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かとう あきら

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2018/09/19
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カテゴリ: 日記
2018/09/17


午前、実家。レッスン。
庭のざくろ、味見してみた。
今年はざくろ豊作すぎて困った。
うまいけど、こんな酸っぱいもの、
そんなにどんじゃか食えるものでもないしなあ。



芸術館メインホールで
ユーベル・スダーン指揮アンサンブル・ノーヴァ
のコンサートを聴く
おれはこのオケの関係者だったことがあるので
本当に感無量で聴かせて頂きました。
出演者のみなさん、お疲れ様でした
&ありがとうございました。

前半

R・シュトラウス/ホルン協奏曲第一番
ホルンは水野先生。素晴らしかった!
美しい音色と、
溢れる歌にただひたすら聴き惚れました。

先生は「ぼくはもう年だから」と、
よく仰るのですが
(軽く10年くらいずっと仰ってます・笑)、
楽譜の隅々まで若々しく、
年齢のことなど全く感じさせない瑞々しいソロでした。
オケとの一体感も素晴らしかった。
先生へのリスペクトと親密感に満ちたオケ。
「水野先生とこのオケの組み合わせだから」
って場面も多かったんじゃないかなと思います。


ニュルンベルクで初めて先生にご挨拶したときのことを
ちょっと思い出したりした
(おれがオケのビータでニュルンベルクに行った時に、
マイスタージンガーハレの楽屋でお目にかかったのが最初です)。
あの時が全ての「始まり」だったんだなあ...。

その後、先生はお忙しい中、
オケにも室内楽にも
快く長野に戻ってきて下さるようになった。

先生がいらっしゃらなかったらこのオケは、
現在のような格好には、絶対にならなかった。
先生が一緒に吹いてくださるようになって、
オケの音も姿勢もガラッと変わりました。
先生はこのオケの精神的、音楽的支柱です。

決して大袈裟ではなく、
先生へのリスペクトで皆が繋がっているとゆー面も
多分にあるだろうと思います。
先生にはひたすら感謝です。


後半はラヴェル2曲。
マ・メール・ロワ組曲
左手のためのビアノ協奏曲

前半もそうでしたが、マエストロ、スダーン氏の
リハーサルがさぞかし素晴らしかったんだろうなあ(厳しかったんだろうなあ)
とゆーことがよくわかる とてもカラフルで美しい演奏。
細部まで猛烈に緻密だけれどふくよかなサウンドが心地よかったです。
オケのみなさんそれぞれのソロも素敵でした!
そして、舘野先生の左手の協奏曲は圧巻!の一言。
水野先生と同様に音楽は若々しく音色も瑞々しくて、でも、同時に老練で老獪だったりする。圧倒されました。
アンコールのアヴェマリアはお客さんも泣けちゃった人が多かったみたいですね。終演後も まだ涙が止まらないような方もちらほらいらっしゃいましたね。
おれはこのメインホールで舘野先生のリサイタルを拝聴しているのだが 、舘野先生のピアノはホール全体に染みわたっていくような音がするんですよね。
響くとゆーよりも染みわたっていく感じ。
このホールで素晴らしいピアニストの演奏も何回も聴いたけれど、
こーゆー感じの音色、
染みわたっていく感じは舘野先生だけです。

あの時からいつか先生のラヴェルの左手協奏曲を聴けたらいいなあと思ってましたが、けっこうあっさり実現してしまって、驚いた。しかも長野のオケで!

贅沢な午後になりました。感謝!












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Last updated  2018/11/08 02:46:05 PM


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