Kaleidoscope of Life~人生の万華鏡~

☆オーストラリアプチ親子留学体験記☆


途中忘れ物をして取りに帰ったものの(私です^^;笑)その他は何の障害もなく、旅の神様に見守られ、たくさんの笑顔が出発を祝福してくれた。隣に遊びに行く感覚でついてきた子供たちも「オーストラリア!オーストラリア!コアラに会いに行くの!」と小躍りしていた。子供たちには、母から学生の頃買ってもらった大切な地球儀でオーストラリアの位置を示して、一番興奮していたのは私(笑)
クリス「ね・・・日本がここでしょう?オーストラリアはどこだと思う?」
ファルコン「え~と・・・う~んと・・・」
クリス「ここ!ここ!南半球の日本の何十倍もあるこの大きな国だよ~♪すごいね^^
ファルコんもサラもここに行くんだよ!飛行機に乗って!」

私は地球儀を眺めるのが昔から大好きだった。
地図を見るのも好き!まだ未知のその土地に想いを馳せ、その土地にいつかは行けると
想像力を膨らませて、ワクワクするのが何より楽しかったのだ。
そんな私の現在のホットボタンはエジプト(カイロ)、トルコ、ギリシャ、イタリア、アメリカのカリフォルニアにあるシャスタ山。
ここには近い将来必ず行くよ!待ってて~♪

離陸後の機内での子供たちは思ったよりも静かにしており、拍子抜けしたが(笑)どうやら
空の旅は子供たちの心も魅了してくれたようだ。全ての飛行機をパパの飛行機(主人が旅行会社を経営していて、子供と飛行機をよく見に行くので)と勘違いしているファルコンは(笑えるかわいい話ですが、こりゃ大人になったら本当のこと知ってがっかりするわね。苦笑)機内食も楽しみ、スチュワーデスがいつもと違う外国人であることを察知し、ファルコンはお得意の英語でどんどん話し掛けていた。(美人は子供にも人気なのだ。笑)
どうやら、子供の方が異国文化と溶け込むスイッチは早そうだ^^
サラも普段はクールなのに、8時間(途中中部空港でオーストラリア航空に乗り換え。18時5分着)の飛行時間も感じさせないくらい、ファルコンと元気に英語ごっこでご機嫌だった。

エメラルドグリーンの世界遺産「バリアリーフ」が眼下に広がってきた。「ここが、オーストラリアか・・・」
なんとも言えない感慨に浸りながら、今回の旅で出会うであろうたくさんの人たちとの交流を今か今か・・・と心踊らせながら待ちわびていた。
現地時間21日午前4時10分ケアンズ空港に無事到着。感謝感謝の幕開けである^^

【ケアンズでの一日目】
経度がほぼ同じ位置にあるケアンズでは、時差ぼけをすることもなく朝4時にもかかわらず爽快な気分で待合ロビーに辿り着いた。
入り口のドアが開いて目の前に現れた彼女・・・・「TODA family 戸田様」のパネルを持ち、太陽のような笑顔で出迎えてくれたのが、
そう、今回お世話になるホストファミリーのママAngelaだった。あった瞬間から「ああーようやく会えたね!」という懐かしい感じでお互い自己紹介もなくおしゃべりし出した私達。朝4時のお迎えに嫌な顔ひとつぜす迎え入れてくれたのでした。そう、これが、これから始まる
感動的なストーリーの序章だったのです。確実に私達はオーストラリアの大地のディーヴァたちに祝福を受けて現地入りを果たしたのでした。

Angelaが空港から約30分のドライブで案内してくれたのが、外国のお宅らしい暖かい雰囲気のティンバーメイドの大きなお家。
自宅は閑静な住宅街レッドリンチというコミュニティにある。バス停も車で5分くらいのところまで行かないといけないくらい本当にそこだけ
別世界のような地域だ。深い緑に囲まれ、トロピカルツリーに覆われた土地の蒸気が霧になって美しい風景をみせてくれる。向こうには
高くそびえ立つ山が見え、トロピカルな野鳥の声が朝のさわやかな始まりを知らせてくれる。なんとも神聖で、原始的な土地の雰囲気を感じた。空気が半端じゃなく美味しい!!!ここに住んでる人達は幸せだ~♪
「さあ、疲れたでしょう。朝はしっかり寝て休んでね!その前に少し家の中を案内しておくわ。」と子供部屋から、バス、トイレ、キッチン
デッキと滞在する部屋を教えてくれた。お茶を入れてくれ、一息つくと、5時半ころぞろぞろと子供達やご主人のダリルが起床してきた。
「おはようございます!はじめまして!よろしくお願いします♪」と挨拶をし合いとっても優しそうな家族の顔を見て「あ~ここなら大丈夫だ。」とすぐ安心して溶け込むことができた。「自分の家だと思ってくつろいでね!遠慮は要らないから。」とAngela。彼女の太陽の笑顔に照らされて、「きっとこの人達は、これを機会に私達のオーストラリアの家族になる存在だな~」とピーンときた。

子供達はそれぞれ、13歳、14歳、17歳の男の子兄弟。みんな美男子ときたから、私も感激(笑)かわいらしい2人の弟達キリンとマイルズに、しっかりもののお兄ちゃんルイス。パパのDarylは大工さんで、建築士なので自宅にオフィスを持ち、実際、この大きな家も彼が設計、
建築したものだった。太陽のAngelaと陽気なDaryl、その二人を囲む心優しい、3人美男子兄弟。絵に描いたような、素敵なホストファミリーとの出会いだった!

しばらく仮眠をとって、早速現地でお世話になる語学学校(Sun Pacific College)のマネージャーさん(大樹さん)に会うため一路市内へ。SPCは日本人向け商業施設が立ち並ぶ界隈にあり、同じビル内にも「お茶茶」という日本食レストランもある。
学校に通っている若い日本人の生徒さんをよく見かけた。流石に子連れで学校に来ている親子は私達だけで目立っていた(笑)
さて、ここでオリエンテーション。学校の案内を受け、実際、現地で勉強しながら、生活するようになれば、どんなことを知っているといいか
ということで、大樹さんから車で便利なスポットや、町並みを紹介して頂いた。まず近くの人口プールもあるビーチへ。広々としていて、開放感があり、近くには警察も見張っている場所があるそうなので、安心してお子さんを連れて時間を過ごすこともできる。その後、市内でも一番大きなショッピングモールへ。大きなモールで何でもここで購入できるようになっている。アミューズメント施設も豊富で、飲食店も多数連なっており、市内で買い物などを済ませたいときはここでバッチリだ。子連れでも平気!そして、近くの野外公園を見に行った。そこは
0~3歳くらいまでと4歳~6歳までが遊べるスペースに分けてあり、無料で大小様々な遊具で遊べるようになっている。無料というところに驚いた!公共の公園というより、ちょっとしたアミューズメントパークなのだ。ローカルの親子もたくさん利用しているようだった。
何か子供達の保育帰りにでも時間を費やしたいときは、知っておきたい場所である。最後に24時間利用できるメディカルセンター(病院)へ。そこには日本人のスタッフも常駐しており、親切丁寧に対応してくれる。日本人の患者は異国の地でも、安心して治療を受けれるように
完全バックアップ体制を整えているようだ。(感心した。)
オリエンテーションを終え、Angelaがお迎えに来てくれた。ケアンズの街はとっても住みやすい印象を受けた。夕食は美味しいAngelaの手作り料理(この日はBaked チーズとポテトの盛り合わせ、サラダ、ガーリックパン)に舌鼓しながら、始終、楽しい談話に花が咲いた。
子供達も早速、お兄ちゃんたちと戯れ、元気に遊び回っていた。ファルコンは、全く躊躇することなく、まるでここに長い間住んでいたかのような順応ぶりで、家族達と溶け込んでいた。それにつられるように、徐々にサラもその遊びの輪の中に飛び込んでいった。Angelaもすっかりファルコンとサラを気に入ってくれ、久しぶりに若い頃の子育て時代を思い出していたようだ。夜はワインを片手にAngelaとお互いのことを話し合ったりした。あまりにも、楽しい時間の連続で、
一日目のケアンズにして、もうすでに満腹感を感じていたのは、果たして私だけだろうか?さあ、明日からまたどんな出来事が待ち受けているのでしょう^^感謝~☆

【ケアンズ2日目】
次の日はちょうど、週末に入った。着いて間もなく家族と一緒に過ごす時間ができて、返ってケアンズ生活も慣れることができた。朝は6時に目を覚まし、シャワーを浴びて身支度をして、皆で食事を取り、今日は早速楽しみにしていた「ケーブルスキー」の体験に!!!
ケーブルスキーはスノボで使うボードのようなものを履き、水上スキーのような格好で楽しむスポーツ。地元にあるスキー場で、早速
2時間34ドルを払い、滑り放題の体験をする。ルイスたちは半年の経験があるらしく、やはりコツをつかんでいて滑ってる姿も様になってる!大きな川に上空に丈夫な糸のようなもののレールがしてある。そこからスキーをするための手すりがぶら下がっていて、それが自動的に動いて滑るような構造になっている。よくこんなこと考えたな~やっぱりスポーツ好きなオーストラリア人が考えそうなことだね!とゴルゴと感心していた。私とAngelaと子供達は見学所で、みんなが落ちたり、成功したりしているのを見ながら楽しんでいた。私も本当はしたかったけど、かなり難しそうだったので、今回は観る方に徹した。肝心なゴルゴと言えば・・・・これが凄いのよ!成功していたのです!
彼はスキーとスノボはお得意なので、似たようなものでそれを水上でするという違いだけなので、コツをつかんで慣れたらしい。
ルイスたちにも絶賛され、何度も何度もトライしていた。中には凄い人がいて彼らは水上で回転ジャンプをしていた@@凄い!!
しかし、流石に初の試みで筋肉も使ったところが痛くなったらしく、「もうしない・・・・手がしびれる~」と弱音を吐いていたゴルゴに、
ルイスが超子悪魔的ボイスで「Please!」と懇願するので、仕方なくもう一回トライした。帰ってきて案の定、子供達を抱えきれないとくら
筋肉痛になったのは言うまでもない(苦笑。10代の彼らと30代のあなたとはかけ離れすぎよ・・・)しかしよくがんばった~!よい思い出になりました♪子供達も大興奮!ファルコンも再来年くらいは挑戦できるかな~♪
その後、ランチを済ませ明日のために下調べをして、バンジ-ジャンプのAJハケット、ゴルゴ思い出の地にレッッツ・ゴー!彼が十年前に
バンジージャンプして証明のTシャツを買った場所を訪れた。ちょうど、足を宙吊りにしてバンジージャンプをしている挑戦者を目にすることができた。彼らは、躊躇することもなく、どんどん達成していった。やはり実物を見ると迫力がある!私ももう少し挑戦するまでには時間を要しそうだ(笑)でも気持ちよさそ~^^懐かしい場所で再びくたびれたTシャツと交換するために、ゴルゴは新Tシャツを手に入れた。やはりオーストラリアに来たからにはバンジーでしょう!という方には超おすすめのスポットだ。
そして、その足で市内にある「Rainforest Zoo」へ向かった。ちょうど雨も降っていたので、野外の動物園よりは(子供達も小さいので歩くのが大変だろうということで)室内の動物園でどっておきのところがあるというので、そこに決めた。入ると、本当に目の前で動物達と触れ合うことができるようになっていて、いろんな種類の鳥も観察できるし、コアラ(寝てたけど)も見て、カンガルーの子供達とも触れ合うことができた。コウモリやワニもいて結構2時間くらいは楽しめる。子供達もおおはしゃぎで楽しそうだった。雨の日や、子供達の年齢によってはこういう動物園もあるのだということが分かりとても収穫のある一日になった。

さて、夕食の支度をしてデッキに運ぶ。今日はステーキと特製のムニエル、サラダと美味しいパンを頂いた。ワインを飲みながら、Angelaとお昼間に話した内容の続きを切り出した。私はオーストラリアに来たら絶対アボリジニーに会うんだ!と決めていた。その話を彼女にすると、なんと彼女の亡くなられたおじい様はアボリジニー族だったそうだ!おばあ様は典型的なイギリス人でエリザベス女王のようなお顔立ち。彼女曰く、「でもおじいちゃんがアボリジニーだってことは薄々感じてはいたけど、亡くなるまで教えてくれなかった。亡くなった4年前に実は真実を知ったのよ。」と教えてくれた。私の「何故?」という問いかけに彼女はこう答えた。「アボリジニー族というのは歴史上でとっても悲しい残虐な体験をしなければならなかったときがあって、それは全員家族を白人に奪われたのね。だから、現代でそういう悲しい過去を背負って生き続けている人たちは皆、真実を語れば、迫害されることを知っているから身近な大切な人たちに、そういう思いをさせたくなくて、多くを語らなかったのね。実はね、クリス、私は時々鬱病に悩まされることがあるの。軽度なんだけど、すごく大変なときもあった。それで、治療も受けてきたけど、思うに、アボリジニーのトラウマを私もどこかで覚えていて、それが私自身にも体の中で現象として起こっているような気がするのよ。あまりにも悲しい過去だったから、カルマが解消されないのね。。。。」彼女はポツリとそう全てを打ち明けてくれた。
私は愕然とすると同時に、そういう罪を犯してきた当時の白人人種に憤りさえ覚えていた。どうして大切な最愛の家族を奪われて幸せになれる民族がどこにこの地球上のどこに存在するのでしょう?
本当に悲しいという言葉では表現のしようがない、愚かな人間の欲望と身勝手さがなし得た技というしか他ありません。彼女の瞳の奥の悲しみを私は見逃しませんでした。「本当にそれは気の毒だ。悲しすぎる歴史だね。あなたの気持ちもおじいさんの気持ちもたぶん十分には分かってあげれないかもしれないけれど、その人達が犯した罪は同じ人間として恥ずべき行為だと思います。」と伝えた。彼女は話を続けた。「私ね、昔は2人目ができたときはとってもとっても貧しい生活をしてたのね。でもある日を機会に悩みに悩んで途方に暮れていた私達家族にお金が入ってきたのよ。それは私達には転機となり、全てに感謝するようになったわ。私はエンジェルって信じてるの。この世界にいるってね。だって私はいつも何か悪いことが起きても助けられることばかりだった。誰かに見守られてる、そんな出来事がたくさんあった。だから私は感謝してるし、この世で大切なことは自分自身のスピリット(精神性)だって信じてるの。そして最後はやっぱり、感謝が全てだって思う。」私は目の前で淡々と話す彼女を見て、自分がその会話を聞いていることが信じられなかった。私はほぼ同時に全く同じことを考えていたからだ。まるで彼女は私も見透かしてるかのように。。。しかし、驚くのはそれだけではなかった。「私も全く同感です。実は私はオーストラリアに来る一ヶ月前にあなたたち家族のことを瞑想してたら、浮かんできて3人の男達と一緒に笑顔で食事してる様子が目に浮かんだのよ!あ~きっとこの人達が私達の家族になるるんだ♪ってものすごく一人で感動してた。(笑)だからあなた達家族の写真が4日前くらいに送られてきたときはやっぱり!って感じだったの^^絶対この人達との出会いは私達家族にとってとても意義のあるものにある確信があった!」と私が伝えると、「え!すごい!どうしてそんなことが!?だって実は私も同じこと何故が知らないけど、弟に瞑想をしなさいって勧められてんだけど、やったことないし、どうすればいいか分からずにいた。でも弟がいきなりそんなこと言うから!私も不思議だったの。だけどね、私は空港であなた達を見たときあ~この人達が私達の家族だ!ってすぐ分かったの!名前の自己紹介もせずに会話を始めたでしょう?初めて会ったような気分ではなかったのね。何かとても懐かしい友人に会うような気分だったわ。だって、まだ会って一日しか経ってないなんて信じられないもの。2.3年は一緒にいるみたい!」私達は太平洋を超えてこんなにシンクロを体験していたのだ。お互い驚きを隠せずにいた。サラが生まれてすぐICUに入っていた期間があった。彼女は本当は一ヶ月かかるところ一週間で自然治癒をして、全く問題のない体に生まれ変わって私の元に戻ってきてくれた。ドクターにももう診断に来る必要もないし、完治してるから、こんな病気があったことも伝える必要もない、何でもできるよ!とお言葉を頂いた。私にとって初めての「自分が死んだほうがマシだ」という体験だったので、あのときばかりは生きた心地もせず、毎晩涙が止まらないまま、ただひたすらお祈りをしていた時期だった。Angelaも二人目の子が同じように自然治癒をしたらしく、そして、3番目の子はADD障害をもって生まれてきたことを告げた。しかし彼らがいつもAngela夫婦に幸運を運んでくれるという。あまりにも、共感することが多く、同じ価値観をここまで語ることができ、国境を越えて交流できたことが私にはもう感動感激の連続だった。お互いの出愛がただただ嬉しかった。
涙が溢れそうななるお互いを思い、その日は静かな時間を過ごした。ありがとう神様☆

【ケアンズ3日目】
空は快晴。絶好の観光日和となった♪
朝Abngelaにドライブしてもらい、キュランダへ行くSkyrail(世界一の熱帯雨林のひとつと称される場所でローオウウェイに乗って隣町までいきます)に乗っていざ出発。だんだん高くなるにつれて街も小さくなってきた。下を見たらあまりにも怖いのでしばらくじっとしていた私。
次の停留地点まで行って、滝を見るこににした。滝はとっても大きな滝で飛び込んだら木っ端微塵だろうな~という迫力です。
ちょうど一ヶ月の間に2回嵐が来た後で洪水だったようで水かさも半端ではなかったのです。このスケールは目を見張るものがあります。
再びロープウェイに乗り込んで、眼下に広がる熱帯雨林の海を楽しみました。初めて上るあの高さは夢にもでてきそうな位すごかったです。
でも時間が経つと慣れてきて、天にも上ったような気分になりました(笑)子供達は怖がることもなく、始終外の風景を楽しんでいました。そこで、家族の語らいをしてみるのもいいものです。
そして、最終地点のキュランダへ。ちょうどお天気もよくなりランチタイムをとることにしました。キュランダは坂が多く子供さんにはベビーカーが必要な子もいるかもしれません。近くのレストランで久しぶりに巻き寿しを目にして食らいついてしまいました。(笑)美味しかった!!!(やっぱり日本食が恋しくなるな~)そのまま坂を上がって、お店周りを楽しみました。中には、オパールのお店や、オーストラリアの大自然を撮った写真作品の販売など美しいものがたくさんあり、かわいい子供服やアクセサリーのお店もあって、2時間はそこで過ごしました。
やがて予約していた、アボリジニー文化センターの予約の時間が近づいてきたので急いで戻りました。会館ではアボリジニーの歴史のビデオやアボリジニーの信仰してる儀式や、実際のアボリジニーの若者によるパフォーマンスを楽しむことができました。天気のよい日は野外でのブーメランの体験や、ディジュドゥ(民族楽器)も体験できるようです。やはりその土地の原住民の歴史を知ることは、おの国の人達をもっと理解する上でも大切なことだなと改めて思いました。
そして、Angelaの家に帰り子供達はお兄ちゃんたちと遊び回り、ゴルゴはDarylとビリヤード、私はワインをAngelaと飲みながらまた楽しくその日にあったことなど、語らうというお決まりの日課を一通り楽しむのでした。(夕食はお野菜たっぷりのチキンスープ!)子供達はいつもしっかり遊んで夢の中。電池が切れたように眠っていました。本当にAngela家族が大好きな二人でした。犬が2匹、猫が一匹いるので、その子達とも仲良くできて本当に幸せそうにしてる二人を見て私も来てよかった!ゴルゴとそんなことを話していたました。

【ケアンズ4日目】
今日はいよいよ、子供達のデイケアセンターの見学と実際の保育体験の日。そして私達は街の散策をして、地元の小学校訪問後、英語学校のレッスンを受ける日です。子供達のデイケアセンターは今回は一日だけ(国民休日の日が重なってしまったので)でしたが、とっても楽しんできたようです。
ファルコンはすぐ自分が興味のあるもので遊び出し、パズルを次から次にこなしてしまうので先生があたふたともっと難しいのはないかな~と探していました(笑)パズル得意なのです。サラはといえば、やはりまだ2歳ということもあり、若干慣れるまで時間がかかりましたが、私達が去ったあとは、少し泣いて寝たあとにご機嫌で過ごしていたようです。デイケアセンターの施設は2階に分かれており、一階は遊び場で砂場や遊具が配置されてあります。また年齢によってクラス分けしてあります。ランチは持参。時間は朝8時くらいから4時まで見てもらえます。
先生方もとっても優しそうな方ばかりで、安全についての管理はよく行き届いていました。ここに子供達を預けるとすれば、英語も飛躍的に伸びるかもしれません。またデイケアについては検討したいと思います。私達は子供達を見てもらってる間に、現地小学校のセントメリースクールの校長先生を訪問し、お話を伺いました。小学校の年間スケジュールを見ると、7月~9月にかけての親子留学がと最適なようでした。非常に開けた感じの緑に囲まれた小高い丘の住宅街の側にありますので、非常に学校からも近く、安心して通学できる環境にあるのは魅力的でした。日本人や多国籍の生徒さんもどんどん受け入れている学校のようですし、今までの実績からも信頼のおける学校の様子が分かりました。今後は日本人の留学生を受け入れることになれば、ホストファミリーを見つけるのも可能だそうなのでなかり協力的にバックアップしてくれるようです。また小学校内にかわいらしい幼稚園も併設されており、授業の風景も見学できました。4歳くらいからが理想のようですので、やはり2歳3歳くらいの子供さんはインターナショナルスクールの経験がない場合は、デイケアの方が無難かなと感じました。
そして、小学校の画期的な授業システムに驚きました。サテライト(衛星放送)を取り入れた授業を行っていて、図書館にはあらゆるところ(空港でも)にからアクセスできるPCがたくさん用意されていました。なんと地理のお勉強では、世界地図から日本を指し、九州、福岡、
中央区、大濠公園など・・・の詳細まで見えて(実際の映像)もう少しで私達の家も見つかりそうでした@@びっくりでした!
先端授業の風景にも学校方針のすばらしさが垣間見れたような気がします。

現地校での勉学をお望みの方には、小学校の詳細はいつでもお伝えできるようにしたいと思います。
その後ケアンズの人気の市場に行ってたくさん珍しい果物の味見をして、買い物をしてみました。どれも大変美味しく、野菜も日本の半分くらいの値段でたくさん買えます。(うらやましい~)カスタード味のフルーツがとっても美味しかった!

今日も盛りだくさんの一日。さあ、あと二日でケアンズともお別れです!明日はたっぷり家族休日楽しみましょう☆
(明日は終戦後、参戦した兵士達を称えるための国民祝日なのでお休みです)

【ケアンズ5日目】
目的地はフィッツロイド島という離れ島。陸地が雨でもこの島だけはいつも快晴らしい。
いざ、高速フェリーに乗って出発!青い空、青い海、抜けるような一面の青い自然の息吹とそよ風に抱かれて、フェリーの旅は最高の45分間でした!途中、水しぶきがかかったらりして、乗客のみんなは大笑い。それでも、それでも、この自然に抵抗することなく、この瞬間の母なる大地を存分に満喫したのでした。本当に途中瞑想状態に入って、気持ちのよさは表現のしようがありません!思わずタイタニックのポーズをしそうになりました^^;行って体験してみてね!

南の島で海をほぼ一人占め状態で、子供達と戯れてきました。
人口プールもあり、そこでは軽食の売店もあります。しかし、この日はあまり海が嵐のあとでクリアではなかったので、グラスボート体験は
諦めましたが、子供達が海で大満足!していたのでよしとしました^^海の中のトランポリンもあり、マリン関連のアクティヴィティは大抵可能です。ただ、小さいお子さんはどこに行くか見ていないと大変なので、この島でおもいっきり遊ぼう!と思ったらお子さんが大きくなってからのほうがいいかな~と思います。とにかく一日ここにいれば、みんな癒されます♪
あいがとう~大自然!

その日の夜は、私が日本から持参した「五島うどん」(絶品!)を作ってみんなに食べてもらった。
感謝のしるし。みんな美味しい!!!と言っておかわりもしてくれた。本当にその笑顔を見れて、嬉しかった、幸せだった♪

【最終日帰国】
とうとうこの日が来た。あっという間のケアンズでの5日間・・・楽しかったホストファミリーとのひと時。
壮大だったケアンズの大地と素晴らしい姿を見せてくれた大自然。
全てに感謝だったケアンズ滞在。ホストファミリーのAngelaは毎日私達の送り迎えをしてくれ忙しい中もよくお世話をしてくれた。
こんな短い期間にこんなに親密な関係になれたことがとても運命的なものも感じた。
実際、本当は別のホストファミリーにお世話になる予定だったらしいのだが、それがダメになり、Angelaたち家族に決まったのだ。
こんなことって・・・彼女と会話をする度に驚きがあり、私の中で今回のオーストラリア滞在が偶然ではない確信だらけの毎日だった。
その想いは日に日に大きくなる。
早朝、子供達もDarylも学校とお仕事の身支度、準備に追われていた。また日常の生活が始まる。
私は日本から持っていった祖母が作った肥後てまりを二つと、ありがとうと書いた石と、ファルコンのDarylの似顔絵。
ゴルゴはDarylに博多織りの桜で染めたステキなネクタイをプレゼントした。みんなでHugをし合いまた会おう!と約束をして別れた。
ありがとう!みんな!
最後にお世話になったSPCの役員をされている、ケアンズ市町婦人とお話をする機会を頂いた。
「これからオーストラリアのプロモートをして、日本とオーストラリアの家族交流の掛け橋として貢献できたらと思います。」と話した。
「たくさんアイデアをお持ちのようなのでぜひこれからもコンタクトしましょう。」と気持ちよくお返事頂いた。
今回はお世話になったSPCの皆様、いろいろと案内頂いた大樹さん本当にありがとうございました。

空港で少し待ち時間があったのでカフェに入ってAngelaに感謝を伝えた。
名残惜しい最後の時間だ。
Angelaに私が大切にしている写真を手渡した。「あの~これ渡していいものかわからなかったけど、たぶんAngelaにまた
鬱症状がでてしまったときは、これをみて元気になってほしいの。だから私の宝物だけど、あげるね。」
「うわ~すごくきれい!!額に入れて飾っておくから、今度来た時は見てね!ありがとう!」とAngela。
お互いに本当に有意義な時間を過ごせ、お互いにとって素晴らしい機会だったことをかみ締め、彼女はこう言った。
「クリス・・・あなたたち家族が来てくれて私にとっても私達家族にとっても本当に素晴らしい機会になった。あなたの子供達は
私にまた元気を与えてくれた。ファルコンがとってもなついてくれて、本当に私は幸せだった。あなたは私に笑顔を取り戻してくれた。
You lift up my spirits( あなたは私に元気を与えくれた。)」と言ってくれた。もう涙が出そうになって、我慢してる自分がいた。
本当にそう思ってくれたとしたら、私も心から彼女に祝福をしたい。
最後に残してくれた言葉に私も元気付けられた。私がしてきた言動で、それだけのことを感じてくれていたことが本当に嬉しかった。
彼女とはずっとこれからもソウルメイトでい続けようと思った。
別れ際・・・Hugをされてもう私の涙腺は限界を超えた。涙が溢れてくるばかり。
今回の家族での留学体験に至るまでの経緯と想いと、子供達の心配をしながらも、瞬間瞬間を楽しめた自分に何かとてもご褒美をあげたかったのかもしれない。とにかく行動しなければ、何も変わらない。そう思ってやってきた。
Angelaのハワイアンブルーの瞳とその暖かな抱擁は私のプレッシャーを一気に解放してくれたのだ。
ありがとう!オーストラリアそして私達の大切な家族たち!あなたに会えて本当によかった!

また帰ってくるからね~♪

26日(木)午後12時半Take Off!
眼下に広がるコバルトブルーの「グレートバリアリーフ」。
やっぱり青かった。
子供達もプチ留学体験でこんなにステキな家族とめぐり合え、たくさん動物達とも触れ合い、英語もたくさん話して、積極的に異文化(彼らにはこの認識はないのでしょうが)と交わってきた時間は本当に貴重だった。これをきっかけに、ファルコンもサラも毎年、Angela宅に遊びにいくことも約束した。3男のキリンは日本に興味があり、日本語も上手に覚えている。彼の手書きのひらがなはとってもきれいで日本のアートを見せたらきっといい刺激になると思った。彼は来年日本に来ると言う。また再会を楽しみにしている♪
私達の思い出を飛行機に乗っけて、ぐっすり眠る子供達の横で、今度の旅のプランを考えながら、一人ご満悦の私だった☆
ゴルゴパパありがとう!感謝です☆

後日アンジェラからメールが来た。。。

Hello Yumi, Shin, Hayato and Sara,



I hope this email finds you all well and safe after your long trip back to Japan.

Our house was very quiet last night; we miss the sounds of the children and of course the company of you and Shin.

Was your trip back home o.k. Did you all rest? It was very sad to see you all go; however, I know I will see you again.

I wish you all the very best in your new and exciting adventure and wish you great success. You have given me back my smiles.

For that I am very grateful to you. Please be safe always and I will look forward to hearing from you soon.

Please give Hayato and Sara a big hug for all of us. We are all thinking fondly of you all.



Love to your beautiful family.



From Daryl, Angela, Rhys, Myles and Kyrin.




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