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2019/03/26
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カテゴリ: 日記


「囚われの美女」のあと、ロビーで映画友だち・ももかと合流。
アラン・ロブ=グリエ監督「​ 快楽の漸進的横滑り ​」(1974)観る。



主演がアニセー・アルヴィナってのが良い。「 フレンズ 」(1971)とか「夢・夢のあと」(1981)とかだよね。懐かしいなあ。当時の青少年たちのアイドルだった。アニセー・アルヴィナのヌード、綺麗だったんだよなあ。あまりに綺麗すぎてちょっとエロい気分にならないほどだった。「夢・夢のあと」は作品の記憶は全くない。 ジャーニーの担当したサントラ は妙に気に入って購入してヘビロテで聞いていた。

夢、夢のあと [ ジャーニー ]
で、この作品のアニセー・アルヴィナはロリータ的で、綺麗で、可愛くて、エロくて、ヌードが美しく、しかも邪悪。すごくよかった。すっかり魅了された。彼女の素晴らしさを初めて知った。彼女はこの時期ロブ=グリエ組の女優だったんだね。そうだったのかー。「危険な戯れ 」絶対観よう。

危険な戯れ [ ジャン=ルイ・トランティニャン ]

この作品はロブ=グリエ監督の変態が炸裂しまくった作品(SM、フェチ、人形愛、ロリコン、レズ・プレイ、ネクロフィリアなどなどなど)。刺激的で美しい。舞台は教会の感化院。エロ牧師やエロシスターたちが登場する。この作品が各国で上映禁止になったのは、その変態描写だけでなく、それを教会に持ち込んだからだろうと思う。監督の芸術性を省いてこの作品を乱暴に要約して語るとほとんど東映ポルノやロマンポルノの同傾向の映画と同じになってしまう。でも、たぶんロブ=グリエの方がずっと過激でやばい。教会の琴線に触れてマジで怒らせてしまうのは東映ポルノよりもロブ=グリエだろうと思う。(ブニュエルもそうだけど...)
エロ牧師、最高(笑)。
異常に美しい作品。圧倒された。
モチーフの反復が執拗に行われる。ミニマルミュージックのように反復して微妙にずらしてゆく。つまり「漸進的に横滑」っているわけだ。それがあまりにも執拗でおれは後半ちょっと食傷気味だった。そんなに長い作品ではないのに若干長さを感じた。執拗な反復は元気がないとできない。おれは監督の元気の良さに付いていけなかったんだろうな。でも、不思議なことにもう一度観たいと思うんだよね。原作とゆーかシネロマンも読んでみたいと思う。

ボディペインティングの場面が美しい。

円のモチーフと赤のモチーフが同時に出た場面。
卵も印象的。赤ワインと卵でわかめ酒みたいにするシーンもあったりする。


新品北米版Blu-ray!【快楽の漸進的横滑り】 Successive Slidings of Pleasure [Blu-ray]!
拷問、マジで描写するのかな、やばいな と思ってたら意外とそうでもなかった。
感化院の制服のワンピースがめっちゃ可愛い。寝間着も可愛い。衣装の監督の趣味が最高。変態。
この作品も「囚われの美女」も、時代をほとんど感じさせないのが凄い。感覚が全く古びていない。

終映後​ ダオタイ ​でももかと夕食。
映画の後のメシは楽しい。
プーパッポンカレーなど。うまい ​。








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Last updated  2019/08/30 02:54:53 PM


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