Record with VFR400R  NC24

Record with VFR400R NC24

フロントフォークオイルの交換で・・



なんだか感じていたんです・・・なんだかフロントが落ち着かないなぁ・・って。

でもスプリングが新品だったから

馴染めばよくなるんだろうなって納得していたんです。

でも以前、リアサスのOHをピュアテックさんにやってもらった後、

そのリアサスの劇的な変化具合に比べて

やはりフロントのバランスがおかしいことに気がついたのです。

やっぱり・・・・ダンピングが効き足りない。

とはいうものの前回のオイル交換時には

フロントフォーク内までバラし、チェックもしたんで

構造的には問題ないはず・・・・・

オイルの量も計量して規定値を入れたのに・・・・

じゃぁ・・・オイルの劣化なのかなぁ・・・・・・・。



ということでオイル交換しようと思ったんです。

もうすぐ深夜・・・っていう時間に作業開始!!

カウルとタイヤ、ブレーキキャリパーを外し、


フロントフォーク分解



フロントフォークのキャップボルトを慎重に取り外し。

このボルトを取り外していくと、最後にスプリングの反力で跳ね上るんですよ!!

ある意味危険なのです。


今回は作業を慎重に行おうと思っていたんで

古いオイルもフォークを車体から取り外してから抜き取りました。

しかしオイルの汚れのすごいこと!!

真っ黒!!



中からは黒いオイルが・・・・




そういえば、スプリングを新品にしたら磨耗粉でよごれがすごかったなぁ~~~昔も・・

なぁんて懐かしみながら出来るだけ全量を出すように努力しました。

今まで入っていた量を計るために計量カップに受け取ります。


う~~ん、ちゃんと量は入っていたんだなぁ・・・今まで。

規定値くらいには入っていたようです。


取り外したスプリングやカラーを脱脂して清掃。


さて、今度は新品のオイルをいれます。

私のVFRのフロントフォークオイルの指定はATF(オートマオイル)。

今までと同じように、

カストロールのATFを計量の容器で計ります。

ふむふむ・・・・392cc・・・っと。



ATFを計量して・・・




そこまで詳しく計れる容器でもないんですよねぇ~~~~

安物のカップなんで。

でも出来るだけメモリを読み取って・・・っと。


そうして計ったATFをフォーク内にゆっくり入れていきます。

そのあと何回もフォークを伸縮させてエア抜き。

気泡が静まった後で、今度はオイル面の高さの実測をします。

以前はこれ、やらなかったんですよねぇ~~~~。

油面の高さは90mm。

フォークを全屈させた状態で測ってみると・・・・

あれ???ぜんぜん足りないぞ!!??

オイルの量が少なくて油面が低いのです。

そんなぁ・・・・計量したのに・・・・・・。

そこで、はっ!と気がつきました。

私が使っていた計量カップ・・・・プラスチック製の安物は・・・・

目盛りが正確ではなかったんじゃないかって!!

ですから前回に入れた量も、規定値だって思ったのに

実際は・・・・・少なすぎ!!

だからダンピングが効いてなかったんじゃないのか・・・・・。


油面が規定の90mmになるようにさらにATFを足していくと

それから30ccくらい入りました。

まったくなんてこったい!!!(怒!!)

前回は全バラシの状態から組み上げた後だったんで

まだオイル量は少なかったことと思います。

不覚です!!







そんなこんなで時間をかけながら作業したんで

組みあがったのは・・・・・朝になっちゃいました。



朝になって完成です




ブレーキを握ってフロントフォークを沈みこませると

もう明らかに動きが違います。

戻ってくる時の動きが落ち着いているのが分かります。


まだ試乗してませんが、もうバッチリでしょ~~~!!

コーナーで挙動が安定するはずですし

それは安心感を生みます。

子供を乗せている時なんかにフロントが落ち着かないのは

ほんの少しのことなんですが、気になっていたんです。

自分ひとりだけだと、体を使ってうまくカバーできるんですが

子供が乗ってると、へたに自分だけ体を動かすことは出来ません。

そうなると、やはりバイクを完璧にしておかなければいけない・・・・。


安全のために。


なんだかバイクをいじる意味に重みが出てきた今日この頃なのです!!


2008.05.08

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