てげてげなるままに

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ドイツ語とドイツ語学校


ここでは、ドイツ語に対する私の気持ちと、通ったことのある学校の感想を綴っていきたいと思います。
学校については授業を受けた私の感想、設備についての雑感になると思います。
あくまでも私の感想なので、鵜呑みにしないで下さいね。
感想の1つということで、あとはご自分で見て聞いて行ってみて判断して下さい。

ドイツ語のイメージは複雑、難解。
外国語の履修登録時は一番に候補から外していました。
ドイツ語履修者をチャレンジャーだと思っていました。

相方から教わったドイツ語は、ABCの読み方、ドイツ語独特の字、Umlaut等があるということだけです。
外出した時に見た虹や蓮の花などの単語はその場で聞きましたが、すぐに忘れました。
退職から、渡独まで2ヶ月ちょっと。
その間に、結婚に必要な書類を揃える、自宅を引き上げる、実家に置いてある荷物の整理及びドイツに送るモノの荷造りと手続き、親戚への挨拶回り等、九州と関東、九州内を何度も移動しながらの生活だったので、ドイツ語を勉強する余裕がありませんでした。
問題集を購入していましたし、NHKの早朝のドイツ語ニュースは起きれたら聞くようにはしていましたが、勉強していないに等しいです。
現地で生活していたら喋れるようになるとはよく聞きますし、そう聞いていた私も何とかなるだろうと思っていました。

甘いです


どの言語でも同じと思います。
可能なら日本で少し勉強してからの渡航がいいと思いました。

相方が、私がベルリンに到着する日から始まる学校I校に申し込んでくれていたので、そこに2ヶ月行きました。最後の方は登校拒否気味で家を出るものの(相方実家に仮住まいしていたので)図書館に行ったりとよくサボっていたので正味1ヶ月半くらいかもしれません。
この学校での大半は、ドイツ語が分からないので、音にしか聞こえていませんでした。どこで言葉が区切れているのかさえ分かりません。先生が言っていることを理解していないので、隣の人がするのを見よう見真似でやっていました。

その後、日本に3ヶ月ほど帰国、ベルリンに戻ってきてから学校を探し始め、B校に通いました。ここには、コースの日程的には10ヶ月近く(長期休暇後も同じコースに通った)正味6ヶ月くらい通いました。
初心者コースから行き直しました。偶然にも前の学校と同じ教科書だったので、ここでやっと前にやっていたことが、教わったことが分かりました。

私は国語の授業は好きで楽しかったですが、外国語学学習は超苦手で嫌いです。
英語は成績表の上から見るより下から見る方が簡単に自分の名前を探せるほどの成績でした。
文法チンプンカンプン!(中学で5文型を教わっていなかったからその時点で挫折)
単語は覚えられない。
熟語なんて単語も覚えられないから後回し。
虫食い・選択問題は鉛筆を転がして答える。
英文を読んでいてもなぜか目が同じ行に繰り返しかえって行き、先に進まない。読むのが異常に遅い。
発音、ヒアリングも当然悪い。さっぱり分からないので、勘ではなくacdba・14235など適当に言いやすい語呂で答える。
こんなカンジでした。

今まで出会ったドイツの人は親切な人が多いです。
ドイツ語が分からず、困っている私を見て、沢山の人が手を差し伸べてくれます。
彼らは「英語は話せる?」と私に聞きます。
ドイツ語が分からなかったら英語で説明してくれようとする人々。
ドイツでは英語はあまり通じないと聞いてきましたが、ベルリンはそうでもないようです。
「ドイツ語と同じくらいしかできない」と答える私。
残念、助けることができないと去っていく人。
ドイツ語、英語のチャンポンとジェスチャーで助けてくれる人。
色々です。
こういうことに何度も遭遇すると、英語も必要と痛感します。

ボキャブラリーはまだ英語の方が上
文法はドイツ語の方が分かる
こんな状態です。

こんな私にドイツ語が使えるようになるのでしょうか?

ドイツ語の文章を読む時、マトリックスのオープニングで色々な書体の字が縦に流れるように頭の中で咀嚼せず流れていくだけなので、目がチカチカする、読むのが疲れる、なかなか頭に言葉が入ってこないから何度も読む必要があり、文章を読む気が失せています。

ヒアリングの練習にテレビやラジオをつけて聞くようにしていますが、しばらくするとBGMを聞いている状態になり音だけが聞こえている状態です。

相方実家で家族と話している時、最初の方は頑張って答えるようにしていますが、そのうち家族も身内だけの会話になるので聞き方専門になります。だんだん頭がボーッとしてきて耳に入らなくなります。その頃の会話で私に意見を求めることはないのでいいのですが・・・

ネィティブのような発音は必要ないです。
通じればいい、コミュニケーションがとれればいいんです。
日本で本を読んでいたのと同じように、本を読みたい、読むのが楽しいと思えるようになりたいです。

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