ブラックバス釣り堪能部屋

ブラックバス釣り堪能部屋

2008.4.27 茨城の野池



今シーズン初釣行をブラシ職人と二人で茨城野池へ
天気予報は晴れなのに移動中からかなりの雨
かっぱ持ってないから なんとか着くまでに晴れてもらいたかった

いつもどおり釣り具屋フィッシャーマンによろうとおもったらなんと
閉店の文字が!!!
連休あけに店を閉める模様 残念

というわけでまずは実績高い北山池へ
着いた時は結構雨が降っていた
ここはいつも山のような水草でキャストが難しいのだが
見渡す限りなんにも無い
ありえない!!! どこにいったんだ水草
水量も 雨のせいか多くにごっている


先行者は無し
雨の中帽子のみで釣行開始
いつもどおり ワームおんりーで 投げまくる
しかし 生命反応が無い まったくない
一回だけアタリはあったが それ以外なし
駄目だ 水草がないだけでここまで違うのか??
即 移動

フェンス池だ
ここも先行者なし
雨もあがって 晴れてきた
あいかわらず 見えバスが凄い
この季節 北山もそうだがアシがほとんどでていないため
どこまでもキャストできる
いつもとは違うシチュエーションなので フェンスからではなく
奥の公園側からせめる

すると
叫ぶ ブラシ
キターーーー 釣り上げた 25cmのバスだminnow

ぷりっぷりだ
そして次の1投 キターーーー またもやヒット ギルだ
すごいな 調子ずいた職人の次の一投・・・
キターー またバスだ 
恐るべし怒涛の三連続ヒット まるで確変
うらやましぃ
そしていよいよ鬼作先生も 奥のアシ際で25cmゲッツ

その後12cmもゲット 
とにかく かなりのアタックがあるアシ際
あとから若い軍団がきて こちらもコンスタントに釣っている

おもしろかったが 午後は無反応だった
北山に戻ってやるも 全く反応なし
終わっている・・・
霞ヶ浦へ移動しながら 野池をまわってみつけては投げるを繰り返すも
釣れず

最後はスーパーのそばの園部川でやるもダメで撤収
かねてから気になっていた フィッシャーマンの隣のレストランで
シーフー丼食べるも まずかった・・・

毎年初釣行はボウズなのだが今年は幸先がよい

結果
鬼作先生 25cm 12cm いずれもスプリットショット3インチゲリヤマ黒ずるびき

ブラシ バス4 ギル4の8匹 爆超!

さすがは野池パワー

fishon

ここからはブラシ職人のノンフィクション釣行記である

ゲーリーヤマモト 3インチグラブ ウォーターメロン。彼が最も愛し信頼するタックルだ。
その日もいつものように4LBフロロラインのULアクションのスピニングロッドにセットしその池に挑んだ。

「チッ!」
一年前の苦い記憶が頭をよぎった。ヤツとはそれっきりだ。
まさかあんな結末になるとはさすがの彼も予想しなかった。
「ヤツに負けたんじゃない、藻に負けたのさ。」
悔しがる彼に対し周囲の仲間が肩をたたきそう慰めた。

今日は幸か不幸か藻がほとんどない。その変わり様は不気味なくらいだった。
前日の雨で増水し水の流れがある。悪くはなさそうだ。心配した曇り空も次第に晴れ、池に陽が差してきた。するとそれまで隠れていた魚が姿を現してきた。大小のブルーギル。表層に浮いて何かを待っているようだ。
「君たちには用はないのさ、チビちゃんたち。」
彼らをあやすようにして本命を狙った。ヤツはどこにいるのか。

今日の彼はいつもと違った。
いつもならスローリトリーブもしくはズル引きで攻めるのだが、彼はアクションをつけた。
ロッドを強く振りジャークさせる。いち、にー、さんっ、いち、にー、さんっ、と勢いよく動く小魚を意識した。
彼のジャークは冴えていた。ピッピッ、ピッピッとまるで本物の小魚のようだ。ロッドティップからラインを通じ彼の意思が伝わる。ソフトプラスチックの成形加工品に命が宿ったかのようだった。
右に左に彼は池に対し扇状に向きを変え、幅広く探った。始めて5分ほどしたその時だった。

クン、クククンッ!
手元に伝わる躍動感!きたーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
ロッドを上げるようにしてフッキング。左右に走るライン、バシャバシャと波立つ水面。

彼の巧みなジャークテクニックが魚の本能をダイレクトに刺激し、反射的に食いついてしまったようだ。
「ギルか、バスか、さあどっちだっ!」
見事なバスだった。30センチ弱と大きいサイズではないが生命力に満ち溢れる勇猛果敢な固体だった。
その後同じポイントにキャストすると立て続けに2匹のギルをゲット。なんと3キャストで3ゲットという結果だった。

彼はハードルアーを取り出した。春はミノーの季節。タックルボックスの中で十数年も出番を待っていたメガバスのグレートハンティングミノー。ミノーは本来ジャークベイトと呼ばれジャークして使うものだ。
クイッ、クイッ、クイッとロッドをすばやくジャーク。命を宿したそのミノーは池の底からヤツを誘い出す。

「!」
ゲガンッ、ゲンッ、ガンッッッ!!!ワームのあたりとは異なるダイレクトな衝撃!きたーーーーーっ!!
バスをゲット!!ナイスファイト!!メガバスミノーで初ゲット!!!

その後も爆釣の連続。今年も暑い季節がやってきた!!!


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: