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2005.11.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日のTAKEさんの日記の画家は矢谷長治氏でしたがこんな人もおられます。

九十歳 を目前に控えながら、現役で筆を執り続ける老画家がいる。横浜市緑区在住の 中村弓子さん(89) がその人。 五十一歳で半身不随 になり、リハビリを兼ね、 独学で油彩画を始めて 四半世紀。伸びやかな色使いで描く柿の絵の評判は全国に広がり、誰が呼んだか、ついたあだ名は「女柿右衛門」。 娘と二人暮らしの家の壁には、鮮やかな赤で描かれた大小の柿の絵が、所狭しと飾られている。背中を丸め、掘りごたつにちょこんと座った中村さんは「故郷(熊本県荒尾市)で毎日のように食べて育った大好きな味よ」。体を揺すり、顔をくしゃくしゃにして笑う。 夫に先立たれ、女手一つで四人の子供を育てた。過労で倒れて半身不随になりながら「独り身の気楽さ」を求めて単身、熊本へ帰った中村さん。「庭のボタンが散りゆくのが惜しい」と六十六歳にして一念発起し、油絵の具一式を購入した。
 絵の具をそのままキャンバスに塗り重ねた絵は乾くとはがれ落ち、絵の具もたちまち底をついた。「画材店の店主に油で溶くことを指摘されるまで、何本の絵の具を無駄にしたことか」。独学を貫き、自宅で黙々と描き続ける日々。
中村さんの画才を発掘したのは、孫ほども年の離れた地元の高校生 だった。通学路に面した窓際で絵を乾かしていると、自宅前には生徒の人垣ができた。「すごい絵を描くおばあちゃんがいる」-。評判を聞きつけた教師に文化祭への出展を依頼され、荒尾名物「ジャンボなし」を描いた作品は駅にも飾られた。 八十二歳で初の個展を開催 。大阪、熊本、横浜と各地で出展を続ける中村さんだが、 今も後遺症を抱えたまま。震えが止まらない左手を右ひじで体に押さえ付け、正座の姿勢から習字のように筆を落とす 右目は色覚障害 という。 「最愛の夫に先立たれ、体の自由も奪われた。人生なかなか思う通りにはいかない」と漏らす中村さん。だが「希望が見えにくい高齢社会の中、私がキャンバスに向かうことで、人に勇気を与えられたら」と筆を執り続ける。再来年に予定しているという次の個展に向け、今日も鋭意制作中だ。

神奈川新聞社 ローカルニュースより


(いの字)


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Last updated  2005.11.19 19:54:48
コメント(3) | コメントを書く


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Re:90歳目前、筆執り続け/横浜の画家(11/17)  
angeli111  さん
この写真を見た途端、涙が溢れ手を合わせてしまいました。
なぜかは分かりませんが、何かを感じ取ってしまったようです。。。
素敵な写真を紹介していただいてありがとうございます。
ちなみに、家にも昨日柿が届けられました^^ (2005.11.18 07:50:52)

Re:90歳目前、筆執り続け/横浜の画家(11/17)  
荒尾のなし さん
2015年5月9日に無事白寿を迎えました。
皆様ありがとうございます。 (2015.05.11 17:13:23)

Re:90歳目前、筆執り続け/横浜の画家(11/17)  
相田洋子 さん
娘の相田洋子と申します。
コメントをいただき有難うございました。
母は誰にでも優しく接し人様から好かれるタイプでしたので人柄が出ていたのでしょう、娘の私も大好きな母でした、
96才になったとき、圧迫骨折になりましたが福島の方々を励まそうと固いコルセットを胸にまき、痛い体をおして個展をいたしました(東北大震災です)
白寿のお祝いをして、半年過ぎたとき眠ったままさよならをして旅立っていきました。
今では母をしのぶ素晴らしい思い出です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。 (2018.04.13 15:13:25)

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