。同居人も音程的に迷惑かけなくて良かった。○ノーレもよかったですよ。とても引き締まった音楽で、素敵でした。全体として極めて情熱的だけど、ちゃんと冷静にアンサンブルもできてたんじゃないかな。細かい事故はいろいろありましたが、そんなのは気にならないくらいうよくまとまってたと思う。大工の木管パートは大活躍でとてもやりがいがあるけど、とても難しい。でも、みなさんよくがんばりましたねぇ。あと、HornのCとKとけんちゃん、Bravoでした。弦楽器もほんとに良くなった。ちゃんと「古典」として弾けてましたよ。すばらしい。2楽章の2ndViolinも何とかうまくいったし、低弦のRecit.も何とかのりきった。よかった。

○ノーレも10周年か。ほんとにあっとゆー間でしたねぇ。あんなに下手くそだったのに、今はこうやってそこそこ聴けるレベルで大工が演奏できちゃったりする。感無量だ。これまでのみなさんの努力に大拍手です。おれも定期的に呼んでいただいて感謝してますし、創設時から定期的に関わらせてもらっていることを心から誇りに思ってます。これからもよろしくね。一緒にがんばりましょう。
それにしても、もう一度3月に大工ができるのは幸せなことだ。オケもChorusも、またはりきって練習していい大工にしましょう。(続く)







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Last updated  2010/12/10 02:04:38 PM


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