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マメ×3 @ さらば! えくしあ!!
2007年03月07日
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カテゴリ: 今日の出来事
では、気を取り直して本更新。


今度は集まるといいが…。



■さらば、母校よ。-光陰、矢の如し-

第9回

職員室前の廊下を歩いていると、彼ともっとも親しい先生に会った。
前に一度、大学へ進学を勧めた先生だ。
せっかくなので、提出する作文の件でアドバイスをもらおうと話しかけた。
それから約3時間ほどして、彼は深刻な表情で職員室から出てくる。


この3時間、彼は先生から進路に関する説教をいただいていた。

・今のお前が専門学校へ行っても、それは好きなことだけへの逃げだと。
・大学ならいろんな奴が集まる、そこで人間を磨いて来いと。
・そして、将来を軽く考えるな…と。

そう、彼はこの高校生活中に多くの人間を敵に回した。
そんな彼が専門学校へ行ったとしても、そこに集まるのはみな同じ夢をもつ人間たち。彼はそこで進歩はできないというのだ。
どうやら、どうしても大学への進学を薦めたいらしい。

彼は帰ってから考えた。
彼の中で、かつてこれほど悩んだことがあっただろうか。
こんな話を聞いた程度でそう簡単に考えを変えるわけにはいかない。
当時の彼としてはそれなりに考えて出した答えが専門学校だったからだ。


調査の結果、推薦入試でなら行けそうな大学が多数挙がった。
その中でも、同じ高校のSy氏が合格したらしい隣の県の大学を選択する。
Sy氏から話を聞いてこの大学がコンピュータグラフィックに力を入れていると知ったからだ。

彼女にこの話をすると『そうしていつも人に流されるのね』と冷たい態度で答えられた。
これを聞き、一度は大学行きを完全に白紙にしたが、調べていくにつれて専門学校へ行くこと自体が怖くなっていた。


普通の高校3年生なら、既に進路をどうするか決めていなければならない時期。
彼の高校は商業高校で進学校ではない。
成績はクラスの中なら1位の実力だったが、進学校と比較されれば下から数えたほうが早いに決まっている。
まさに井の中の蛙だ。
大学に行ってもついていけるかどうかがわからない…。

彼女とも、専門学校に行くときは一緒に行こうと話していた。
大学に行くと、会うことすらできなくなる。

不安の連続。
この物語の終わりが訪れようとしていたとき、彼は決断を迫られていた。


…つづく。





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最終更新日  2007年03月08日 00時12分48秒
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