森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.02.10
XML
カテゴリ: 森田番外編
「オーケストラ指揮法」高木善之さんの本はとても面白かった。

オーケストラの指揮者は毎年200名ぐらい生まれるそうだが、プロの指揮者はとても
狭い門となる。必要な資格は次のようなものがある。

1、 少なくとも一つの楽器がプロとしての演奏ができること。カラヤン、
バーンシュタインはピアノだったそうだ。

2、 スコア(総譜)が読める。1ページ30段あるそうだ。これは練習や訓練で
できるそうです。

3、 ミスを聞き分けられる。オーケストラの中の一人のミスも聞き逃さないだけ
の耳がなければなりません。これも長年の練習訓練でできるようになるそうです。


聞いてその音が言い当てられなければなりません。

5、 音楽理論、音楽史、音楽解釈に精通していること。

6、 指揮者は指導力だけではなく、人間的な魅力が必要です。具体的には
やさしさ、温かみ、包容力、寛大さ、前向きの姿勢、個性、夢を持っていることなどです。

その上でプロのオーケストラの団員がミスタッチをしたとき、指揮者としてどう対応
するか大きな問題です。
まずプロの演奏家はプライドの塊のようなものです。でも人間である以上ミスは
つきものです。
これを見て指揮者が名指しで指摘したり、演奏を中断して注意すると大変な
ことになります。プライドを傷つけられたその団員はやる気をなくするし、
注意がたび重なるとそのオーケストラから煙たがられて、二度とお呼びがかからなく

しかし、ミスを指摘して失脚するなら、ミスを見逃してやればよいのかというと
けっしてそんなことはありません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.02.10 06:55:45
コメントを書く
[森田番外編] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

森田生涯

森田生涯

Calendar

Comments

森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: