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Second CityあるいはWindy Cityとニックネームのついた街、シカゴに行っていた。表向きは仕事。お客さんを訪ね、そしてまる一日のコンファレンスに出席。けれども今この時期にシカゴへ行けたというのは私の活動の上でもとても貴重なことだった。
今の仕事に就いて4年目。だんだん面白く無くなって飽きてきたところ(笑)。けれど私の気持ちとは反面に学ばなければならない事が多く、実際のところ忙しさは変わらない。
それと同時に私の生活の中心となっているのが野球観戦とヒロシマ、ナガサキ関連の活動。その2つの分野で願っていた事がこのシカゴで叶った。
今年8月にニューヨーク平和映画祭を開催する。準備期間が短く、人手不足、時間不足の中、模索しながらも進んでいる。上映映画はアカデミー賞ノミネート作品からアカデミー賞ノミネート監督の映画や話題のティーンエージャー製作のドキュメンタリー映画、それにライブ・パフォーマンスを織り交ぜてプログラムが組まれている。
そのティーネージャーはシカゴ郊外に在住、今回初めて会うことが出来た。マンハッタンの既に大人びたクソ生意気そうなティーネージャーと違って、素朴で純で真直ぐさが会った瞬間から伝わってきた。ただお土産に持っていったTシャツはどうやら彼らにはちょっと大きすぎたみたいだった。
11歳で作ったという初めての作品を見せてもらいながら、彼らも「この頃はまだ声が高かったんだよ~。」とケラケラ笑いながら楽しんでいる。学校のプロジェクトから始まったという映画制作が世界中から注目されることになるなど思いもしなかっただろう。
この訪問は仕事先のお客さんと隣接した町であったことから実現した。レンタカーも含めて全て必然のように自腹を切る事なく、なるべくして導かれているようにしか思えなかった。
その日の夜は仕事関連の用事が終わってから、宿泊先ホテル近くにそびえ立つシアーズタワーの展望台へと行く事が出来た。短い滞在であり、時間の制限のある中で行きたかったところのひとつだった。
シカゴの街は海のようなミシガン湖に面し、そこに向かってハイウェイや道路が四方八方から向かっている。
全ての道はシカゴへと通ず
と言わんばかり。その昔、ここへ馬車で荷車を引いて物を売買していたのかなぁと思うと、私も希望に満ちたワクワクしたような気持ちになっていた。
私は今でもマンハッタンに恋している。けれど最近はジェットコースターのような起伏の激しいような感情は持ち合わせず、至って平穏の関係になっている。だからシカゴは新しく出来た友達のような感じだ。この街が好きだなぁと思った。
それにしても感謝することの多い毎日が続いている。それも『オーラの泉』で良く聞く台詞、《偶然ではなく必然です。》ということが多く続いている。何度も何度も「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と言いながら天に感謝している。
そしてシカゴ第2日目にも念願だったある夢が叶った。
<つづく>

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