森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.11.06
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公民館活動で取り組んでおられる。
右の方は紙芝居の指導者で広島ではとても有名人です。
余暇活動として紙芝居一本にかけておられる。

最近は映像技術が日進月歩なので、アナログの紙芝居は見向きもされないはずだと思っていました。
ところがどっこい最近は涙を誘うような感動ものの新作紙芝居が多い。
演者も二人で分担し、なおかつ太鼓や鈴やうちわなどの小道具も使う。
なおかつ私たちチンドン屋の楽器演奏で通行人などを呼び込む。
紙芝居も今やこのようなギングサイズになっている。


音響も完璧だ。さらに驚くことに観客参加型の紙芝居になっている。
観客その1から観客10ぐらいまでのセリフが用意されて事前に協力依頼がある。
例えば、「カープはわしらの宝じゃ。絶対潰さんぞ」「ミスは次のチャンスで取り返せ」など。
全員でワッショイ、ワッショイの踊りまで演出する。

今回は「広島カープ初代監督石本秀一物語」だった。
これは語るも涙、聴くも涙の物語でした。
球団創設時、資金難で選手のユニホームも揃えることができなかった。
選手紹介ではやむなく私服の選手もいたという。
選手自体も不足気味で、すでに引退した人たちを招集した。
給料はいつも遅配がちであったという。当然有望選手は集まらない。
遠征はいつも夜行列車で選手たちは通路で寝ていたという。


創設2年目には早くも横浜の大洋と合併話が決まりかけていたらしい。
それを撤回させたのは、県民の熱烈支援に応えた石本初代監督であったという。
不足した経費は、試合前の「たる募金」でなんとかしのいでいった。
また県内各地に後援会組織を作っていった。
負け続けていてもその後援会が応援に駆けつけてきたという。


紙芝居の最後は、「それいけカープ」をチンドン演奏に合わせて、参加者みんなで高らかに歌った。
私も紙芝居に参加して良かったと思いました。

たかが紙芝居、されど紙芝居。
気が付けば東区区民文化センターの中庭には多くの人だかりができていた。
紙芝居なんて時代遅れ、面白くもなんともないと思う人がほとんどだと思いますが、工夫次第でいくらでもみんなに感動を届けることができるのです。
私は淡々と過ぎ去る日々の生活を精一杯生きて感動を届けられるようになりたいと思いました。





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Last updated  2024.04.08 11:04:30
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