森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.07.21
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森田正馬全集5巻409ページより、森田先生の言葉

早川君の話の中に、自分のしようと思っていることを、人から言われるといやになるということは、例えば、我々が、子供の時でも、自分が掃除をしている時に、親から、ついでにここも掃除するようにといわれるとか、あるいは、いま学校の復讐をしようと考えているとき親から同じことを指図されると、せっかく自分のしようと思っていたことが、すっかり張り合いがなくなってしまう、というような経験はいくらもある。
これが「犬も頼めば、糞を食わぬ」という心理であって、当然自分の力でやるべきことを、それが人の力になり、その人の支配下に立つようになる。
我々の生命の喜びは、常に自分の発揮にある。
抱負の成功にある。富士登山を遂げて、歩けないほど足が痛くなったとしても、自分の損得にかかわらず、喜びと誇りを感ずるのは、「努力即幸福」という心境であるのである。

これをもとにして、次の投稿では「かくあるべし」押し付けはなぜだめなのか。
3つ方向から考えてみたい。





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Last updated  2013.07.21 10:25:04
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
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