森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.05.01
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先に説明した子供の3つの成長段階はもう一度やり直すことはできません。

それは社会適応を拒んでいる問題点を少しだけ減らしてやって、苦しみを軽減して、自立して社会の中で生き抜く力を得ていくことだと思います。
全く社会生活から逃避してしまうのではなく、少し適応力をつけていくという事です。
完全主義を目指すと、思想の矛盾で苦悩が発生してのたうち回るようになります。
少し生き方を緩めてやる、そのスタンスでやっていくと生きていけるという力に変わります。

ここで私が大切だと思う事は、次の2点です。
まず自分を否定しないで、ありままの自分を認めてゆけるようになること。
次に他人に対して、「かくあるべし」を押し付けないで、「受容と共感の態度」で接することができるようになること。

これ以外にもあるかもしれません。それはみなさん自身で整理してみてください。
そして私にも教えていただきたいところです。

本題に入る前に、私は人の上に立つことは不向きだと思っています。リーダーになったり、会社で部下を持つことは向いてないと思っています。いままでの書いてきたことで分かってもらえると思いますが、その資質がないのです。能力がない事は、努力で補う事はできません。
実際管理職になってみて思ったことは、私は注意が自分に向きやすい。人から攻撃された時、いつも弱い相手には攻撃をする。実績の上がらない部下を攻撃していました。恐ろしい上司からはできる限り逃げていました。
優れたリーダーを見ていると、その人もしんどいだろうなと思うときに、相手の立場になって考えられる。自分のきついのは横において、親身になって部下を指導したり、励ましたり、とことん付き合う事が出来るのである。どこまでも部下の味方になれるのである。自分を犠牲にするのはあたりまえ、人の喜ぶ姿、成長する姿を見るのが何よりも楽しみだという人が、いい管理職、よきリーダーだと思います。
私みたいに自己中心で、自己保身にはならない。私みたいな人がリーダーになったりすると自分もしんどいし、それ以上に相手に迷惑をかけている。これは後から得られる能力ではないと思っている。だからどうにもならないことは手を出さない方がよいと思う。だから、そうゆう立場はなるべく避けている。森田理論学習の先輩にすごい人がいるが、その人ものらりくらりしながら断っているという。同じようなことを考えている人がいるのだなと思った。





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Last updated  2013.05.01 05:47:49
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

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