June 5, 2008
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日知人から
「~さん、感じ悪いってうわさになってるんだけど」
「これこれこういうことがあったって聞いたんだけどどうなのかな」

ということを耳にした私。

全く自分に関係のない芸能人のゴシップ話程度なら
される方も、する方もそんなもん、という前提があるので
全く気にはならないけれど、
対象は私が親しくしているママ友の話。

しかも、私が知っている彼女なら絶対にそういうことは言わないし、
実にさっぱりした人なので、そんなイヤミなこと考えもしない、
というタイプ(だから私も変な気を使わず付き合えるのですが)

「それはないよ。絶対。そんなこと考えも
しないよ。彼女は」
と言ったのですが。

大人になってもあるんだな~、そういうの。。
これがまさに幼稚園の中で集まるママさん達の典型的な関係なんだろうけれど、
これが私は大の苦手。

自分が直接体験した話について、それをどう思っているか、
自分がそれを見て聞いて何か感じたか、というなら
聞きたい話もあるかもしれないけれど、
人が何人も集まってよってたかって言っている話
(大抵誰かよく思っていない人が中心で
広めていて、その人の感情が入ってるし、
尾ひれもつけて、面白おかしく皆で話をするにつれて

は、その場を想像するだけでもさむ~くなります

トイレに行くにもどこに行くにも一緒。
気に入らない子がいれば仲間はずれにしたりする、
女子中学生と何が違うんだろう・・・
子どもにいじめをするな、なんて言っておいて、


と自分ではなく、友人が言われてたことだけに
すご~く嫌な気分になってしまいました。

どうして、「みんな」という都合のいい言葉を使って
その場にいない人についてあれこれ言うのか、
私には全く理解が出来ないし、
何か言いたいことがあれば、直接確かめればいいのに。

思い起こせば、受験も進路も何もかも(結婚出産以外)、
周りの大多数の人の行動と、いつも外れたところを好んで進んできているので、
人と一緒でありたい、皆、という言葉を多用する、という心境が
どう逆立ちしても理解できないのだけれど。。。

親しくなる友人は皆、独立独歩で生きながらも人間関係は決して希薄な訳ではなく、
周りに振り回されずにきちんと自分の世界がある人ばかり・・ですね。
改めて考えてみると。。。

今案じるのは自分の子どもが

「みんなが~しているよ」
「みんな~言ってるよ」


ということを言い出して


「自分がどうしたいか」
「自分はどう思っているのか」


ということをいつの間にかいえなくなる子になっちゃうと嫌だな~
ということ。
まあ、私と旦那の子であれば、大丈夫!と思いたいけれど
(旦那もかなりアウトロー!?)

今はまだ
「みんな違ってみんないい」
などと、幼稚園で覚えてきた言葉を口ずさんでいるのを聞くと
ほっとします。

日本は納豆の糸引き社会
そこから思い切って飛び出ようとする人がいると、
よってたかって、皆でとめたり反対して、また元の糸引き社会に
引き戻される、
とある本に書いてあったけれど、
その糸を断ち切って外のもっと大きい世界を見てみたい!と
思えるような子どもになってほしいな~

その為にはまず自分から
「みんな・・・」 という言葉を
子ども相手にも使うのを控えよう、と改めて心に誓ったのでした。

便利な言葉かもしれないけれど、
無用に人を傷つけるものでもある、と思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 5, 2008 11:40:29 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: