ブラックバス釣り堪能部屋

ブラックバス釣り堪能部屋

2009.5.24新利根 霞ヶ浦



まっぴーさんと職人二人での釣行
鬼作先生が参加しなかったのに釣行記掲載は今回が初


初めての新利根川ボートフィッシングとあって少し緊張気味であった。
まっぴーさんの車で松屋ボートまでかっ飛ばすと、その日は大会が行われていたためかなり混雑していた。

機材をボートに積み終えたころに雨が降り出し始める。
レインスーツを着て準備が整いスタート。
松屋から川をさかのぼるようにして岸をなめていく。

いつもオカッパリからのフルキャストしかしない自分にとってピッチングは難しかった。
手返しよくやるにはベイトリールが適している。ジャバロン90マッチャウイロにシンカーを埋めて岸際をピッチング。
「ううむ、うまくいかないなぁ」
バックラッシュしてしまう。それに加えてきれいな着水が出来ない。
繰り返してキャストするもののやはり上手く出来ない。
「スピニングに切り替えるかなぁ」
そんなことを思いつつバックラッシュを直し終えてラインをまき始めると、
「!!! おおおおっ ふぃーしゅっ!!」
25センチ程のバスが釣れた。
DSCF2723a.jpg
開始20分、バックラッシュが生んだファーストフィッシュ!怪我の功名だ。

その後、ベイトロッドで上手くキャストできないためスピニングに変更。
ゲリヤマ4インチグラブ カラー329 ウォーターメロン/パープルフレークのショートスプリットショット。
少しずつキャストの精度が向上してきた。数投に1投はベストポジションに静かに着水できるようになってきた。

グラブが音を立てずにスッと入水 命を宿したかのように斜面を下る。
岸から50センチ 水中の護岸ブロックから深みにかけて落ちたその瞬間だった。

「ビクビクッ、グーーッ」
「キターーーッ! ふぃーーーしゅっっっ!!!」

小ぶりだがきれいな魚体だ。しかもプリプリだ。ナイスファイト!

その後テールのちぎれてイモグラブになったゲリヤマで2匹を吊り上げ、ボートを反転し折り返す。
まっぴーさんがあせる。この時点ではまだノーフィッシュ。先に釣られると調子が狂うらしい。

とにかく早くバスゲットしたいまっぴーさん。
普段なら狙わない対岸のシャローエリアを攻めてみた。

「おおお!きたーーーーーっ!!!」
念願の初ヒット!サイズはどうか?
「んだよーーーっ!!ギルかよー!!」
見事な色のギルだ。婚姻色がばっちり出ていてリリースするのも惜しまれるくらいだ。

http://www.imakatsu.co.jp/products/pro_a018.html

http://www.gary-yamamoto.com/products/color/color_329.html

まっぴーさんが悔しがった。
自ら制定したまっぴールールが仇となってしまった。

説明しよう。
まっぴールールとは、バス1点、40アップは3点、ギル-3点、キャットフィッシュ-5点というポイントを設定して、総得点を競うものである。
バス釣り不景気?の昨今の霞ヶ浦、ややもすると「釣れれば何でもいいや」となりがちなアングラーの心理に喝を入れる厳しい掟である。GTRを使ってのフィッシュなどはもってのほかである。
「くそー、なんだよー!」とうなだれるまっぴーさんであった。この時点でぼくが4点、まっぴーさんが-3点である。

しかしボートを折り返してからはまっぴーさんのルアーへの反応が増える。
「!!! よしっ! えーっ!まじかよーっ」
でもギルばかり。今日のために購入したJAVAスティック3インチへの反応は良いもののナカナカ本命は釣れない。ジャバロンとJAVAスティックを交互に使い分け、果敢に攻め続ける。
「おしっ! バスだっ! やったーっ! あああっ!!」
念願の初バスだ!と思った矢先、ばらしてしまう。
その後もバスをヒットさせるもラインブレイクなどが続き思うように釣り上げられない。

そんなことを繰り返しやっとのことでマッピーさんはバスを釣り上げた。
それにしてもこの川のバスはかわいいねぇ。20センチくらいかなぁ。
先日の50クラスと比べちゃいけないけど、ちょっと物足りないなぁ。

ぼくは後半で2匹を釣り合計6匹。まっぴーさんはバス3匹とギル2匹。
そしてボートを泊めて遅い昼食。モツ煮込み定食700円、ナカナカうまいじゃん!ウマイウマイ。


午後はおかっぱり。石積みエリアでデカバスを期待!

睡魔に襲われるまっぴーさんをよそにやる気満々の自分。
しかしそのやる気が仇となってしまう!!!

まずはベイトタックルについたままのジャバロンを投げてみる。
1投、そして2投。ルアーが手元に近づいてくる。その時だった。

「グン、グーーーーーッ!」

キターーーーッ!でかいぞ! ええっ?? 何だこの引きはーーーっ!?
と思ったとたんにプチッ!ラインブレイク。
「これはでかいぞ」

それから何投かするもののあたりなし。
ジャバロンをなくしたベイトロッドにディプシードゥ1を結ぶ。
先日からクランクベイトが好きになってしまったぼくは四方八方にグリグリまき始めた。

水底のゴロタ石にクランクを通すように攻め続けた。
「グン、グンッ! グググーーーーーーッ!!!」
「!!! キターーーーッ! でかいでかいっ! やばいやばいっ!」

何だこの強い引きはっ!?なんて重いんだっ!そこまで引くかーっ!?ラインが切れるーっ!
「キン、キン、キキキキキキキーーーーーーキンキンッキンッ!」
ドラグがいきおいよく回る。右に左に深く重く、ヤツの勢いはとどまることを知らない。
折れてしまうかのようにしなるロッド、限界寸前のライン。
一触即発の緊張感。逃げ出したくなるくらいのプレッシャーだった。
「まっぴーさーーーん、でかいよーーーっ!」

やがてヤツは疲れ果て姿を現した。
なんとキャットフィッシュだった。58センチのデカなまず。まさかクランクに食ってくるとはっ!
-5点!!これがバスなら3点だったのにぃ~。惜しい、悔しい。まあ楽しかったけどね。
http://www.youtube.com/watch?v=2v2kyCYDhU8
その後スピニングにかえて4インチゲリヤマグラブを石積みにキャスト。
着水と同時にバスがバイトっ!立て続けに2匹を吊り上げる。

場所を変えジャバロンをキャスト。また強い引き!重いっ!
♪それは~紛れもなく~ヤツさ~♪コブラ~♪
じゃなくてキャットフィッシュ!!これもまたでかい!しかもラインは4ポンド!
うひーーーっっっ!たのしいーっ!! バスじゃないけどこの引きはたのしーっ!!
ランディングしようとしたらばれちゃった。残念だなぁ。-5点にならずに済んだ。

その後は暗くなったため終了。
今日のぼくの釣果 バス8匹 ギル1匹 キャットフィッシュ1匹 でした。 
恐るべき霞ヶ浦のキャットフィッシュ。でもちょっとキモチ悪いっす。
夕飯はビリーザキッドのステーキ。げきウマげきウマ。
雷雨の中帰宅。まっぴーさん、運転お疲れ様でした。







© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: