FP STYLE

FP STYLE

医療保険は必要か?必要でないか?

医療保険が「必要か」「必要でないかの」判断基準

入院した時に保障される「1回の入院日数」、「必要な入院日額の目安」について、ご理解いただけたでしょうか?

次に医療保険が「必要か」「必要でないか」は、何を基準に考えればよいでしょうか?

1回の入院で「自己負担する額」と「支払保険料の累計額」が、同額になるまでの期間が基準となります。
つまり、1回の入院で選んだ医療保険の「支払保険料の累計額」が「自己負担額」と同額になるまでの
保障期間が保険としてのメリットがある期間です。

自己負担額を支払保険料で割ることにより、保険としてメリットのある期間が表現できます。

・例1 入院期間が60日の場合(1ヶ月の医療費が100万円とした場合)
    自己負担額:約18万円

<メリットのある期間>
    月払保険料:2000円ならば ⇒18万円÷2000円=  90ヶ月(7年6ヶ月)
             5000円ならば ⇒18万円÷5000円=  36ヶ月(3年)
            10000円ならば ⇒18万円÷10000円= 18ヶ月(1年6ヶ月

・例2 入院期間が1095日の場合(1ヶ月の医療費が100万円とした場合)
    自己負担額:約200万円

<メリットのある期間>
    月払保険料:2000円ならば ⇒200万円÷2000円= 1000ヶ月(83年)
             5000円ならば ⇒200万円÷5000円=  400ヶ月(33年3ヶ月)
            10000円ならば ⇒18万円÷10000円= 200ヶ月(16年6ヶ月

上記の例でわかることは、まず、自己負担額の累計額が以外と少ないことです。
また、支払保険料が高い程、保険としてメリットのある期間が短くなります。
次に、1入院期間が長いほど、自己負担額が増えますので、保険としての効果が高くなってくることです。

つまり、医療保険というものは 短期入院が対象 であれば 要なく
長期入院が対象
であればその効果が大きくなり 要価値が高くなる ことです。

入院月数ごとの自己負担額表

1ヶ月の医療費が毎月100万円かかった場合の例(69歳までの方)
入院期間(1入院日数) 市町村民税の方 一般の方 高所得者
30日
35,400円 87,400円 155,000円
60日
70,800円 174,860円 310,000円
90日
106,200円 262,290円 465,000円
120日
130,800円 306,690円 548,400円
150日
155,400円 351,090円 631,800円
180日
180,000円 395,4900円 715,200円
365日
327,600円 661,890円 1,215,600円
730日
655,200円 1,323,780円 2,431,200円
1095日
982,800円 1,985,670円 3,646,800円
1ヶ月の医療費が毎月100万円かかった場合の例(70歳以上の方)
入院期間(1入院日数) 市町村民税
非課税の方1
市町村民税
非課税の方2
一般世帯者 現役並
所得世帯
30日
15,000円 24,600円 44,400円 87,430円
60日
30,000円 49,200円 88,800円 174,860円
90日
45,000円 73,800円 133,200円 262,290円
120日
60,000円 98,400円 177,600円 306,690円
150日
75,000円 123,000円 222,000円 351,090円
180日
90,000円 147,600円 266,400円 395,490円
365日
180,000円 295,200円 532,800円 661,890円
730日
360,000円 590,400円 1,065,600円 1,323,780円
1095日
540,000円 885,600円 1,598,400円 1,985,670円


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: