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ネットでの身元割り出しは



先日こういった方が目に止まりました。


Yahoo! JAPAN ID:tokyo_dm_soft 公開プロフィール

 違法コピーは許しません!私に落札された悪質出品者は逮捕・損害賠償請求間近です。身元を割り出し関係諸機関に詳細な報告をしています。インターネット上での犯罪(ネットストーカーなど)の身元割り出しが本業です。

tokyo_dm_soft Yahoo!オークション公開プロフィール より)



 現在もこのtokyo_dm_soft女史がこういった身元割り出し?の仕事を続けているか、このIDを使用しているかはいいが、この手の会社、組織はいくつか存在する。調査会社系(探偵を含む信用調査会社など)であったり、ソフト会社系であったり、ネットボランティア系や警察本部系の組織が活動中である。

 費用をかけたくなければ、警察に駆け込むのだが、犯罪性が低いものだったり、犯罪であっても、殺人の恐れなど重要犯罪でなければまず警察は身元割り出し調査にはまず協力しない。

 ネット犯罪対策ボランティアは、本来こういった警察が取り合ってくれない事例や軽犯罪などでの身元割り出しを行う組織であるべきだが、その構成員を納得させるだけの被害状況といった事情が無ければ調査に動いてくれないだろう。

 そしてお金をかけて調査会社に依頼することになりがちだが、その費用は数十万円かかる場合が往々にしてある。何時間も専門能力も持つスタッフが作業にかかり独自の技術を用いてというのがその理由である。

 ソフト系のこの手の技術を持った会社は一般人を相手にしていない。企業からの、著作権保護や訴訟のための証拠固めの為等の依頼や、自社の利益のための調査を目的とした組織だからという。

 さて、個人でこういうことが出来る人もUGの世界には多くいたりする。会社などの組織で出来る人材がいるのだから、個人で楽しんでいる人がいても当然だ。そもそも単に身元割り出しなら難しい技術は必要ないといえるだろう。その手のツールが幾つもあり、数月単位で強力になり機能も増えていっている。その開発に個人で頑張っている人たちがアメリカ、欧州、日本など世界中にいるようだ。悪用はできるが個人責任でご使用くださいというものだ。「ナイフと同じ。料理にも殺人にも使われるが、ナイフ職人に罪はない。」との主張だ。
 ネットストーカーが対象者の情報収得に使うが、逆にネットストーカーを突き止めるのにも使われる。やる気になれば個人でも身元割り出しは出来る。しかしあまりによく切れるナイフは使用が難しい。そもそも自らがナイフを持つ動機の見極めが難しい。最近はより手軽で多機能になりつつある。




日進月歩といいますか、世も末といいますか、
これを書いた頃とはさらに事情も変ってきて、最近では
ハイテク興信所に5~6万円も払えば身元割り出しが可能、かも?
という状態にまでなってきました。(2005年4月現在)


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