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29歳の時に修道院に入った渡辺さんは、アメリカに渡って学位を取り、帰国して、36歳の若さで岡山の「ノートルダム清心女子大学」の学長に任命されました。
渡辺さんは3代目の学長ですが、初代も2代目もアメリカ人の70代の人でした。まさか36歳の若さで学長になった渡辺さんは、プレッシャーを感じて戸惑いました....。
学長の重たい責任....。
さらに!未経験な事柄の連続で、渡辺さんは....。
「みんな挨拶してくれない!」
「私がこんなに苦労しているのに理解してくれない!」
「誰もわかってくれない!」
・・・と!つぶやく「くれない族」になり、自信を喪失して「私が当初考えていた修道生活とは、あまりにもかけ離れている」との思いから、修道院を辞めようと思い詰めました....。
その時!
ある宣教師から一つの「詩」を手渡されました。
その詩の冒頭の一行が....。
『置かれたところで咲きなさい』
「詩」には、その言葉に続けて、さらにこう書かれていました。
『咲くということは、仕方がないと諦めることではありません。
それは自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人も幸せにすることによって
神があなたをここにお植えになったことは間違いでなかったと証明することなのです』
渡辺さんは変わりました!
「置かれた場所に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり、不幸せになったりしては、私は環境の奴隷でしかない。
人間として生まれたからには、どんな所に置かれても、そこで環境の主人となり、自分の花を咲かせよう」
そう決心したのです。
渡辺さんは「くれない族」の自分と訣別し、自分から学生に挨拶し、微笑みかけてお礼をいう人になりました。その後、学生も教職員も明るく優しくなってきてくれたのです。
環境の奴隷から
環境の主人へ
「結婚しても、就職しても、子育てをしても、『こんなはずじゃなかった』と思うことが、次から次に出てくるでしょう。そんなときにも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです」(渡辺)
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心に響くメッセージでした♪
(T-T)
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