福寿草

福寿草

2009.02.24
XML
カテゴリ: 雑記
きょうのお天気は、風のない穏やかな日です。

庭にひよどりが今日も元気にりんごを食べては、羽を休めてうつら
うつらしているのを見ていて和まされております。

娘の国家試験も無事完了しました。
父親はいつも喜んでベッドで成績が上がるのを楽しみにしていました。
学校の先生が、高校選びの時、全く公立を選択肢に考えて
くれていなかったことを笑って思い出すことがあります。
「やる時が来たなら爆発ダッシュだぞぉーだもんね。」と


娘は勉強よりも好きな世界、場所によって中学生活を終えました。
学校の図書館とその仲間たちによって支えられて
いたようです。のんびりと好きな世界にどっぷりでした。
担任の先生の心配をよそに、公立も受けました。
障害年金暮らしの家庭に似合った選択に叶えて備えられて
ベッドサイドで夫と大喜びしたのも昨日のようです。

夫は「けつぺたで受かるかもな」と言い
私は「真ん中ぐらいで合格だといいな」と言い
娘にプレッシャーをかけなかったのは
夫の言葉に楽な気持ちで受験出来たと後で話してくれました。


まだ、人前で父親のことを話題にしたくない、お涙頂戴しているようで

父親の為に頑張ってきた娘に私から「ありがとう」です。
卒業式に「親が参加してもいいかな」と笑って
聞いたなら「いいよ」。お父さんの写真を持っていたならまるで
テレビドラマの見世物みたいでしょうか。
「いつも、そばにいるからな」と言ってくれた夫にも感謝です。


学校関係者の方達に感謝の気持ち現そうかな、いいや
でしゃばりすぎかな。なんて・・・最後に親にとっても
卒業は嬉しいことです。
新しい出会いの扉が娘に待っています。
その娘がしきりに、私に外に出るのよと言うようになりました。


今さらながらですが
息子は悲しむ時間もなく慌しく就職、結婚と
この世界的不況の中で仕事しています。大学も卒業式には参加など眼中に
ありませんでした。その時間も気持ちもありませんでした。

お葬式の次の日に彼女の元へ
走って行った息子に驚き、また、あわれにも思い
また、彼女がいることが幸せなのかもと思ったり。
進行中の現実をただ、待っているだけでした。

やっと、就職の出発前の10日前に我が家に戻りました。
就職先に旅たつ日、バスから手を振った時
娘と私とで家族であると感じた瞬間でした。

家族が欠けて、まだまだ残り香がありますが
息子達が無事に結婚出来ました。
新しい家族と欠けた家族がなじむまで歴史が始まりました。

お父さん、たまにはこの家族を温かく見守っていて下さいね。
ひよどり、お父さんでないよね。
去年はつがいだったのに、一羽で来てライラックの
枝でもっこりして休んでいます。

あれれ・・・娘が自分用のおにぎりがテーブルに。
私が食べましょう。
誰に似たのでしょうか。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.02.26 09:26:03
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: