食いしん坊万歳

食いしん坊万歳

4月27日その2



しばらくたっても子宮口は相変わらず開かないし、赤ちゃんもさがってこないので
エコーで見てみると赤ちゃんの首にへその尾が巻きついていることが判明。


夕方4時くらい?だったかな。帝王切開が決まりました。



が、その直前に打った痛み止めの注射の副作用でめまいがし具合が悪くなってしまった私。
痛みは引かないし、頭はクラクラ、真っ白。
なんだか意識が朦朧としてきて、ああ もうこのまま私死んじゃうのかも。。。。と思ったり。



目があかないので手術の同意書のサインはダーリンに代筆してもらい
手術の準備が始まりました。


分娩室から手術室へ移動し、ダーリンと面会。


ちょこっと会話はできたけれど具合が最悪でダーリンの顔も見れなかった。



そして手術開始。


部分麻酔ですがなんだかほとんど意識がなかったような。。。
気がつくと「はい 赤ちゃんでるよ~!」と先生の声がし、赤ちゃんの産声が聞こえました。


午後5時1分でした。


感覚的には手術が始まってから2、3分くらいの時間。
え?こんな早いの?と。
だったら早くきってもらえばよかった~なんて思いました。


あとで母子手帳を見たら手術時間はトータルで24分でした
やっぱり早い!



赤ちゃんを見せてもらいましたがうつろだったので感動や喜びも感じることができず。
ただ  ああ 終わった~という安堵感。


その後寝てしまったようで気がつくと病室に戻るよとの声が。
病室に戻るとダーリンと私の母が来てくれました。


ちょこちょこ会話をしましたがこれもあまり記憶がなく。

そのまま寝てしまいました。


熱がでたようで何度も看護婦さんが体温チェックに来てくれました。



夜中に麻酔がきれて激痛が。

帝王切開は後が痛いと聞いていたけれどこれか・・・。


枕元に痛み止めが自動的に体内に入るボタンがあり、痛くなったら自由におしていいといわれていたので
押してみたのですがなかなか痛みが引かず。
(翌日わかったことなのですがこの痛み止めがもれていて体内に入ってなかった・・・)


午前2時くらいに痛みに耐え切れずにナースコール。
「痛み止めの注射を打ちましょうか」といわれましたが、手術前に具合が悪くなってしまった注射と同じだから拒否しました。


しばらくたったら座薬を入れてくれました。


それでだいぶ楽に。酸素マスクもはずれ朝には熱も下がっていました。



こうして思い描いていた出産とはまったく違ったけれど
赤ちゃんは無事産まれてきてくれました。
もうそれだけで十分です。






© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: