十二支 生まれ年の性格
【子の年】
苦労の中に貯めた金、失う恐れあり要注意
【丑の年】
好き嫌いもありて、押し強く、腹立つ時は止めようもなし
【寅の年】
高ぶり過ぎ、気まま勝ち、とかく目上と事を争う
【卯の年】
取り止めもなく遠慮して、人のかわりに苦労する
【辰の年】
へつらいもなく気短で、負けず嫌いが損の元
【巳の年】
人に対して疑いと妬む心をおさえよ
【午の年】
陽気ばかりで根気なく、うわべを飾ること控えたし
【未の年】
取越苦労、遠慮がち、危み過ぎて迷う臆病になるなかれ
【申の年】
周囲の人から認められ、調子に乗ると損をする
【酉の年】
気変わり多く、決まりなく、身分にあまる大望は抱かぬよう
【戌の年】
骨折り損多くとも、くよくよせずに自信を持たれよ
【亥の年】
後先見ずの気早にて、孤立しやすく損もするなり
なんか褒められてるんだかけなされてるんだか・・・ビミョー(笑)
昔々の大昔のある年の暮れのこと
神様が動物たちにお触れを出したそうな。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。
一番早く来た者から十二番目の者までは、
順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」
動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。
ところが猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、ねずみに訊くと、
ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。
猫はねずみが言うのを間に受けて、喜んで帰っていったと。
さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」
と夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。
牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。
そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると、まだ誰も来ていない。
我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。
とたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまった。
それで牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。
猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。
それでねずみを恨んで、今でもねずみを追い回すのだそうな。
《福島県の民話より》
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