森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.11.26
XML
他人に自分の「かくあるべし」を押し付けないために、リフレクションという手法があるそうです。
とても簡単で自分の生活に応用できます。

相手に不満を感じている人が、その不満を相手に話します。
普通はあなたメッセージで話すことが多いかもしれません。
「あなたはどうしてゴミをだしてくれないの。家事を分担してあげるとあなた言ってたじゃない。約束を果たしてよ」
これでは喧嘩になります。

その時「私メッセージ」で私を主語にして話します。
例えば妻が夫に「あなたが私の代わりにゴミ出しを手伝ってくれたらうれしいんだけどね」といういい方です。

次にこれを聞いた人の対応。

これがリフレクションです。

最初から自分の希望や気持ちは言わない。
「僕だって朝は忙しいんだよ。」
「それぐらい主婦の仕事だろ」なとどとは決して言わない。
まずは相手の話す内容を繰り返すというだけのことです。

こうゆう気持ちで相手に接しようという気持ちがあると、「かくあるべし」で自分の意見のおしつけということがいったん押さえることができます。
相手の話を最後まで、よく聞いていないと適切な返答はできません。
歌舞伎でも落語でも「間」を大事にしますが、この方法は人間関係の「間」にあたるものです。
「間」を大切にすれば潤滑油の効いた機械のように人間関係は好転します。
森田理論でいうと「かくあるべし」で指示、命令、強制などは差し控えるということです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.11.26 07:16:39
コメント(0) | コメントを書く
[「かくあるべし」の発生] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

森田生涯

森田生涯

Calendar

Comments

森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: