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勤行



本来出家信徒、在家信徒に限らず、勤行と云うのは経を読誦することによって、勤め励むことを指す。仏教用語としては、仏教における実践徳目である波羅蜜のひとつ精進波羅蜜(しょうじんはらみつ。 この場合は仏道修行に勤め励むこと)と同一視され、寺院や自宅の仏壇の前で時を定めて行う読誦・礼拝などの儀式をいう。お勤め(おつとめ)ともいう。

勤行には、平時の日課として行われる日常勤行のほか、彼岸会、盂蘭盆会などの年中行事に行われるもの、故人の追善の法要として行われるものがある。
その意義については、仏教徒である事を自ら証するため、経典に説かれる善業(ぜんごう)のひとつとしての実践などど説かれる。また追善法要として行うものは、善業を行った功徳を、故人の冥福を祈って回向するものである。また仏恩・師恩に対する報恩報謝、仏徳讃嘆の為に行うという意義も説かれる。

茶道の千家などでは、朝晩の勤行を当たり前のこととして公言している。坊主がやるとどうしても葬式くさくなるのだが、仏教を信奉する在家の仏教徒においては、もっと堂々と勤行をすればいいのではないだろうか。私はかつてカトリックのクリスチャンであったが、(ちょっと古い)ラテン語でのミサの祈りを完ぺきにできる。もう年頃ではないが、司祭の傍らでミサをサポートする赤いローブに白いスモックの侍者がつとめられたということだ。

日本人はどうしても宗教的なにおいを、人前に出したがらない。どうしてだかわからない。信教の自由は憲法で保障されているはずなのだが。だから外国人には「ニッポンには宗教がない」などと揶揄される。信じ込む信じ込まぬは別にして、やはり宗教的バックボーンを持たぬことには、やはりさびしさを覚える。伊勢神宮でも創価学会でもイスラムでもいいじゃないか。生きる骨格がほしい。





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最終更新日  2014年05月10日 22時59分27秒
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