元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2015/01/27

2015/01/26

ふつうに起床。疲れがひどい。
家内に送ってもらって病院。
9時ちょっと前の血圧は
111/69
優秀優秀。

リハビリはふつうに体育だった。
きついけどおもしろいし、興味深い。

11時少し前に実家。
バクシーシ山下監督「女犯３」観る。これは初。
おれは一作目と「女犯２」はずっと以前に観ていた。
初めて観たときは衝撃でした。
AVです。
まったくヌケないAV。
このシリーズの女優たちは
一応諸々段取りも含めて了解して演じているとのことだが、
（むしろ男優たちの方がよくわかってなかったらしい）
女優にとって生理的に不快でとんでもな状況を
徹底的にクールに醸成し、組み立てていく。

（たぶん女優たちにこれから起こることを
100パーセント伝えているわけではないだろう。
意図的に伏せている部分もあったようだ）

結果として女優の嫌がる表情も不快感の表現もどんどん真に迫ってきて、
まるで本当のレイプのような雰囲気になってしまう。
女優にも「男優たちと打ち解けるな」とゆー指令が出ていたようだ。
それで男優たちもますます攻撃的になる。
なおさらひどい雰囲気になる。
当時、社会問題化したのもわかるような気がする。
男優たちのちょっとした監督への目配せなんかでも
フィクションな気配はちょっと感じ取れる。
これはフィクションなのだとわかっていても
異様に禍々しい不愉快な空気感は
どうしようもないほどリアルに伝わってくる。
殺伐としたこの空気感はどう見てもホンモノなのだ。
虚（フィクション）と実（ドキュメンタリー）について考えさせられる。
こーゆー領域に踏み込んでいくのは勇気が要るだろう。
本気で不快になって衝撃を受けて錯乱一歩手前の女優と一癖も二癖もあるおかしな男優たちを
強い集中力と繊細さで巧みにコントロールしながら
作品として成立するところまで持っていく
クールさが絶対に必要。

昼過ぎ家内早退してきて一緒に帰宅
車の修理で車屋さん来るので居なければいけないのだ。
無事に車は修理へ。
超レトロな代車が来た。ほんとに笑ってしまうほどレトロだ。
昼食