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2006ワールドカップ、私が注目してるメキシコが、アルゼンチンに力負けして大会から消えた。スローで見るとどう見てもオウンゴール。先制したにも関わらずアルゼンチンに1点献上。1-1で延長。全員サッカーの弱点。スタミナが切れ延長でアルゼンチンの個人技にミドルシュートを決められ敗戦。メキシコのグループリーグ観ていたが 日本代表のように背が低いメキシコ代表の戦いぶり メキシコ代表 アルゼンチン監督 組織サッカー すこぶるハッキリ徹底したオフサイドトラップMFまでもがライン上になっても訓練されてて、ライン上げ。日本代表じゃトルシエ時代だって、サイドバックやMFはオフサイドラインの駆け引きなんてろくに出来ない。訓練されて無い。 ゾーンプレス 日本だと加茂・ズデンコ時代に見たような・・・それを強化されたような、強力な囲い込み。素早く、強く連動したプレッシング。日本は3人がやっとだったが、なんと、メキシコは4人で取り囲み。アルゼンチンからでもボールを何度も奪取。気迫に押されるボールホルダー。欧州クラブならわかるが代表でよくそこまで鍛え上げられたよなメキシコ代表。 スタミナ 90分間よくももつなぁ、と感心するメキシコのスタミナ、走力、スピード。髪の中にエネルギータンクでも付いているのか。 決定力 FWに強力なカリスマ。野獣のような目、動き。徹底した守備貢献。しかもミスパスにも追いつくスピード、諦めない意志。どうみても届かない高さにも絶対にジャンプ。なんとかDF、GKのミスを誘い出そうと、孤立だろうが、1対3だろうが小さい体で体当たり。 ゴールしか考えてない、強引に押し込むシュート。 日本ともっとも違うのはFWの質だった。 マネジメント (試合巧者ぶり、駆け引きの巧さ)特にDFとFW、攻撃MFにマリーシア、充分に。審判へのジェスチャー、アプローチ。あざとく演技で倒れ、ファール獲得、相手リズムの寸断。困った時のイエロー貰い。相手の攻勢を、まだイエロー貰ってない選手が順にこそっとタックル。審判や相手選手を怒らせないようにやり方も手馴れてる。 チームが疲れ気味、集中切れ気味の時は、無理せずファールも貰いにいったり、コーナー、最低でもスローインを取りリスタート貰う、チャンスを計算して拡大。 前線の選手もDFの動きをよく見て、チームのスタミナ、勢いのマネジメントを良くしている。これは同じようにボールが無いときDFやGKがFWを観察してプレーを変えている。 まだ細かく書いたらキリが無いほど。 日本といえば、”W杯サッカー”をするのに世界で当たり前の事がほとんど出来ていない。 ナカタがチーム全体を考えてプレーを変えている場面が何回か観られるが、それだけ。 評価の高まったGK川口能活もこの点では、ジュニアレベル。審判や相手FWとのコミュニケーション能力(圧力外交のようなもの)も皆無。もっと悪いのは疲れ気味で走れない選手に素早くフィードして選手を叱咤。 後ろから敵味方全員の動きを見て、味方がどうシュートチャンスに行けるかパターンを考えながら試合をしていない証拠。つまり自分の所にくるボールの事ばかりを考えている時間が多いのだろう。 Jリーグのジュビロでもそこまでチームメイトから要求されないから、W杯で出来るはずない。日本サッカーに存在していない部分だから先輩GKも教えられなかった。外国人GKコーチが言っても、日本人GKにはちんぷんかんぷんな部分。真剣勝負の経験でしか得られないのに川口能活は真っ直ぐしかまだ知らない。 日本はGKがチームメイトのスタミナやプレーぶりのマネジメントしなくても試合に勝てるから育たないというレベル。思い当たるのはザスパ草津の元日本代表GK小島選手がようやくそのチームマネジメントレベルに達していた。日本の環境では40歳を超えてようやくその域に達したのである。その小島さんは引退された。この点を経て ナカタ についての私見 (傲慢な言い方は解説) 複数の人もブログで指摘してるが、ナカタと他の日本代表選手たちの違い、違和感。 試合中、ナカタはチーム全員の様子を観察し、自分のプレー、役割を刻々と変えている。しかし、他の選手は自分の役割をこなそうとしている。加地、三都主は突破しクロスを考え、宮本は守備を、福西はレベルに付いてゆけず状況に後手、中澤はマークで精一杯、俊輔はFWへの繋ぎと相手攻撃の芽の摘み取りだけ。日本のFWはDFの駆け引きで負け、自分の居場所作りでやっと。 ナカタはそれらチームメイト全員を観察して、もがいて、マシなパターンを選び、或いは挑戦した。サッカー文化国の玄人から見ると、試合中ナカタは、ブザマな格好で弱いチームを支えているように映っただろう。 もちろんナカタはそのかっこ悪い我が身を承知でやっていた。日本代表に他にその役割、レベルにある選手が12年待っても育たなかったから仕方が無い。 結局、今回のワールドカップもナカタはもがいて苦しんで、彼の世界最高大会が終わった。 ナカタは最高レベルの大会ワールドカップでアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカ、トルコ、オーストラリア、クロアチア、ブラジルの7試合うまくいっていない。今度こそと、身を砕いたがそれも終わった。涙が出てしまうのも当然である。 さて、楽しもうサッカーを。
2006年06月26日
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鳥取SC・・・厳しい環境で戦う それが日本の今の現実お金が無いから選手スタッフはマイクロバスでぎゅうぎゅう詰めで、移動。 ※高原が発症したエコノミークラス症候群も心配。 選手は生活のために昼の仕事を朝から晩まできっちりこなした後、その日の夜に、試合のため、マイクロバスで出発。一晩中バスは走る。 当然、大きな体の選手が、マイクロバスの小さい椅子で、小さく折りたたまれてはろくに眠れない。着いたアウェイの土地で何か食事を取らなければならないと、 信じがたい事に、コンビニでお弁当を買って腹にかき込む朝食。試合会場、軽く練習、ストレッチと言うより、腰や背中の痛さをほぐし、睡眠不足の体を叩き起こす。 試合開始。気迫で走りまくりアウェイ引き分け。 試合終了。急ぎ、またバスで帰る。ろくに眠れない筋肉が悲鳴、翌朝そのまま出勤。フィジコの知識がない人でも、信じがたい厳しい環境で 試合に臨んでいることはあきらか。涙が出る。これが日本のJリーグ入りを目指すクラブ。それでよく、日本にベスト16に入れ とか、言えるよな。2050年にワールドカップで優勝する?寝言は寝て言え。マスコミも市民も、そんなことを望む前に、目を向け、支援しなければならないものが、日本には いっぱい、いっぱいある。J1甲府もJ2愛媛も最初は鳥取SCと同じような状況があったという。しかしその当時の選手は今のチームでそれに見合った処遇を得られてはいない。情熱だけで燃えて戦い尽くした。市民は知るべきだ、マスコミには使命がある。私たちもネットで広く訴えるべきことがある。
2006年06月25日
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やっているサッカーの相性なのか、スタイルより、気持ちなのか。お互い勝ちたい気持ちは同じように高かった。J2 四国ダービー 鳴門愛媛FCがまたも徳島に勝利。ダービー・アウェイで勝ち点3は勲章。よかった。
2006年06月24日
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帰国してくる日が近づいてくるだろう。よくやったと言ってはいけない。 心を鬼にして熟慮して非難すべき。選手は戦いに行ったのであって、スポーツを楽しみに行ったのではない。 何がしたかったのだろう。日本サッカーを世界に認めさせたかったはずだ。普段から日本サッカーはヘタクソと馬鹿にされているし。結果的に大黒や中田浩二の欧州移籍判断は正しかった。ワールドカップに 観光しに来ましたよ というタイプの日本人たち、参加賞をあげたい。負けて拍手するなんて なんてブザマ。いろいろな想いがこみ上げて来てもう何を書いてもおかしくなる。クロアチア戦に引き分けて、とっくに死んでいたのだが 奇跡に望みを繋いだというところか。実際に勝ち点1のみで日本は帰国 という結果が来る。 これは重い。マスコミや大衆はサーっと来て、選手をおだて持ち上げ今からすぐにサーっといなくなってしまうだろう。そういえば日本代表は真剣勝負で強い相手と戦ったことが無い。2002ホームは参考にならない。その事は分かるだろうか。 代表で8年前の経験があるのは川口、ナカタか。後は欧州リーグで強いクラブと戦った経験が活きる。 国内組みはこのW杯本大会だけがその経験。ブラジルにいたぶられて自らの位置を知った。ブラジル戦、後半ロスタイムに日本が得点していれば、 選手たちの気持ちは変わったかもしれない。成長したと思う。選手スタッフ達もドイツに応援に行った人達も、私たちも。そう簡単にはいかないと。 ・ ・ ・ ・ ・どこが良くやったの?惨敗じゃん。選手スタッフは水かけられ玉子ぶつけられトマト投げられると思うのだけど。でも怪我させるような事はやめてください。節度を持って熟考して。冷静に理詰めで行動して。私にも小さなブログだけど多少なりともジーコ監督を擁護してきた責任がある。何か使命感を持とうと思う。J2の試合がすぐにあるのでとりあえず行って見る事にします。
2006年06月23日
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日本ブラジルに先制ゴール!!!三都主がやっと中に切り込むチャレンジをし、玉田にスルーパス。玉田はボールを受ける前に1回、受けて1回ゴールの枠を見、思い切りシュート。GKジダの上を抜き、ゴール上に突き刺さる。 こういうプレー。中澤が一歩後ろに下がってしまったためロナウドがオフサイドにならずゴールを奪われる。前半ロスタイムに日本失点。1-1失点はボールを回され日本のDFが振られ、距離を詰めることなくボールを出された。後半始まる。後半日本、続けて2失点 日本1-3ブラジルブラジルも疲れているはずなのに、単調になった日本を技術の高いブラジルが得点。残り時間はまだある。グループはいい。ブラジル戦に全てをぶつけて欲しい。失点した。日本1-4ブラジル中田英寿がピッチで倒れて泣いていた のか。そんな選手じゃなかったのだが。しかし、これほどの悔しさ。大きな失敗。うまくいかなかった。私たちの想像の何倍も悔しい思いをしてきたのだろう。私は麻痺している。トルコ戦以来人生でもいろいろなことがあってあまりものショックが悲しくても悔しくてももう涙は出ない。 日本戦に3試合に関して審判は公平だった。また立ち上がればいい。だがもうワールドカップには来れない選手がほとんど。日本から遠く離れた地でのワールドカップは思った以上に難しかった。一番に選手ごとに体調に大きく差がありコンディションが悪すぎた。スタッフも苦悩しただろう。まとめたくはない。
2006年06月22日
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わかりやすく 短く 読みやすく。全てジーコのせいにするんじゃ日本の進歩は無いです。 日本代表選手が、ほぼ全員、世界3大リーグ(セリエA、プレミア、エスパニョーラ)のクラブでレギュラーとして活躍してるぐらいじゃないと、アジアで勝てても世界では勝てないです。 日本には3大リーグのクラブでレギュラーの選手は一人もいない。 アジアで優勝できたから、マスコミも皆さんも、勘違いしちゃった。FIFAランクは信用できない。それに、コンディションも悪かった。ドイツ滞在中体調の悪い選手が多く出てる。選手の反省点は多いです。特にFWを育てなければ。FW選手は試合を決める最も有益な人材だ。日本では地位が低すぎる。FWこそが王としてチームに君臨すべきだ。優秀な人材はMFではなくFWになるべきだ。ナカタのようにMFがFWに注文つけるより、FWの要求通りのパスを出すべき。その代りゴール前で自分でシュート撃たないでパスするFWは非難されるべきだ。
2006年06月19日
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引き分けて試合が終わって、スタジアムに喜んでる日本人サポーターが画面に映った。理由が分からなかった。あれが代表だけを応援する代表サポーター(おっかけ?)というやつか。クロアチア0-0日本 無得点ドロー 日本の甘く爽やかな応援の声。オーストラリア、クロアチアのドスの効いたオッサン声。どちらが審判にプレッシャーを与えられるか、相手選手をビビらせられるか考えるまでも無い。 日本は民族を挙げてふざけているのか!?これでは当分アジアは2枠にしたほうがよい。オーストラリアそれに韓国か中東で充分。そこに日本が割って入るならサポーターが女声では勝てない。男尊女卑ではない。女子供中心のサポーター応援声の現状で戦いに勝てるかっ。 福西は信頼に答えられずまた良くなかった。後半から稲本に交代。稲本も戦況を変えられなかったが、最初から稲本で良かった。 8年前のクロアチア戦よりは今日のクロアチア戦では少しキャッチアップが観られた。結果ではなく一対一で。パス精度は相変わらず悪い。緩急だけの問題ではない。 クロアチアの決定力悪過ぎ。早く日本を殺してくれるかと思ったが。日本はジーコ監督が攻撃に出るように選手を送り出したシステムのはずなのに、選手たちはリスクを取ってゴールへ一丸とならなかった。 オーストラリア戦のショックを引きずっているのか、守ってあわよくば得点し1-0でと考えていたようだ。 これが日本人のメンタルだ。冒険嫌いのリスク嫌いの遺伝子が出た。ナカタは理詰めで攻撃に出なければならないと考えていたようだ。 クロアチア監督が後半途中から「引き分けで良いんだ下がれ」と選手に指示したように観えたが。クロアチアはオーストラリア戦で勝てば良い。 日本はブラジルに大差で勝つのが条件となった。日本はふざけんな、という状況。 選手スタッフたちはW杯の初戦を分かっていなかった。8年前アルゼンチン戦に臨んだ選手スタッフたちの方が万全にして初戦をしっかり戦った。初戦に守り勝っていれば今日引き分けでも突破できたろう。結果としてブラジルに続くオーストラリアがF組み突破の可能性が大きい。ヒディングがどうこうではなく、日本の初戦自滅敗北が原因。 今日のクロアチアを観る限り8年前より弱くなってるように観える。ということは日本が強くなってる?当たり前。その追いついた幅を皆さん問題にしているのだろう。 この処刑前に張り付けにされたような気分は何だ。ブラジルがどんな引導を渡してくれるのか。
2006年06月18日
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こうなると良いね F組み 最終結果 グループF 国名 勝 分 負 得 失 差 勝ち点ブラジル 2 1 0 6 3 3 7日本 1 1 1 5 6 -1 4クロアチア 1 0 2 4 4 0 3オーストラリア 1 0 2 5 7 -2 3日程 国名 結果 国名6/12 オーストラリア 3-1 日本 6/13 ブラジル 1-0 クロアチア希望的予想6/18 ブラジル 3-1 オーストラリア6/18 日本 2-1 クロアチア6/22 日本 2-2 ブラジル6/22 クロアチア 3-1 オーストラリア
2006年06月17日
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日本の初戦が始まり敗戦。それ自体、驚く事も狼狽する事も無い。 引き分けの確率が高いと思っていたがそれでも面子から言ってオージーの圧勝。相手はプレミアやセリアで活躍する選手。日本にはそういう一流リーグでレギュラー張る選手は一人もいない。 ドイツ戦引き分けをじっくり何度も見ちゃったから、あのドイツ戦よりこれからコンディションを上げて初戦に望むなら期待できると私は思った。それだけにへこんだ。今も心の中はドンヨリしている。 マスコミに出演した代表OB解説者がどうして期待させる事しか言わなかったのか、あまり期待しない方が良いと水を注せなかったのか。結果、実力と期待のギャップを大きくした。勘違いした大衆や子供たちがかわいそう。サッカーファンも必要以上に肩身が狭い。 トルコ戦で戦術が個々の資質をカバーするサッカーの限界にぶつかった。 個々の面子で勝てば後はスパイス(戦術、団結力など)を少々加えれば勝てる普通の試合をして、相手の面子がこっちより上回ればお手上げのJや欧州でよく観るような当たり前のサッカーをしてみたい。 それでアジアでは僅差で勝てた。イランを見てもアジアレベルはまだまだなので日本はアジアでは優勝する力があるから当然W杯にも出れた。 監督はスパイスで良いのか? 日本人選手は監督に対し従順で依存心が強すぎないか。戦後の日本教育の弊害である部分を、「自由な発想、自主性」という選手・日本人の人間性に踏み入る意識変革をもたらせたジーコ。 言われるように本当にジーコ本人は放任、丸投げだっただけだろうか? 優れたチームは誰が監督でも優勝できる。面子が揃っていて且つ自主的に試合中に戦術変更できるからだ。 黄金期の日産やジュビロ、スペインやブラジル代表がそうだ。簡単に「大人のチーム」と言われるが、そこまで育てたのは監督であり、過去の指導者たちだ。 トルシエが父権的だと思っていたが、ジーコが何より父親的に選手に接してきたのではないかな。加地を上げるまでもなくジーコに関わった人間はみなポジティブに成長している。 私は結果からしか監督を評価しない。だから敗戦の将、ジーコは徹底的にダメ監督だ。どんなに貢献があっても結果が全て。プロだから。 ただジーコは私たち日本のサッカーファンすらをも愛してくれている。(ちょっと恥ずかしいけど) 批判する人もマスコミも彼と日本を引き裂かないで欲しい。もちろんジーコはブラジルでサッカー学校を運営しているから金を稼ぎたい状況だ。日本人がお盆に帰郷するようにカーニバルには帰郷するしバカンスもする。習ってきた日本語をヒヤリングはまあまあ出来ても声に出して話すのは恥ずかしがり屋で嫌がる。 ジーコが日本に残してくれたものを考えながらあとの試合を観よう。それでも失われた4年と言うならそれも良い。 ただ初戦を観てもジーコの理想には遠いチームだが、道程の理想は見えるかもしれないだろう。クロアチア戦、相手はオーストラリアよりずっと強い。何かを掴んで欲しい。(それに勝ち点も) 半自国開催2002からサッカーファンになった人の為に、分かりやすく書くと、 戦術万歳と信奉してきたサッカーファンもトルコ戦で限界を悟り、日本を大人のチームにしたかった。 アジアではなんとか監督のもたらす戦術に頼らない選手の発想や自主性を重んじた大人のチームとして、日本はアジアに君臨することが出来た辛うじて。 しかし、欧州で行われた今回のW杯、欧州一流リーグで活躍する面子のチーム相手には、またも日本は混乱し大敗した。 日本はアジアという井戸の中の蛙であった。 トルコ戦以来、目指した理想や方向性が、その道程は、ジーコ監督の育てた日本代表によってアジアカップで垣間見られた。ジーコ監督は選手が煮詰まったら交代で軌道修正し。間違った事には罰を与えた。 W杯本戦初戦でも日本選手を信頼していたジーコ監督だが、自身も選手や相手を見誤り、怪我や目まぐるしい展開に交代が後手になり初戦敗戦となった。選手の質、層ではオーストラリアが上回っていたがラッキーな先制点で日本に勝つチャンスがあっただけに悔やまれる結果となった。 大会が終わったら大人のチームというものについて考えてみて欲しい。
2006年06月13日
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負けて、批判が書かれたブログが多いですが、それらをいろいろ読んで、私は余計に心配です。まず最初に 大金使ってドイツまで行った日本サポーターの声が出ていないことが気になった。スタジアムには充分な日本人がいるようだったが、オーストラリアサポーターのサッカー通のオッサン声の方が遥かに威力があった。ハーフタイムに日本の友人からお叱りの電話を受けたのか、後半開始早々は日本コールが大きくあったが、それ以外はスタジアムの日本サポーターは助けるべき肝心な時に声援を送らず試合に見入っていたようだ。これがブラジルサポーターなら一点リードしたらピッチに乱入して試合を中断させ、反撃ムードの相手の集中を崩壊させドンヨリと試合を勝利で終わらせただろう。所詮、素人なのか、サッカーの神にも悪魔にも魂を売ってでも勝ちたいという真剣勝負を知らないのか。と、日本に居る私が言ってみた。 試合は、まず運で先制した日本。同点後は、日本選手もジーコ監督も慌てている自分を落ち着かせられなかった。後半に反撃にかけたオーストラリアに大敗した。あと僅かで勝ち点3を得られたのに得失点差-2をくらうというオマケ付の大敗。 こういう事を考える人はあの場所に一人もいなかった。 グループリーグ後に繋げたい。せめて得失点差-1で負けよう。同点になり逆転され突き放され、その間慌てふためく日本は小学生のようにバラバラで統率の取れない選手の配置で人にもボールホルダーにもくっ付けず見送り、連続3失点。 ジーコジャパン(世間がこう呼ぶ)の始まって以来の4年間の最悪の試合が、最も重要なW杯初戦にきた。 試合後のスタジアムの日本人サポーターのやつれた顔がTVに映る。この人たちはよく戦ったのかもしれない。この人たちサポーターを観ていて私にもようやく元気が出てきた。2戦目クロアチア戦、このまま終わるのか?終わるならJリーグはどうなる。3戦の結果で日本サッカーは誹謗に包まれ落胆から日本サッカーのさらなるマスコミ冷遇の冬の時代がまた訪れるかもしれない。マスコミも世間もあんなに応援したのに何だサッカーは!と言い出すだろう。言わなくても内心そう思うだろう。 クロアチア戦に全てをぶつけて欲しい。選手も監督も。勝てばブラジルに引き分けて決勝トーナメントにまだ行ける。そんな奇跡を見せて欲しい。ただ願うしかない。 それとフィジコも選手のコンディションを最高に持っていけなかった責任がある。ドイツ滞在とはいえ、他の国よりお金で恵まれた待遇にありながらドイツ戦の方がコンディションが良さそうだったとはどういうことか。暑さもあったがピークの山の持って行き方の失敗だ。顔を見ても体重が落ちてる。 決定力の差。柳沢を選び出さざるを得ない日本ストライカーの資質、育成の差。欧州リーグ真剣勝負の経験の差。サッカーファンに差があるとは思えないが声量に差があった。 上手く行かないまま試合が終わってしまった日本選手が数人。全員が活躍したドイツ戦の粒揃いのコンデション・気迫はいったい何だったのか。 試合内容も結果も8年前のアルゼンチン戦の初戦の方が良かったとはどういうわけか。 前日のメキシコの試合。日本選手と同じような体格かそれより背の低いメキシコ代表選手たちがああも上手く強く完勝。体格が同じなだけにメキシコ代表と日本代表を比べてしまう。 日本代表の13年前の過去に帰ったかのような連続失点シーンの選手のメチャメチャなポジショニング。いや、低迷期の失点した時のブラジル代表も同じようなシーンがあったような。 柳沢に替え小野。当然、あそこは鈍くなったオーストラリアに対して玉田のはず。しかしスピード・ドリブルより技術の小野を入れた。壮行試合でもリードした時、中盤を増やして守る経験をしていないはず。トリプルボランチ?いや、小野、福西がボランチ、ヒデを前に。ヒデを上げDFラインの前が空きを埋められなくなった。バランスが崩れ失点。 前半は予想通りの1-0リード。そのまま終われば日本は決勝トーナメントに行けただろう。 私のようなサッカーファンは、ずっとダイヒョウが好きだ。Jが好きだ。ぜんぜんヘコタレナイ。めげない。ますます好きになった。きっと3敗しても好きだろう。 しかし、ニワカファンはそうは行かない。とたんに離れ、日本サッカーに中傷攻撃を始めている。哀れ。 そもそも勝敗は時の運。日本の先制点がそうだったように。しかし、必然の積み上げがあってこそ勝利が望める。 オーストラリアは世界ではかなり弱い。そのオーストラリアに敗けた。日本は世界では更に更に弱い。でもね。分かっていたんだよ。サッカーファンは日本が弱いって事。 気持ちを見せてくれれば納得いく試合を見せてくれれば良いんだよ。日本のサッカー通だけじゃなく世界のサッカー通もF組みで日本が最弱だろうってことは重々承知。 ニワカとマスコミが日本は強いって騒いでいただけ。 だから私はその反動が怖かった。こんなに祭り上げられて3敗したらどうしよう って。 でも、ドイツ戦の結果に期待してしまった。だから余計にへこむ。現地のサポはもっとへこんでいるだろう。選手やジーコ監督はもっともっとへこんで、自分を責めているだろう。でもジーコ監督も選手もあと2戦終わってからいくらでも落ち込めば良いってすぐに気付く。今はクロアチア戦だけを考えている。クロアチアはオーストラリアより遥かに強い。 だが、だからこそ、応援したい。 人生もそんなもの。終わった事はリセットしてやり直せない。でも未来は自分で動かせるかもしれない。
2006年06月12日
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試合前に選手からマルタ戦不要との声すら出ていた。「ドイツ戦の後に気持ちよく初戦にいきたかった・・・」欧州で行われる試合は大会期間(滞在期間)が長くなるほど欧州有利。南米の場合は南米。 これはワールドカップの長い歴史の中で常識として言われ続けてきた。 いにしえから戦略家、兵法家の書物でも、遠征で湿度、風、匂い(空気に含まれる塩分等)、気温など気候の変化が兵士に与える肉体的、精神的な影響は戦力低下要因とされてきた。 特に日本代表の国内組みから、ドイツ滞在期間が長くなるほど、寝付けない、疲れが取れ難い、落ち着けない、などの声が上がってくるであろう。 私たちも日本から海外旅行に行ったときなどに体調を崩し易い経験があるだろう。抵抗力・消化力が落ちて、下痢になりやすくなったり逆に便秘になったりする人もある。普段の集中力や思考スピードも出せなくなる。 その土地、国の気候に慣れるのはたいへんな事だ。Jリーグで韓国選手が来てすぐ活躍するのも気候の変化が少ないためだと考えれば頷ける。日本の選手が欧州に移籍してすぐに結果が出せなかったりしばらくして精彩を欠く試合がやってくる現象もしかりだ。 今日のマルタ戦は当に国内組みの疲労の中の試合だった。特にマスコミ取材の多かったキャプテン宮本はゾンビのような疲労蓄積の顔に見えた。またこれからW杯を実感し高まってくるプレッシャーも相当なものだろう。 主任当初、ドイツW杯を目指すということで、欧州組みを重宝し起用続けていたジーコの判断も思い起こされる。4度の(3度選手、1度副監督)W杯の経験がジーコにそうさせたのだろう。 今後はジーコの経験がますます重要になってくるだろう。こうなったらマルタ戦で疲労を一旦、ピークにもって来て、オーストラリア戦に向け、休養→徐々にトレーニング→コンディションを上げていき→W杯初戦に最高のコンディションに持ってゆく、アスリートが大会前によくやる方法をとるのだろう。フィジカルコーチの里内さんの責任もやりがいも大きい。 ただ今年に入って最悪のゲーム内容だった。応援してくれた日本人学校の子供たちに申し訳なかった。 まあ、本番で勝てば良い。
2006年06月04日
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ドイツ2-2日本 4、5点入ってもおかしくなかった。日本のナカタ、俊輔、三都主、高原、柳沢、加地、福西らは何度もパスを素早く繋いで決定機を作り出した。気がつけば、駒野も含め日本は全員が何らかの素晴らしい見せ場を作った。 日本代表選手のコンディションがとても良い。この時期にこのデキで少し上げるのが早いのではとも思うが、日本は優勝候補の国々と違い、グループ突破の3戦にピークを持ってくれば良い。その点これでよいのかもしれない。 流れの中からドイツに失点を許さなかった。またドイツは体格を活かしてのFKからの攻撃は世界トップレベル。2失点は今の日本のプロサッカーの歴史からすればまだまだこんなものなのかもしれない。いや、日本人と体格の似てるメキシコやポルトガルとて、ドイツのセットプレーを0点に押さえられるのかあやしい。解説者は厳しすぎる。 ドイツが優勝候補というのは開催国ゆえ。世界のトップレベルからみればドイツの攻撃は単純で言わば質実剛健。守備は俊敏さに欠け、個々の予測と体格でそれを補っている。 日本は素晴らしいパスサッカーが活きた。これこそ東京五輪以来の日本サッカーの真骨頂。日本スタイルの極みだ。 その素早いショートパスを活かすための精確なロングパス、キープとリズム、緩急のドリブル。これをジーコサッカーとマスコミは言うだろうが、これは昔からの日本のサッカースタイル。 戦後の白黒VTRの日本の映像を何試合か観れば、これが昔から日本のスタイルであることは明白。 全員でパスを繋いでチャンスを作る事が日本人はとても好きだ。個人の才能を戦術やチームの中で活かす事が自然に出来る(日本は小学校からそう教育されてきている)。このことは世界から観れば日本の文化習慣社会の異様な点だとうつることを外国人からは指摘され初めて気付く。 もっとゴールが獲れる試合だった。日本は最終施工者に問題があった。柳沢の2発、大黒の2発。決定力にやや問題のあるFW陣。言い分けは有る。高原はコンディションが良さそうだった。柳沢は病み上がり、大黒はフランス2部でレベルに差、慣れに時間が少し必要。 解説者のコメントと私の意見が違うのは、2失点は1失点に出来たかもしれないが、それよりあと1ゴール獲れる方が簡単そうな試合だった。それ故ジーコ監督はFWを投入した。それくらいチャンスを作れていた。大黒のあのシュートが2つのうち1つでも入っていたら。それにPKかと思われるシーンもあった。審判も欧州人(ギリシャ)でドイツ開催。 日本はドイツに0-3惨敗の借りを返したかったが、大会前にドイツサポーターに恨まれるのも何なので悔しいが引き分けでも良かった。 く く く、これでグループリーグ3戦3敗は100%無くなった。(そのくらいの心配で過ごしていた。それを一蹴してくれた。)最低でも引き分けが計算できる。そのくらい日本ダイヒョウは自信を持ったし、オーストラリア、クロアチアの選手スタッフは日本を侮れないと恐れたろう。
2006年06月01日
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