福寿草

福寿草

2009.06.05
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カテゴリ: 雑記
つけ放しにしておいたラジオから

ベートベンは恋愛を沢山したそうですが、実ることはなかったそうです。
ラインワインが大好きで死の淵に間に合わず、ついたとき
「遅かった」と言ったそうです。56歳の若さだったようです。

一方、ゲーテは高齢になっていて
いつものように朝食とラインワインを飲んでやがて倒れて
「もっと、光を」と言って亡くなったそうです。
どこかできいたようなセリフです。


そして、何となく
石川啄木の単行本を出して見ています。義父から譲り受けたものです.
寂しい歌から、よく書いたものだと感心です。
 「ふるさとの訛りなつかし
  停車場の人ごみの中にそを聞きにゆく」

この歌から啄木の行動的さが見られます。
私の場合は駅の雑踏に行けば、そのまま故郷へ向かう列車に
乗りそうで暫らくは駅には近づけませんでした。
そのくせ、「ふるさと」や「赤とんぼ」で見事にうるるんです。
禁句な歌です。ひとりで聞く歌です。

ふるさとは夫と過ごした処だと思うようになっています。

生まれ育んでくれた大切な処です。
どちらも比べられない処になっています。

こうして家にいて
先人の人生から
本や音楽に触れるのも悪くありません。



仲間と揺れがおさまるのを見ていました。
お仲間は残してきた家族の心配でした。
私は口には出しませんでしたが
猫ちゃん達でした。(レベル、どうしたの?)

学内にでると
林からセミの声が聞こえて来ました。
そろそろ、ライラックも終わり
ヨサコイソーランが始まります。
今の私は遠くでセミのように音を聞いているでしょう。

あの稚内南中ソーランが強烈的で
参加再開したなら、リピーターになって
観戦したいなと思うほどですが。
素朴で生き生きした先人の暮らしが
伝わってくる踊りだったからです。
短い夏がそこまで来ています。
夫のいない夏がここにも来ています。






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最終更新日  2009.06.06 06:45:00
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