古い着物を着こなす




cup古い着物を着こなすには

着物に流行はないとよく言われますが、柄や素材などの流行は確実にあります。
ひと昔前の訪問着などで見かける光沢のある綸子の着物は、最近ではあまり見かけませんし、羽織の丈も今はとても長いロング羽織が主流ですので、短い丈の羽織は逆に目立ってしまいます。
お婆様やお母様にせっかく譲っていただいた着物が今風ではなくて、なかなか着られないことはよくあります。
そのままの状態で着られる着物もありますが、いかにも昔風な柄の場合は、帯を無地っぽいものにするとか、出来るだけシンプルなコーディネートにします。
モダンでシンプルな帯に、明るい色の帯締めや帯上げを合わせてみたり、あれこれ組み合わせてみると、とてもいい感じの着こなしになる場合もあります。
自分だけが、今風ではないと思い込んでいる場合もありますので、そんな時は一度着てみて、周囲の反応を見るといいと思います。
古い着物がステキに見える帯というのは必ずあると思います。
今までいろいろ試しましたが、モダンな織の帯はそんな帯の一つで、着物を上手く引き立たせる力強さがあると思います。
モダンだけど落ち着いた存在感があるからなのかもしれません。

眠っている着物を見直してみてはいかがでしょうか。


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