高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

2003.12.26
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※タイで会ったトルコの人

2年くらい前、1年程アジアを放浪していた。

まず、タイ-カンボジア-ベトナム-ラオス-タイ-ミャンマー-タイ と4ヶ月陸
路で旅した。

2度目にタイ入りした時、(チェンマイにて)トレッキングに行った。

そこでトルコから来た、3人組の女性バックパッカーに会った。

意気投合したワシらは、指きりげんまんして、また会おうと誓った。


それから1年後、ワシが日本に帰ると、翌月に彼女らは、日本に遊びに来た。

「ああ、なんてブルジョワなお嬢様達なんだー!」


のまんだらけ。

2週間で、東京-大阪-京都-長野-東京と観光したのに、まんだらけが一番だなん
て、あんたちはホントに・・・。


そろそろ本題へ。

トルコへ戻ってからも、メールのやりとりは続いている。今年は日本はトルコ年だっ
た。

そんな彼女達は日本語能力試験3級を受けたそうな。

そのうちの一人からのメールは、とてもダイレクトで、『イタタタタ』なのである。

Anata wa tegami o okuru to iimashita no ni, mada kite imasen. Watashi wa
matte imasu.

そう、私は先月彼女に日本の葉書を送ると言ったまま、平々凡々と生きていた。い


彼女は雨水をすすって、俺の手紙を待っていたというのに・・・。

俺の手紙だけを、生きる希望としていたのに・・・。

あああ、俺ってヤツは、なんてのび太君なんだ!





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最終更新日  2003.12.27 02:07:24
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