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サッカーか野球かというような話



このようなサッカーか野球かという質問に、サッカーフリークである私は、以前はいろいろ思うところもありましたが、今はもうどうでもいい感じです。


世界では過去も現在も未来も永遠にサッカーが人類最大の文化的創造物であり娯楽であり、何十億人という人々を熱狂させ、人生を変え、歴史を変え、国を文化を変革するものであり続けるのです。圧倒的なパワーをまのあたりにすれば誰もがそう思わざるをえません。統計的にも歴史的事実を並べても、他のいかなるスポーツはおろか科学や芸術さえも、サッカーより大きなものがありません。

それほど人類全体においてサッカーの存在は圧倒的なのです。

だからといってことさらにサッカー万歳する気もありませんし、日本で野球ファンを馬鹿にすることもしたくありません。最大の存在が最高の存在とも主張したくありません。

ただ 世界の事実、人類の事実 を前にした時に、私ですら恐ろしくなるぐらいにサッカーは強大すぎる存在です。

全てのスポーツを足し合わせたオリンピックよりも、サッカーの方が遥かにファンも、愛好者も、視聴・観客者数も多いという事実を4年ごとに、目の当たりにし、サッカーの危機はサッカーではないかと思えてくる。
巨大なFIFAの世界文化への横暴や桁外れの大富豪のクラブの私有化、国家という存在そのもののサッカーへの介入。これらのことを、いかに日本サッカーが抵抗し、独自のサッカー文化を築いていくか。日本のサッカーファンの最大の問題ではないでしょうか。

海外にまで、いまだファンの増えている浦和レッズもこのまま行けば大きくなり過ぎで、日本のどんなスポーツクラブや球団の規模をも凌駕した時、JFAや代表、マスコミにまで影響力を持ってしまわないか、その時の自浄作用はあるのか心配です。すでにその兆候すらある。


・・・野球にはもっと頑張ってもらいたい。世界に野球を広める努力をしないと、日本だけ何をやっても虚しくなってきませんか。そこがサッカーファンからすると最大の謎。何故?世界に繋がっていないで何を目的に頑張れるの?
いつだったか野球の世界大会をやったそうですが、あれが全力のなでしょうか。参加人数や参加国はどのくらいでしょうか。またあるのでしょうか。試合のレベルもどうなんでしょう。オリンピックはもうないのでしょうか。

日本のサッカー協会の無能無策ぶりでありながら、このサッカーファンの存在感、あちこちで政治にまでパワーを持つサポーター、世界の中で、日本サッカーは、偏重発展になってきているのではないでしょうか。

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