元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2022/07/15

ちむ。オーナー、暢子の親戚（大叔母）だった

10時からニコラス・レイ監督「理由なき反抗」(1955)観る。
4Kマスター版。
すごい美しい映像。
ジェームス・ディーンの赤いジャケットも4Kだと本当にいい赤だ。
おれはこれ
スクリーンで観るのたぶん初だ。
昔観たときと全く印象が違った。
映像のクオリティだけじゃなくて、
物語の印象がもう全く違う。
昔はニコラス・レイ監督なんて全然意識して観たことなかったもんなあ。
今は全然違う見方になってる。
ジェームス・ディーンの内向的で繊細なこと！有名なチキンレースの印象もあって荒っぽい不良映画のような先入観で捉えられがちな作品。ジェームス・ディーンは優しさと繊細さ故に傷つきやすい若者を演じる（子犬みたいで良し）。雄々しく大活躍するヒロイックな存在では全くない。監督のデビュー作「夜の人々」から引き継がれる青春像といえるだろう。それは60年代以降のアメリカが病んで、壊れてゆく部分を先取りしている。気弱な父親のエプロン姿など（強い父権的社会の崩壊）...
ナタリー・ウッド素敵。
プラネタリウムいいなー。
観てよかった。おれはこれが名作ってことが
今回ようやく腑に落ちたかも。