全13件 (13件中 1-13件目)
1
いままで自分が発する言葉について、深く考えたことが無かった。最近はやりの生成AIで文章を作成すれば、自分の頭で使用禁止用語を検閲しなくてもSDGs的な寛容なものができるのだろうかでも、つまらないだろうな。東京都同情塔 [ 九段 理江 ]
2024.05.30
コメント(0)
密度の濃い読書でした。幕末から第二次世界大戦までの国と国の歴史が激突するその瞬間、その時代を活写した5つの物語。上野戦争、明治維新、西南戦争、ハワイの日本人移民、南洋パラオ、シベリア出兵、満州国、インパール作戦、と盛りだくさん。西郷隆盛は実在の人物だが、パラオで不審死した米軍将校エリスやインドの独立指導者チャンドラ・ボースのことは知らなかった。5編ともその時代にその場に居合わせた名もなき日本人が主人公。無意味な戦い、と思いながらも戦争に巻き込まれていくさまが悲しい。福音列車 [ 川越 宗一 ]
2024.05.27
コメント(0)
1945年の沖縄戦の話。いつも泣いているので、みんなから「なちぶー」とよばれている「せいとく」は父に続き、兄も兵隊となり、母と妹の3人で南へ逃げることになった。目の前で母が血を流して倒れるところは、よくこれを絵にしたな、と手が止まってしまった。人を殺すことに大義なんてない。なきむし せいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語 [ たじま ゆきひこ ]
2024.05.27
コメント(0)
小学校高学年向け絵本。クジラは死んだあと深海に沈んで50年もの間いろんな生物に食べられている。肉や皮だけでなく、骨まで食べ尽くされる。最近まで、よく知られてなかったそうだ。深海で生きる生物が最後に図解されていて面白い。ヌタウナギ、ゾンビワームなど知らないものばかり。食物連鎖は、持ちつ持たれつ。海にしずんだクジラ [ メリッサ・スチュワート ]
2024.05.27
コメント(0)
梯結子(かけはしゆいこ)の4歳からの物語。幼い頃から鋭い観察眼と洞察力で、まわりのキモチワルイことを解決していく。結子みたいな子がいれば、学校でのイジメも無くなるだろうな、と思いながら気持ち良く読了。でも、話の中に時々出てくる「私」って誰恩田さん自身かな?続編にも期待。なんとかしなくちゃ。 青雲編 [ 恩田 陸 ]
2024.05.22
コメント(0)
これは1977年にスペインの出版社が刊行した「あしたのための本」シリーズを2015年に復刊したもの。人はみな平等だ。でも格差はある。この本が出版された40数年前も格差はあった。そして今も格差はどんどん広がっている。すぐに答えは出ないが、考えさせられる内容。社会格差はどこから? (あしたのための本 3) [ プランテルグループ ]
2024.05.22
コメント(0)
家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」が舞台の連作短編。誰もが避けられない死なのに、職業に貴賤は無いと言いながら、死体を扱う仕事は嫌だ、という偏見を持つ男性。葬儀社という仕事にやりがいを感じる女性。職業差別やジェンダーギャップの背景が複雑で、何ともスッキリしない読書でした。夜明けのはざま (一般書 442) [ 町田 そのこ ]
2024.05.22
コメント(0)
音の伝わりかたが分かりやすく、書かれています。耳が二つある理由は考えたこともなかった。そうなんだ。聞いて 聞いて! 音と耳のはなし (福音館の科学シリーズ) [ 高津修 ]
2024.05.22
コメント(0)
民主主義の国で暮らすことは、とてもありがたい幸せなことなのに、あまり実感がなかった。これは1977年にスペインの出版社が刊行した「あしたのための本」シリーズを2015年に復刊したもの。40年前の本だが、民主主義の根幹は今も決して変わらないことを教えてくれる。民主主義は誰のもの? (あしたのための本 1) [ プランテルグループ ]
2024.05.22
コメント(0)
ホッキョククジラは200年も生きるそうだ。人間と同じように、子供が産めるようになるまで20年かかる。クジラ目線での地球環境の変化が興味深い。ホッキョククジラのボウ 200年のたび [ アレックス・ボースマ ]
2024.05.09
コメント(0)
公正取引委員会の仕事が良く分かりました。あまりニュースでも聞かないし、地味なお役所だけど、庶民の味方、正義の味方のようです。尾行や立入調査はするけど、逮捕はできないから警察や地検と協力しなければならないのに、そこは縦割りのお役所。スムーズに事は運ばない。白熊さんのキャラが公務員ぽくなくて楽しく読了。続編へ行きます。競争の番人 [ 新川 帆立 ]
2024.05.09
コメント(0)
見た目は本当に食べられそうな「エビフライ」リスが松ぼっくりの種を食べるなんて!今度近くの山を注意深く観察して、発見してみよう。せっかく、田舎に住んでいるんだから。イノシシやシカ、タヌキは見たことあるけど、リスにはまだ会ったことがない。リスのエビフライ探検帳 ~マツボックリの大変身!~ [ 飯田 猛 ]
2024.05.09
コメント(0)
家庭菜園で野菜を少し作っているけれど、花が咲くまでに収穫してしまうので知らない花がたくさんあった。放っておくと、こんなにきれいな花が咲くのねやさいのはな なんのはな? (かがくすっ) [ 宮崎 祥子 ]
2024.05.05
コメント(0)
全13件 (13件中 1-13件目)
1