森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2021.08.23
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人間関係で悩んでいる人が多いように思います。私もその一人です。
これまでの人間関係の投稿を読み返してみた。
そして、これからの注意点や改善点をとりまとめてみました。

私の場合は、他人から叱責、批判、否定、無視、からかい、侮辱、拒否、激怒、攻撃されることがイヤで仕方がない。相手が弱い場合は精一杯の抵抗をする。
でも基本的には、攻撃するエネルギーが少ないので、そういう相手からは距離を置くようにしてきた。できるだけ逃げ回ってきた。しかしストレスがたまり、いつもイライラしている。

一人で楽しいことを見つけて、人生を謳歌したいと考えても、そんなわけにはいかない。
第一仕事をして、人とかかわりを持たなければ、生活できなくなる。
人間は社会的な動物であるから、もともと仙人のような生活はできないと思う。

どういうスタンスで他人と付き合っていけばよいのか。


一番役に立ったことは、森田理論で不即不離の人間関係を心掛ければよいということだった。
広く浅く、必要に応じて必要なだけの付き合いで十分だということだった。
たとえば、年賀状だけの人間関係でも、大切にしましょうという教えだった。
それまでの私は、狭く深い人間関係にあこがれていた。
親友が3人くらいいればよいと思っていた。それ以上は望まないと考えていた。
しかしそれだと、何かトラブルが発生すると、人間関係が一挙に破壊されて、益々孤立することになる。この考え方は目の前のもやもやが晴れる考え方であった。

集談会で次のようなアドバイスをもらった。
人間関係は2人の人に好かれているとすれば、2人の人には嫌われている。
そして残り6人の人は好きでも嫌いでもないという関係にある。
ベタベタした人間関係は自分を窮地に追いやることになりますよということだった。

次に岡田尊司さんの「愛着障害」の学習をしたとき、父親との関係に問題があって、根強い人間不信に陥っていることが分かりました。その解決方法として、遅まきながらも、「心の安全基地」を作る必要があることが分かりました。私は集談会の仲間の中に、「心の安全基地」となる人を見つけることができた。苦しいときに親身になって相談に乗ってくれる人を得て精神的にずいぶん楽になりました。今では大変感謝しております。


そうすれば、その道の専門家になれます。生きる自信が持てるようになります。
そうなれば、他人から少々非難されても、受け入れることができるようになります。
私はそれを聞いて、このブログを10年間毎日続けてみようと思い立ちました。
現在8年と8か月です。10年経った時に総括をしてみたいと思っております。
今の段階では、高良先生のお話は間違いなかったと思っています。


本来は、それらをまず大切に取り扱うことが肝心なのではありませんかと教えてもらいました。これは森田理論の「純な心」を大切にすることと同じことだと感じています。
これを森田理論とつなぎ合わせて、事実本位の考え方を確立できました。

その他、「私メッセージ」の活用、win-winの人間関係の構築、共依存の人間関係の排除、「かくあるべし」の排除、他人への肯定的な言葉の投げ方など人間関係の改善に向けてポイントとなる学習をさせていただきました。これらはすでにこのブログで紹介させていただいております。

その他にもいろいろと学習しましたが、人間関係の改善に向けての主な項目は以上です。
ぜひ参考にしてみてください。精神的に楽になると思います。





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Last updated  2021.08.23 06:20:04
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
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