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ニュースで、子供が居なくなる話を耳にすることが珍しくない世の中になっています。
そんなニュースを聞くたびに、居たたまれない気持ちになりながらも、何処か違う世界の話を聞いている様な気もしていました。
それが、我が身に降りかかるまでは・・・
昨日、えよんが行方不明になりました。
探し始めて1時間後に、無事見つかったのですが、本当に、探している間の時間が、永遠のようにも思えて、生きた心地もしませんでした。
事の始めは、いつもオリニジプが終わってから、えよんに勉強を教えてくださっている方から、「えよんちゃん、まだうちに来ていないんですけれど・・・どうかしましたか?」という電話からでした。
夕方4時。
えよんの学校は3時に終わっています。
その日は、博物館に見学に行く日だったので、帰りが遅くなっているのかな?と、思った物の、何の連絡も無く、1時間も遅れるのは、おかしい!と、オリニジプに、確認の電話を入れたところ、
「3時に、いつも行くお宅の前で降ろしましたけど・・・」
何を言ってるの???
いつもは、そこのお宅の玄関まで送り届けてくれるのに、今日は、アパートの入り口のところで、えよんに
「自分で行けるでしょ?」
と、先生が言い、えよんが
「うん」
と、言ったので、そのまま置き去りにしたとか・・・
私、えよんに勉強を教えてくれる先生、園長、園の運転手、担任の先生による、大捜索が始まりました。
防犯カメラのビデオを確認し、えよんが、アパートの入り口から出て行ってしまったことを確認。
その時間から、既に1時間が経過してるので、この近くには居ないかもしれない・・・
誘拐が、本当に多い韓国。
えよんの身を案じて、涙が止まりませんでした。
でも、泣いてばかりはいられないので、とにかく、みんなで探すことに。
家に帰ろうとしたのかもしれない・・・と思い、えりんを抱いて、帰り道になるところを、大声で名前を呼びながら、探しました。
私の尋常では無い様子に、えりんも、一緒になって大声を張り上げ・・・
この日の送り担当の先生は、去年、えよんの担任だった人でした。
付き合いが長いので、えよんが方向音痴であることは、知っているはずなのに・・・
「えよんちゃんが、自分で行けるって言ったんですよ」
半分笑い顔で、そう弁解する姿に、腹が立ちました。
夫に電話したものの、夫はこの日から、チェジュ島に、職員旅行に行くことになっており、空港で、今まさに、飛行機に乗るところでした。
何とかして、帰る。
と、夫は言ったのですが、彼が帰ってきたところで、正直、えよんが見つかるとは思えず・・・
もうチェックインしてるし、戻るのに時間がかかるはずだし・・・
とにかく、連絡を待って!
と、待たせ、みんなであちこちに散らばって、もう、警察を呼ぶしかないかも・・・というところまで来て、見つかった!!!との連絡が入りました。
道端で大泣きのえよんに、通りかかった人が不審に思い、カバンに書いてあったオリニジプの連絡先に連絡してくれたのだとか・・・
えよんの顔を見たとたん、また涙が止まらなくなって、母娘共々、抱き合ってしばらく泣き続けました。
夫には、そのまま旅行に出るように電話をし(無理をして帰ってきてもらっても、不機嫌な夫の相手をする元気が無かったので)、その場は、ドキドキが収まらないので、園長の謝罪の言葉もそこそこに、えよんに勉強を教えてくれている先生のお宅で、気を休めてから、家に帰り、まだドキドキしているので、友達の家に行って、一緒に食事して帰りました。
えよんは、エレベーターに乗って、勉強を教えてくれる先生のお宅に行こうとしたようですが、降りる階を間違えて、留守宅に行ってしまい、先生が留守だと思い込んで、家に帰ろうとしたそうです。
が、いつも車で通る道なので、家からはそう遠くは無いのですが、道が分からなくなってしまい、見当違いの方向に行ってしまったとか・・・
何しろ、自分家を覚えるのに1年半もかかった人ですから・・・自力で家に帰るのは、到底無理だったと思います。
幸いにして、まだ、気付いた時間が早かったことと、この地区のほぼ全ての道が、車や人が通る道なので、どこを通っても、沢山の人に出会うと言うことでした。
とはいえ、オリニジプの先生が、車から降ろしてから見つかるまで2時間。
5歳の子供が彷徨うには、あまりにも長い時間でした。
ショックを受けていたり、心の傷になっていないか、心配していましたが、今のところ、そんな様子は無いので安心しています。
無事見つかったからよかったようなものの、今回のことは、私たちにも、オリニジプにも、そして、本人にも、大きな問題を投げかけた出来事でした。
えよんが、傍で元気でいる。
ただそれだけが、どれだけ幸せなことか・・・
本当に、考えさせられました。