観劇感想その1


 悟空の分身の「毛」3匹、残っていて(悟空はすでに封神?されている?)その3匹が自分の存在意義を見つけいく話(だったかな)
 主演3人に均等に見せ場を作らねばいけないので、ストーリーはなんとな~くな感じ。展開とオチが読めまくってしまい、それでおもしろみがなかった(予定調和でも面白いものは面白いのだけれど)

★「レッツゴー忍法帖」 1月22日、2月3日、18日
 記憶に残っていないので、正しい新感線のおポンチだったのかと(笑) うーん、インド屋敷は好きだったんだけど、妙に低いテンションで見ていたなー。
 あ、豆まきの日に観劇して豆まきイベントだった♪

★「MEMO」     1月21日、23日、24日、25日
 今年1本目のアンドレ。アセスメントだけれど。"幽霊"話の第二弾。第一弾と同じキャラが出てきてニヤリ。
 非常にすっきりとまとまっていて、キャラの比重も主従がきちんとついていて優等生な話。

★「殿日和」      1月23日
 上記公演の特別公演。今回は、殿が好き勝手にやるというより、撮影のため公演に参加されなかった某方をゲストに呼んで色々やるといった感じ。

★「RENT」     2月17日
 来日ミュージカル。2年ぶりくらいに見たかな。日本語版を見ていたときには泣けなかったのだけど、英語で見ても泣けるなー。歌詞は聴き取れてないというか、脳内で自動的に日本語に翻訳されているんだけど。
 ジャパンキャストがまたみたいなぁ。

★「ハムレット」    2月24日
 ここ1年ばかりで3本目のハムレット。これは、ハムレットを女性がやっている、昨年見たモンテクリスト伯と同じ手法の芝居。なかなか斬新なハムレットで面白かったかと。

★「邯鄲の夢」     2月26日、29日、3月2日
 あー、今年のワーストに入る部類の芝居。話の骨子は悪くないと思う。テーマもわかりやすく基本の展開は悪くなかった。
 んが。この公演の趣旨的にいれる必要があったバンドの使い方が非常に中途半端で木に竹を接ぐどころか、木にアルミ製物干し竿を突き立てた感じ。不必要なキャラ、冗漫な場面が多すぎ。
 最後までテンポ悪いままで終わっていた。

★「KABUKI」      4月6日
 バレエ公演。KABUAKIと銘打ってあるが、演じられるのは忠臣蔵。残念ながらこの時点で歌舞伎の忠臣蔵を見たことがなく、歌舞伎を知っていたら楽しめただろう話の展開がさっぱりわからなかった。
 最後の討ち入りできちんと47人そろって、ピラミッド型に並んだシーンは圧巻。

★「俳優祭」      4月27日
 歌舞伎役者の文化祭のようなもの。にぎやかな踊りと、連鎖劇と、お遊びいっぱいの芝居に、模擬店がついたお祭り。歌舞伎にはまった年に開催されたのはラッキー。そしてよく、チケットとれたよな、私(笑)
 もうちょっと歌舞伎役者さんに詳しかったらもっと楽しめたのになーとは思った。

★「DECADANCE1」   4月29日、5月1日、3日、5日
★「DECADANCE2」   4月30日、5月2日、3日、5日
 私的に1はダメだった。邯鄲の夢にも通じるけれど、再演になってがたがたになっている(邯鄲の初演は知らないんだけれどさ)。改善ではなく、改悪になっているところが多すぎ。初演だって時間がながかったんだから、無駄なシーンを省いてスマートにするくらいはするべき。
 その点2は、時間的には同じ長さなのだけれど、こちらはまだ話のトーンが一環していてまとまっていた。

★「髑髏城の七人」   5月7日、22日、6月1日、6日
 東京、大阪、東京と見た。久しぶりに遠征芝居。最初はうーん、こんなもんかなーと思っていたけれど、最後の方は結構はまった。これはこれで悪くない。

★「京劇・西遊記」   5月30日
 昨年SARS騒ぎでこられなかった芝居が来日。今年はチケットとりづらかったよ(苦笑)
 話は、白骨夫人の回をモチーフにした話。ええとだいたい、原作に忠実な話だったけれど。
 京劇の立ち回りは流石にアクロバティックで見応えがある。今度はもうちょっと長いものを見てみたいなぁ。

★「オイディプス王」  6月10日
 蜷川オイディプス。7月(だよね?)にはアテネでも上演される(た)もの。
 噂はきいていたのだが、流石の蜷川芝居。絵面がとても美しい。ただし、相変わらず畳みかけるような早口の台詞でききとるのに苦労する。

★「初蕾」       6月27日
 た、高いよ、芸術座……。あのしょぼい(失礼)劇場で、この値段か……と商業演劇に理不尽さを感じつつ。
 芝居は、歌舞伎をみつけていると違和感のある時代劇。あと明治座の公演ともまた違う軽さが漂っているというか。
 ことみちゃんの演技にはらはらしつつ(でも彼女は芝居の方が向いていると思う)、お約束の涙を流してみたり。

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